劇場公開日 2022年2月25日

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「愛おしい作品」ゴヤの名画と優しい泥棒 shin-zyさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0愛おしい作品

2022年3月3日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

とにかく全体にユーモアが溢れすぎてて、観ている間中、頬が緩みっ放しでした。特に夫婦の会話がまさに漫才の「ボケ」と「ツッコミ」の応酬で楽しくて仕方がない。国の税金の無駄遣い、差別問題、老後資金の問題など、現在にも通ずる様々な社会問題をそこここにうまく散りばめていて、それでいて決して暗くなったり重くなったりせず、笑いを交えながらテンポ良くお話しが進んでいきます。ラストのほうの裁判シーンは本当に笑いっぱなしでした。傍聴席にいる人たちや法廷にいる人たちも、演技ではなく自然な笑みがこぼれているようにも見え、皆さんいい顔をしていました。心の底から楽しめて、温かい気持ちにさせてくれるほっこりする作品でした。

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shin-zy