「実話なの!」ゴヤの名画と優しい泥棒 三毛猫泣太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
実話なの!
そしてバントンの役作りの完璧なこと。エンドロールの実物写真が主人公と似過ぎてて、実話という体の物語なのねと納得しかけたけど念のためwikiを見たら実話でした。登場人物がいいね、みんなたってて。嫌なヤツもそこまで漫画的に描かれてなくて、パン工場の上司はちょっと短絡的な描き方でしたがあれは登場時間が少ないからギリギリ許容範囲、パメラの中途半端なアバズレ感とかもホントにちょうどいい。あと何しろヘレン・ミレンです、締めるよね~。はしゃがない、いつもへの字口、いかにもイギリス人おばちゃんて感じ、見たことないけど。裁判中に書記とか判事の女性が共感の態度を示すの、もちろん気持ちはわかるしバントンのユーモアに引き込まれるのだけど、それに反応するのが女性だけってのが気になりました。
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