「【今作は英国農場を史上最も成功した滞在型音楽スタジオに変えた兄弟と、1970代-現在に至る名曲誕生の物語である。CDラックの奥から懐かしのCDを沢山出して車で爆音で聴こう!】」ロックフィールド 伝説の音楽スタジオ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【今作は英国農場を史上最も成功した滞在型音楽スタジオに変えた兄弟と、1970代-現在に至る名曲誕生の物語である。CDラックの奥から懐かしのCDを沢山出して車で爆音で聴こう!】
ー 冒頭、イキナリ、故オジーオズボーンが登場し、ロックフィールドについて語り始める。慌ててフライヤーを見るとブラックサバスと書いてある。
ロックフィールドと言えば”ザ・ストーン・ローゼズ”のファーストアルバム、”オアシス”の”モーニンググローリー”、が出来上がったスタジオと聞いていたので、その正に牧歌的なロックフィールドの広大な敷地に、牛がノンビリと草を食んでいる姿を見ると、ビックリする。
更に驚くのは、ここにはロバート・プラント、クイーン、デヴィッド・ボウイもレコーディングに来ていたという事実である。
その後、ニューロマンティック&ムーヴメントが起こり、ロックフィールドが一時経営困難になったという話は納得である。
まさか、ここにヴィサージやウルトラボックス、デュランデュランが来て、レコーディングしていたら、吃驚だよな、と思っていたら、ナント、アダム・ジ・アンツが来ていた。マジっすか。
そして、登場する”オアシス”のリアム・ギャラガー。相変わらずノエルとの喧嘩話をしている。いい加減に仲直りして、キチンと日本に来いよな。
”マニック・ストリート・プリーチャーズ”の個人的名曲”if You Tolerete This Your Children Will Be Next"が流れ、盛り上がる。今度CDラックの奥から引っ張り出して車で、爆音で聴こう。
更に、”コールドプレイ”の初期名曲”イエロー”がロックフィールドで誕生した経緯を語るクリスマーティンの姿と、ライブ映像まで流してくれて、とてもうれしい。コールドプレイもCDラックの奥から引っ張り出して車で、爆音で聴こう。
<いやあ、良かったっす、このドキュメンタリー映画。フライヤーだけ持っていたんだけど、まさか観れるとかなあ。
今作は、英国農場を史上最も成功した滞在型音楽スタジオに変えた兄弟と、1970-現在に至る名曲誕生の物語なのである。>