「上原ひろみさんのピアノが圧巻」BLUE GIANT ジジの母さんの映画レビュー(感想・評価)
上原ひろみさんのピアノが圧巻
子供(音楽を生業にしている)に連れられて観た。原作のマンガは全く知らず、上原ひろみさんがピアノを弾いているというのでどれどれと出かけ、ずっと音に踊り、楽しみ、泣けた。楽器を吹いたり弾いたり叩いたりは努力でどうにか成るものではない。生まれ持ったセンスや家庭環境が割合モノを云う世界。プロを目指して勉強をして夢半ばで諦める人間のどれだけ多いことだろう。主人公の俺は世界一になる!と豪語できる自信は凄い。映像は雑といえば雑。デフォルメが多い。が、却ってそれが音のパワーを感じさせる映像に成っていて楽しめ、泣けた。上原ひろみさんがお子さんの頃にYAMAHAのコンサートで拝見し、この子は凄い人になるだろうと思ったけれど、やっぱりでした。ジャズが好きな人もちょっと苦手という人も楽しめるいい映画。
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