「優しい気持ちで観たい映画」ゴヤの名画と優しい泥棒 ぽてちさんの映画レビュー(感想・評価)
優しい気持ちで観たい映画
1961年に実際に起きた名画盗難事件を描いた作品。とは言え主人公は60過ぎのおじいちゃんで、当初警察が推測した犯人像とはまるで違う。しかも動機が、「年金受給者や戦争帰還者がBBCの受信料を払わずに済むように」というのだから驚く。更にこの話には裏があって……。
なんともほのぼのとした映画で、扱われているのは犯罪に違いないのだが、許してあげてほしいと願ってしまう。家族の絆や事件の真相も含めていい作品だった。
コメントする