デューン 砂の惑星 PART2のレビュー・感想・評価
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前作でのワーナーの詐欺商法が払拭されたPART2
前作ではワーナーの詐欺商法により大きな失望感を味あわされ、続編が作られても絶対観るもんかと宣言していたものの、月日は流れ結局は再びワーナーの思惑に乗せられ本作も観に行ってしまった。
しかし結果としては観ておいてよかった。
これこそが観たかったDUNEだった。
逆に前作は本当に何も展開無かったのではと思わずにはいられない程の内容であったと再確認。
ただ、前作があったおかげで、どういったキャストでどんな演出で見せてくるかというのは把握出来ていたので、今作は純粋に物語に集中して入り込むことが出来た。
作品全体として今作はデイヴィッドリンチ版の後半の1時間を3時間近くかけて描かれたもので、しかし前作のようにダラダラした展開はなく、じっくり丁寧に物語が進行しダレることなく最後まで楽しむ事ができた。
特に今回はリンチ版と異なる展開が前作以上に描かれておりその違いには驚かされた。
戦闘シーンではSF映画的なものというよりはリアルな戦争映画的な感じがあり、迫力あるアクションも見応えがあってよかった。
ただ個人的な好みとしてはやはりヴィジュアル面ではリンチ版の毒々しいほうが好きだなぁというのが正直な印象。
しかし今作は前作のようなガッカリ感を味あわされる事はなく、かといってめちゃくちゃ名作かと言われればそこまではいかないものの、ドゥニビルヌーヴ版もこれはこれでよいなと思わせてくれる説得力はあったのではと思った。
ビルヌーヴ監督は続編の構想があるようだが、今作の出来の感じでは是非観たいと思った。
ラストシーンだけで★+0.5
覚醒と激情のエクスペリエンス!
"DUNE/デューン" シリーズ第2作。
IMAXレーザー/GTテクノロジーで鑑賞(字幕)。
原作は未読、デヴィッド・リンチ監督版も未見。
今年公開の映画で「オッペンハイマー」と同じくらい楽しみにしていた本作。観るならエキスポシティのIMAX一択だと決めていました(前作も同じ環境で観ました)。
世界観の説明と陰謀劇が中心で最高の睡眠導入効果を有していた前作(失礼)はまさに助走でしかなく、ポールの覚醒と復讐劇を激情たっぷり迫力満点のスペクタクル・アクションたっぷりで描いていて、目まぐるしさがハンパない!
新キャラが続々登場したのも目が離せないポイント。オースティン・バトラー演じるフェイド=ラウサのキレっぷりが印象に残る。目立った活躍が無い人物もいたので、本作のヒットでシリーズの継続が成れば活きるキャラなのかも?
前作もすごかったですが、それを軽々超えて来る圧倒的なエクスペリエンスにしびれました。全編IMAX撮影されているから没入感が凄まじいし(全身砂まみれになっちまったと錯覚するくらいの臨場感を味わえた)、体中にビリビリ響く重低音と音圧がものすごい劇伴によって作品世界を文字通り体感させてくれました。鑑賞の際はIMAXを全力で推奨します!
期待以上でした
尿意コントロール必須!
うーん、、、
エンタメ系は分かりやすい方が好きだな
これはIMAX一択
サンドワームがパッカーーンと口を開ける音が、風圧となって頬を撫でた。ここまでの音量をIMAXで感じた事がない。圧巻の映像と怒涛の音響が、渾然一体となって観る者を襲う。私たちは今、惑星アラキスで、ポールのすぐ側にいるんだ。砂の感触や匂いまで感じられそう…本当に没入感が凄かった。
前売り券も買ってパート1のリバイバル上映も鑑賞して、万全の体制で2を鑑賞(ちなみにリバイバル上映では、ティモシーシャラメとゼンデイヤのメッセージ、それからサンドワームサーフィン(笑)に成功するポールのシーンが先取りで観られました)。指折り数えて公開を楽しみにしていた気持ちが、もう最高の形で昇華されました。
パート1は序章に過ぎず、物語の本番はパート2から、という印象。一族の滅亡という悲劇を経て、導く者としてポールが覚悟を持ち、力に覚醒し、崇め奉られていく過程が詳細に描かれます。
「過酷な環境では、信仰がないと生きられない」
という台詞が刺さった。DUNEの世界の真理のひとつだろう。だがこちらの世界にも通じる気もする。
スパイスに晒されて瞳が真っ青に変化していくティモシーシャラメ君も美しいです。というか、ヴィルヌーブ監督が撮るティモシーシャラメ君が美し過ぎて、それだけで2,500円の価値があると思った。演技上手い上にどの角度で見ても美しいってどうなってるんだ。パート3を期待しても…いいんだよね?
大画面サイコー!
1を見てからずっと楽しみにしていたので今回も絶対大画面で高音質でスケール感を味わわなくちゃ!と行ってきました。
期待通りに映画館の音響で砂漠の地響きを味わいながら、なんでこんな砂色一色の世界でこの面白さや緊張感迫力が体感できるのかハイクオリティすぎて意味が分からない。
途中IQ高め?なマッドマックスシーンがちょこちょこあるのも楽しいです。高揚感の高い展開が多いのも盛り上がって最高!ずっとカッコ良かった!
IMAXで観るべし!
良くも悪くもPart2
ストーリーをしっかり追うのではなく、大スクリーンの目の前で広がる圧倒的な世界を堪能するだけで十分価値のある作品
一つだけ気になる点が、、
映画はこうでなきゃ!
極上の重低音を体感するために作ったかのような一作
『DUNE/砂の惑星』(2021)はもう3年前の映画なのかー、と思いつつ、特に復習などしないまま鑑賞した観客による感想です。
前作はいわば、2時間30分かけて『砂の惑星』の世界設定を解説した導入部であることが、本作によって一層明らかになります。前作で辛くも逃げ延びたポール・アトレイデス(ティモシー・シャラメ)とレディ・ジェシカ(レベッカ・ファーガソン)が、チャニ(ゼンデイヤ)らの力を借りつつ宿敵ハルコネン家に復讐していく怒涛の展開は、主筋だけ見れば典型的な「貴種流離譚」であって、それほど理解がむずかしい内容ではありません(『バーフバリ』シリーズでも似たような展開あったな…、って思う人も多いかも)。
そのため並みの演出であれば、「どっかで観たような話だし、冗長だなぁ」となりそうなところ、さすがにドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は些細な場面であっても、壮麗な美術、斬新な映像、そして重厚な音楽で、常に観客の期待感をかき立ててくれます。
特に際立っているのは重低音の迫力で、作中の環境音や劇伴音楽という形で常にずーん、ずーんというリズムが客席に伝わってきます。本作は長大な物語やヴィルヌーヴ監督の映像美を堪能すると同時に、極上の重低音を体感する場ともなっています。
そのため、もしIMAXでの鑑賞が可能な地域にお住まいで、「追加料金を払ってIMAXで観ようかどうしようかなぁ…」と迷っておられる方には、可能な限りIMAXでの鑑賞をお勧めします。
見せ場の連続で長尺が苦にならない作品ではありますが、数少ない難点は、作品固有の単語が盛りだくさんな上、アトレイデスらに複数の通り名があるなど(ロシア文学か!)、「あれ、この単語ってどういう意味だったっけ?」という疑問に集中力が奪われがちなところ。
もちろん十分な予習、復習すればいいんでしょうが、たいていの人には極めて困難なので、公式ホームページの人物相関図、あるいはパンフレット巻末の用語集にざっと目を通しておいてもいいかも。なおパンフレットは値段の割に情報が膨大で、デザインも素晴らしいので、資料集としても購入を強くおすすめしたい、のですが、内容に触れる記事が多いため、用語集以外のページは鑑賞後にご覧になるのがよいと思います!
望むのでない、謀るんです
まさかの嫌いな展開だった。
PART1のレビューにも書いたけど、若い頃大好きだった小説。今週アマプラで復習観賞、先のストーリーはほぼ分かっているので、どんな展開になっているのか期待しながら着席。あれ?全体的に説明が足りなくない?
まずはポールがなぜそんな能力を手に入れる事ができたのか、きっかけはPART1にあったけど、説明不足だったよ。そしてPART2に出てきたフェイド=ラウサ、ポールと同じ様なきっかけは出てきたけど、同じ様に説明足りなくない?
ずっとモヤモヤしてたのが、原作と違い、ずっと砂漠での戦闘シーンだった事。レーザーとか結構未来的な兵器も出てきてるのに、チャンバラばかり。スパイスも砂虫も存在感が弱かった。そして、核兵器の話なんてあったっけ?あと、ポールのリーダーっぽさが弱かった。あれ?チャニとは早めに結ばれなかったっけ。あら、PART3も予定してるのかな。
予想と違いとても残念でした。
初見に厳しいpart2
〈デューン〉シリーズ第二弾
part2だけど前回までのダイジェストがないので、ちょっと初見の方には厳しいかな?
けれど、壮大な砂漠のサンドワームの迫力はさすが。
昔、原作を読んでいたクチなので、頑張ってストーリーを追いましたが…
シリーズを読んていたおかげで、
見ている間に何となく記憶掘り起こされたので助かりました。
馴染みのない人には面倒くさい用語が続出、混乱してしまうのでは?
とはいえ、馴染みがあっても背景が同じような感じなのか、時々あくびが…
part2は、地位を追われた母と息子が、
砂漠の民の中に入り込み、民をまとめて蜂起するという物語。
フレーメン、ベネ・ゲセリット、砂漠ネズミ:ムアッディブ、懐かしい用語の数々。
ラストでチャニが砂漠へ向かった。(そうだっけ?)
ポールの妹は無事に誕生したのだろうか?
そして、ポールとチャニの間の双子は?
そこら辺は、part3で色々と明かされるのを楽しみに。
このシリーズは、数千年間に及ぶ宇宙規模の帝国の興亡なので、
全ての映像化は無理だろうけど、とりあえずはこのシリーズ最後まで付いて行きます。
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