ロックフィールド 伝説の音楽スタジオのレビュー・感想・評価
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牛や豚や鶏に囲まれて生まれた英ロックの名盤たち
英国のロックシーンを紐解く上で欠かせないのがロックフィールド・スタジオ。このドキュメンタリーはロンドンから200キロ以上離れたウェールズの片田舎にあるこの農場兼滞在型レコーディング・スタジオにどんな魅力が詰まっているのかを、創設者や名だたるミュージシャンたちへのインタビューを通じて解き明かしていく。スタジオの歴史を見つめることは、当然ブリティッシュ・ロックの潮流を俯瞰することを意味する。そして地理的な利点にうなづく部分も多い。例えばブラックサバスが思うままに音を奏でるにはこの地が欠かせなかったろうし、またストレスフルで手狭なロンドン生活から離れ、大自然に囲まれたスタジオで共同作業することはあらゆるミュージシャンにとって意義深いものだったはず。出演者の一人の「僕らにとってホグワーツのようなもの」という言葉も印象的。この先、ゆかりある名盤を聴くたび、本作で目にした風景が脳裏に浮かんできそうだ。
作曲は打ち込みのみにあらず。スタジオだよ。
2022.2.1(火)
UPLINK吉祥寺で「ロックフィールド 伝説の音楽スタジオ」を観る。
「ボヘミアン・ラプソディ」でクィーンがレコーディングに行った1963年に作られた農場の中にある音楽スタジオの歴史を描いたドキュメンタリー。UKロックバンドが数多く登場してロックフィールドでのレコーディングの思い出を語る。
豚と鶏と牛(「グンダ」みたい)のいる農場の建物に鳴き声が聞こえないように防音を施し、高価な機材を導入してバンドをやっていた兄弟が設立したスタジオでは数々の名曲が録音されていた。自然に囲まれたストレスの無い環境は名曲を生むのかな。
私が一番印象的だったのは、オアシスのリアム・ギャラガーが「今はドラムやハイハットの音をeメールで送って来るんだぜ。10年したらこういうスタジオは無くなる」と残念そうに語るところだった。
興味深い
音楽は聴く、ライブは観る専門なので、
あそこのスタジオがどうだ!、などという
こだわり知識は全くないため、
もちろん、こちらのスタジオのことは、
微塵も知らなかったのですが、
大好きなシャーラタンズが出てるので観た次第。
それでも、アニメーションとコラボさせた映像が
ポップで可愛らしくて楽しみながら、
あるひとつの歴史あるスタジオの在り方として、
興味深く観ることができました。
ブラックサバスやクイーンをはじめ、 ストーン・ローゼズからブリット...
ブラックサバスやクイーンをはじめ、
ストーン・ローゼズからブリットポップ全盛期を彩る名曲の数々が、
このロックフィールドで生まれたと思うと、ホント感謝しかない。
ビジネスチャンスは転がっている。
多くの曲に息を吹き込んだ場所
ロックフィールドの長い歴史を描いているので、知らないミュージシャンも知らない曲も出てくるのだけど、カメラワークも綺麗、イラストの使い方も良い感じで、映像的にも良かった。でもそれだけじゃなく、ここで作られてきた音楽の裏側のドラマを垣間見ることができ、アナログがデジタルにとって変わる時代の変化を寂しく思いつつ、この時代を生きてくることができたのはラッキーだったと感じた。
淡々と ただただ淡々と
ドキュメンタリーの潔さが気持ち良い。
情報量も流す音楽の長さも加減良く ラストまで快適にドキュメントを楽しめる。
使われている器材の面構えが懐かしい。
缶詰めさせられても遊ぶミュージシャンたち
このスタジオのことを意識したのはオアシスのドキュメンタリー映画を観たときのこと。こんな田舎のスタジオがあるんだってことに少し驚いた。そして映画「ボヘミアン・ラプソディ」でのレコーディングシーンでこのロック・フィールドを再認識した。
実際の映像を観て連想したのが、小説家をホテルに缶詰めさせて原稿書かせるシーン。昔の映画やドラマにはよくあった、あの手法と(作らせる側の)考え方は同じなのかもしれない。集中させる場を作って、他のことに気持ちが行かないようにするというやつ。でもさすがはロックミュージシャン、ドラッグやったり、町にあるパブに通ったり、楽しんでいたようだ。だから、ストーン・ローゼズみたいなことになったのかも。あのセカンドアルバムが完成するまで2年半も滞在するなんてレコード会社も想像していなかっただろう。
他にも、シンプル・マインズやシャーラタンズ、コールドプレイなんかが出てきて、当時を語る。ドキュメンタリーとしては正しいのかもしれない。オアシスも含めて、自分にとってとても大切なバンドのエピソードが聞けたのは面白かったのだが、全体として面白いドキュメンタリー映画だったとは言いづらい。
ただ単に自分が期待していたものとは違っていたからかもしれない。当時のレコーディング風景の映像を期待してしまっていた。録画していないものもあるし、そもそも出演を断ることもある。一番面白そうなエピソードがありそうなストーン・ローゼズが出ないんだもの。
アナログ万歳!!!
音楽はPCで作るものが当たり前の世代にはピンと来ないんだろうな?セッション重ねて、人格と人生が絡みあってぇのケミストリーなんて。もしかして漫画「BECK」で終わり?(笑)デジタル技術と数式で楽器の音を作れるようになった。今や誰もがマルチ・ミュージシャン。創作の裾野広がったなー、素晴らしい。きっとこれまでだったら世に出なかった才能もたくさん芽吹いたんだろう。
けど、オールドタイプの私はケミストリーを信じて病まない。魔法があるって思いたい。シタールを持ち込んだアーティストがいたからアノ曲が出来上がり、レゲエ調だった原曲はロックの名曲となり悪魔を憐れむようになったと思うのです。
アナログは不便だけど(今となっては)成果にいたるまでには多くの人、時間、空間、思念、思想、感情、ドラッグ、セックス、、などなどのありとあらゆる不確定で脆弱かつ(時には)無限のものが介在していたんだろうと思います。それらが何らかの理由でスパークし、一気に凝縮、圧縮され見たこともない宝石の原石が生まれる、、、まさに魔法が起こる、いや起こっていた、、。信じがたいけど、だって魔法の杖を振っていた人が話してるんだもん、農場の中にあるスタジオの魔法話を。
そこにしかない反響。残響。
そこにマイク置く?
夜空に流れる星にも意味がある
Eって音はひとつじゃない。
揃わなくてもハーモニーになる
1+1は100にも一億にもなる。
そんな魔法はデジタルにはできない。
演算結果でも導き出せない。
だって魔法は人知を超えるもんね。
ストーンローゼスのアルバム。久々に聴こう
音楽はメロディさえ作れれば良い訳じゃない
作品としては、キーパーソンの出演が少ないなーってのと、ドキュメンタリーテレビと何ら変わらないです。だから、ロックファンじゃなければ退屈でしょうね。
酪農をやりながら、音楽スタジオというのが、最もクリエイティブな発想だ!
まさか、酪農をやりながら、音楽スタジオとは…。
酪農をやりながら、ペンションを経営しているような感覚だろうか。
このドキュメンタリーは、音楽に詳しい人は当然ながら楽しめ、ブリティッシュロックなんて、まったく知らねぇなんていう人も十分楽しめる作品だ。
この映画に出てくる人物の中で、最もクリエイティブなのは、ミュージシャンではない。音楽好きの兄弟キングズリーとチャールズだ!
ぜひ、劇場でご覧ください!
洋楽好きにはたまらない
70年代にウェールズの農場を改装して作られた、世界初の滞在型音楽スタジオ・ロックフィールド。ここから数々の名曲が生まれたということで、錚々たるミュージシャンたちがその思い出を語るドキュメンタリー。
オジーのインタビューとか、リアムとノエルの派手な兄弟喧嘩のエピソードとか、およそ洋楽好きならおおっ、となるようなインタビューが満載で、それだけでも観る価値は十分。逆に言うと本当にただそれだけの映画ではあるんだけど、洋楽の歴史の一端を担ってきたスタジオのヒストリーを映画に仕立てるというのは、それだけでも資料的価値が高い。
ストーン・ローゼズもオアシスもコールドプレイも!
2022年1月18日
映画 #ロックフィールド #伝説の音楽スタジオ (2020年)鑑賞
UKロックの名作を多数生み出した伝説の録音スタジオのドキュメンタリーです
あの #クィーン の #ボヘミアン・ラプソディ もここで作られたんだと思うと感慨深かったです
@FansVoiceJP さん試写会ありがとうございました
タイトルなし
ロックフィールド
1960年代
音楽好きのキングズリーとチャールズ兄弟が
イギリス・ウェールズに作った
伝説の音楽スタジオ
歴史を辿るドキュメンタリー
英国のロック史を紐解く作品
クイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」は
映画『ボヘミアン・ラプソディ』の中で
レコーディングの様子が描かれている
ロックフィールドで生まれた名曲は数多く
オジーオズボーン 、ロバートプラント
リアムギャラガー 、クリスマーティン
ミュージシャンらもこの作品に登場し
当時の逸話や誕生秘話を語っている
イギーポップ 、デヴィッドボウイ も現れた
コールドプレイ のイエロー誕生秘話好き
"ロックフィールド宿帳"
すごく貴重‼︎
今は宿泊先施設となっているそうで
ロックファンにとってここは聖地ですね‼︎
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