劇場公開日 2022年2月25日

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「優しい泥棒の意味」ゴヤの名画と優しい泥棒 なないろさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0優しい泥棒の意味

2022年3月9日
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幸せ

タイプライターの音と劇中曲が重なりあう軽快な始まり。なにか面白いことが起きそうな予感を起こさせる。

主人公はとってもユーモアに溢れていて、お決まりのように家族は振り回されるんだけど、息子の父親思いな部分がおだやかな気持ちにさせてくれる。

裁判での主人公のユーモアはこの映画の見所でもあります。事件の真相を知ったとき、優しい泥棒の本当の意味が解りました。どちらの側面から見ても優しいんです。
思わずほろりとさせられる場面もありました。

本当の優しさって連鎖する。
世の中捨てたもんじゃないなって気持ちになった。

大どんでん返しっていうわけでもないし、ダイナミックな演出はしてないのに心地よい爽快感。主人公、弁護士共に素敵なセリフがいっぱいあって裁判のシーンは何度でも観たい。

ヘレンミレンとの小気味良く踊り出すシーンも好き。日本映画にはない、映画のこういうワンシーン大好きです。

なないろ
talismanさんのコメント
2022年3月9日

なないろさん、コメントありがとうございます💞

talisman
talismanさんのコメント
2022年3月9日

台詞が素敵で本当に優しくていい映画でした。

talisman