「これは痛快!」ゴヤの名画と優しい泥棒 ニコラスさんの映画レビュー(感想・評価)
これは痛快!
1961年のイギリス、愚直な父親が主人公。
ヘレン・ミレン扮する妻がガチガチに四角四面の性格であるのに反し、当時にしては柔軟すぎる発想なのか。
パン工場で同僚がバキ呼ばわりされているのに反するあたり、ボヘミアン・ラプソディのワンシーンも彷彿されたり、ファッションも車も懐かしい。
しかしこの作品の本質は誰も悪者ではなく優しさに包まれていること!
法廷シーンも非常に良かった。
心にモヤモヤが溜まったときに見返したくなる良作でした。
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