「想像以上のアツさでした!」BLUE GIANT コータローさんの映画レビュー(感想・評価)
想像以上のアツさでした!
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祖父が初めての孫娘だった妹のために買ってくれたピアノ、妹だけじゃもったいないと親に無理矢理習わされて2年半、また小学校からの親友から高校卒業時にもらったお古のエレキギターはFコードに躓き断念…と私もわずかながら楽器をかじっていた中、いつだったか好きな芸人さんが「キテるマンガ」として紹介してるのを見て興味津々、いずれ読もうとメモしたまま手付かずでしたが、映画化の報で思い出しました。
結局、原作を読む前に鑑賞することになりましたが…心を大きく揺さぶられました。
山田裕貴クン、初めて見た『ゴーカイジャー』の頃はいくらクールな役柄とは言え棒読みが酷いと思っていましたが、本当に良い役者さんになられて本作も見事に主人公大のアツさを見事なまでに表現されていました。
もちろん雪祈役の間宮クン、玉田役の岡山クンもお上手で、俳優さんが声を当てた時感じる違和感は全く無くキャスティングバッチリでした。
やっぱり何かにガムシャラに打ち込んでいる姿を見ると、胸が熱くなり自然と応援したくさせられます。
演奏の時のサックスの反射光や音の振動の視覚的エフェクトの見せ方が斬新だと思うと同時に、逆に音の出せない原作は絵だけで音をどうやって表現しているのか…
また何度か挟まれる出演者の今現在の声と思われるインタビューのVTR風映像、これも原作準拠なのかそれとも映画オリジナルの演出なのか…
やはり読んでみなければと思わされました。
クライマックス直前での雪祈の事故には声を出すくらい度肝を抜かれてしまいましたが、ラストのアンコール、3人での最後のプレイ、たまらんくらい胸が締め付けられました。
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