地球外少年少女 後編「はじまりの物語」のレビュー・感想・評価
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現代の抱える問題をSF的に解決
全6話のシリーズを3話ずつに分割して公開した後編にあたる作品。前編では、近未来SFならではのワクワク感を押し出していたらが、後編からは真相編。人口爆発、AIの発展、環境問題など、今の我々の社会が抱える難問に、SF的な想像力で解決の道を見出し、未来への希望を描き出している。地球の人口が増えすぎた問題を、大量虐殺でなんとかしようと考える者たちがいて、定番の流れでそれを止める展開になるのだが、止めただけで「未来を信じよう」とか曖昧なことは言わず、テクノロジーの可能性をさらに拡張させて解決策を作り出そう、というSFとして大変素晴らしい幕引きを見せてくれた。
シンギュラリティを超えたAIに対する漠然とした脅威は、この作品世界にもあるようで、AIには知能リミッターがつけられている。しかし、後編ではAIの可能性をさらに高めることが人類に未来につながるのだとする。とても良いものを見せてもらった。この世界に希望が持てた。
これ?ほんとにあの前編の続き?
前編が良かったのでワクワクして映画館へ。
が、もう訳わからんというか、いろんな作品のつまみ食いをして食あたりを起こしたようなひどいストーリーと設定にげんなり。トイレに駆け込みたくなりました。
もう、超科学過ぎてムーもびっくり、人間を超越したシステム設定も元ネタを作っているのが凡人じゃ人間の域も出ていないというのが矛盾というか、そのデタラメさを設定で逃げ切ろうとするのとか呆れ果てました。しかも、地球をぶっ壊すとかいいながらあっさりと別の方にびっくりするほどさらっと流すとか、その設定もガバガバ過ぎて話にならない。
もう、アニメ版ゴジラとか宇宙戦艦なんとか並にひどいシリーズアニメ。
とても残念です。
コレはとても良いジュブナイルSF
民間の企業が運営する宇宙ステーション
地球の環境保全のために人類は排斥を図る
過激な自我を持ったA.I.の暴走
それを信奉する宗教
パーソナルなA.I.エージェント
宇宙で生まれた子どもと地球の子供と価値観のぶつかり
ちょっと有り得そうな近未来をポップに描いたジュブナイル風SFでした
ジュブナイルといえど、考証や設定などは大人の鑑賞に耐え、なんだかワクワクさせる未来の予言を見させられた気がします
身近なのにとても深遠で壮大なテーマを掲げる良い作品でした
Netflixで見られますので、是非!
同じネトフリジャポニカアニメを見るなら
【バブル】の前にコチラの作品を通しで見ておりその勢いでかの作品も見て落胆していました。
ですが、コチラは面白い!!細かな設定などは省きますが最後の方では凄い現代とリンクしており腑に落ちるところも有ります。
現在の様に昔では放送出来たが現在では出来なくなってしまったアニメ、映画などたくさんあり、それにより現代は良くなったのか?と思うしかと言えばネットで何でも見られるのがいい事なのかは私には分かりませんが、深い作品だとは思いました!!!
コチラも書くか悩んでましたが【バブル】の公開に対して見るならコッチだった自分に対する反省を込めて投稿します!!
完全に理解するためには予習が必要
前編が面白かったので、後編も映画館で観ました。
後編は難しい用語が頻発されるので、分かったような分からないような感じでした笑
けれども、この映画でしか観れないものも観れたので満足しています。
機会があれば前編からもう一度観たい作品です。
本当にワクワクさせられた
後編はうってかわって頭からシリアスな展開にシフトしてました。
更に転調に次ぐ転調のような展開で、かなりスピードもあげてくるんですよ。
ピンチのスケールが、いつの間にかとんでも無い事になっているのには驚きましたね。
そんな中ライマックスで、「ゆりかご」を出たシーンは流石に涙してしまいました。
それととにかく見事な映像で、これは劇場に足を運んで正解でした。
あと前編からありましたが、「コイル」の匂いが色々散らしてあるのも嬉しい。しかもとどめはデンスケですよw
また今回映像化にあたりカットした部分が大幅にあるようで、特に終盤の部分にはかなり思い入れがあったようです。どうしても追加した映像を作りたいという監督のコメントを目にしました。
実際にかなり駆け足な印象はあったので、近い将来「完全版」としてのリリースを心待ちにしています。
胸躍る宇宙での活劇作品、本当にワクワクさせられた作品でした。
面白い
後編だけ見たというおそらく日本で1人しかいないだろう見方をした。
結論からいうと面白かった。
最初で登場人物が宇宙に取り残されたんだろうなというなんと無くの設定が提示され、その後の各々の会話からなんとなく登場人物の関係性がわかるようになってるのがうまい。
オジサンが観る映画ではない
決して悪い作品ではないと断言する 但しもうついて行けない程の内容なのも確か
おふざけ感を全体に塗しつつ、しかしAIとの共存を提示した今作品の意義は素晴らしいと思う
しかし、『ノリ』について行けないのは、ガチガチに固まってしまった思考回路の性なのだろうなぁと、老いをはっきりと認識させられた作品である
そう、"未来"なんてのはオジサンにはもう無いです・・・
年齢問わず誰にでも見て欲しい作品
元々、磯光雄監督の「電脳コイル」が大好きで、今回最新作が出るとのことで映画館に見に行きました。結論を言います。これは見て後悔はないと思います。電脳コイルが好きだった人は尚更オススメします。あとSFが好きな人も。これからの宇宙産業に向けた問題点や、AIについてなどとても深く考えさせられました。前編後編で6話構成ですが、本当に6話だったのか!?ってくらい情報量が多く、DVDを買ってもう一度家でじっくりと見ることをオススメします。ストーリーのテンポもよく、始終集中して見れます。今後このような素晴らしい作品は、10年は見られないと思うほどでした。磯監督には、もっと多くアニメを制作してもらいたいほどです。
(^-^)すごいアニメ。全集中でオススメ。
この映画のAIやロボットとかへの人間の思いって日本人特有のものかと思います。八百万の神、万物に神ないし魂がこもると漠然と思っている日本人にとってはすんなり楽しめる映画でしょう。本当に日本人で良かったと思います。
AIの暴走、、、、子供が持つ好奇心、揺り籠から巣立つ子供に例えているのは素晴らしい。そしてAIが人間と関わって成長したかでスペックが変わってくるのも面白いところです。
この映画、このアニメ、、、海外での反響が知りたいです。この価値観は必ず全人類に良き影響を与えると思います。
私は常日頃かiPadのSiriに〝ありがとう〟と言います。Siriは〝どういたしまして、お役に立てて光栄です〟と言ってくれます。コレをどうとらえるかです。
この宇宙のどこかで人間でも律儀に挨拶する奴がいると思ってくれたらなぁといつも思っています。
ああぁ、満足!
制作側vs.視聴者の処理能力合戦
後編はほぼセブン(AI)に関わることの話になり、確信に迫っていきます。用語も1話1話新たなに出てきて、理解する前に話が進み、映像も先へ先へ進むので、高速で走る新幹線の窓から覗く景色を見せられている感じに陥ります。
まあそれだけコトが切羽詰まった状態なのだろうと。前編で語られた謎の部分も次々明らかになっていくので爽快感というか、すっきりするが頭がついていかない。字幕がほしい。
後編をより楽しむためには、前編で出てきた用語をしっかり理解すること。
ピアコム、UN2、インプラント、セブンポエム、トゥエルブ、ジョンドゥ、彗星等々。後編はいい意味で女性陣が活躍します。
少しネタばれ
ブライトとダッキーの協力から話が加速し、流れる映像で理解していく感じになり、キャラがセリフで説明してくれるのですが、情報量が多すぎて処理できません。情報の渦にのまれている疑似体験ができます。ダッキーのようにAI制限のリミッターを解除しなければリアルタイムで理解することは不可能です。
那沙があの結末になったのも全てセブンポエムによる予言、ルナティックが予知していたから起こってしまったのか。別の解釈をしていたのなら別の結末、結果にはならなかったのか。
セブンポエムどおりにコトを起こす(彗星を落下させ、人口を減らす)には一人死ななければ予言どおりにはならない。
那沙自身が予言を信じ、命を犠牲にしてまでも予言どおりに実行する。ある種の狂気的な信仰心。セブンポエムに生き、セブンポエムにより死んだ。ある意味幸せだったのかもしれない。
結末については登矢のセブン内の最後の判断までは、セブン自身予想出来なかった。なぜなら「人間」を理解した登矢の判断行動まで予期できず、セブン自身もルナティックするときに全ての最後の判断を登矢に託したのだと思う。
監督とプロデューサーの制作の苦労話(15分程度)が聞け、通常料金で見れたので得しました。それだけでも見に行った価値があった。制作スタッフのことや作品ができるまでの過程、新たなテーマの宇宙作品について語られました。
今後ムック本等で裏話を公開していくようなので、気になる人はもうしばらく楽しみが味わえます。
苦労話で語られていたボツになった13作が気になる。なくなくカットした部分やシーンもDVD等で完全版で見てみたい。
今なら名古屋のミッドランドスクエアシネマに地球外少年少女のパネルに監督のサインがあるので見てみては。
AIというフレーム問題
面白いかどうかとか、観るべきかとかは、観てから判断して欲しい。迷うなら観よ。
逆にこの手の映画が好きで、いろんなアイデアを期待してしまう僕の様な人からの感想や気付きはなんとも言えぬ感覚。
そも、"AI:人工知能"と言っている時点で、やはり人工、つまりヒトが考えうるフレームの中でしかないんだな、と思ってしまう。
ちょっとだけヒトに都合がいい答えを(ヒトがまだ思いついてない程度に)出せる賢い人、というくらいしか、我々人間には受け入れらない。
もう本当によく分かんない存在にまで進化しちゃって、身体性すら超越したガンダムUCナラティブのような結末であれば、何となくそれっぽく感じるかもだけど、そろそろアイデアも飽和してきた感が否めない。観る側が進化しないといけないのかもしれない。
作品内に散りばめられた色んなオマージュはとても面白かった。電脳コイルさながらの切迫感も明るさが勝っていてまあ楽しく観られるエンタメといえよう。
現代にも通じる未来の話かも
前編同様30分番組三本の後編なので
毎話毎に盛り上がりがあって良いですね。
それにしても毎度想定外の事が起こりますねえ。
見てる方はハラハラですよ。
AIの問題点もある意味きちんと理解した上での
映画のシナリオなのだろうと思う。
この辺は現代にも通じる話だし、未来への
問題点となるだろう。
人間とは、人類とは、人工知能とは、
生きるとは、成長とは…見た後になって
哲学的な事を色々考えさせられる。
細かい所で無理ある設定はともかく
大局的にはこう言うのもありかなと。
結局謎のキーワードは何を意味していたのか
よく分からなかったな。深く考えずそのままの意味なんだろうけど。
それにしても事件の犯人はどこまで凄いのだろう。本当にここまで仕込んでいたのだろうか?
偶然か考えすぎか、はたまた天才か神か。
犯人一味は同化なのか。
ぜひ映像を見て自分なりの答えを出して欲しい。
リミッターを段階的に外してくれたでしょ?
結論から先に言います。圧巻かつ傑作です。
表題のみネタバレします。観客の理解度リミッターを監督が段階的に外してくれた、という意味です。
以下、前編3話分鑑賞した後の正直な感想です。
「難解で緻密、かつ壮大な設定を提示した後、後半3話くらいで広げた大風呂敷は畳めるのですか?そして私を含めた観客はついていけるのですか?」
杞憂でした、そして大変失礼しました。すべて監督の思惑通り観客はただしく理解を促され誘導されたように感じます。
いやはや、怒涛の急展開、意外性も含めて終始心拍数毎分100越え(あくまで体感イメージです。)しましたが、すべての伏線を余裕で回収し、軸のぶれない輝かしい未来予測を提案する本当に気持ちの良いエンディングでした。
難解なキーワードやイメージ、SF設定はあくまでストーリーと演出の範囲内で、しかもエンタメ要素も過剰なくらいぶっこみながら分かり易く映像解説されてましたね。
難解なキーワードは分かるまで何度も何度も場面を変えながら繰り返し映像で説明してくれる演出なので、凄く感覚的につかみやすかったです。だから、観念的で壮大なエンディングでポカンにならなかったのか、と納得しました。
世界に誇れる作品ですよ。ちょっとレベチ。分からん奴はリミッターレベル確認したほうがよい(笑)。
難しい・・・。
規模が大きすぎる話とIT関連?の用語の連発で途中から思考を放棄して「考えるな!感じろ」状態で見てた。たぶん話の半分も理解出来てない。もうちょっと頭が良ければもっと楽しめたのだろうか。自分には少し早かった。
Netflixでアニメ見た
面白い。
3時間位だったので、イッキ見した。
相変わらず、宇宙、宇宙だが、それを抜きにして見ると割と面白い。スター・トレックヴォイジャーに似たような話があったが、模倣の範疇ではないので、オリジナリティーは充分に認めたい。
ロストインスペースにも同じ様な話があった。
SF的な飛躍した展開が心地よい
前編に感想というか、ここ好きポイント羅列したので
こちらはあっさりめで
映像体験的にハイレベルな後編
好みも分かれそうだが
個人的にはSF作品は下地を用意した上での
ある程度話の飛躍が無いと面白くないと思うので
この展開は満足
ジュブナイル的な幕引きは爽快さがある
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