「CGだけが残念」BLUE GIANT ひとふでさんの映画レビュー(感想・評価)
CGだけが残念
原作未読。でも名前は知っていて映画も高評価なので急遽鑑賞。
すごくイイ!!
話自体はよくあるスポ根青春部活モノのような、野生の天才と秀才型の天才と超努力する凡才で夢を掴もうというテンプレ構図。
でも王道だからこそ、それぞれの個性が表現できれば安定して面白いし、ストーリーもきちんと各キャラのバッグボーンと繋がっている。
映像も手書き部分では大胆なカット、構図だったり音のイメージだったり、工夫を凝らしてある。
厳しい大人が調子づいた若者をきちんと導いてくれているのもイイ!
惜しいのは皆が指摘しているCGの部分。明らかに2世代ぐらい前の出来。手書きとは全く違って浮いてるし、ちょっと笑えるぐらいポリゴン感が強い。これなら適当なイメージの手書き画像でよかったんじゃないかな?
他に残念な点を上げれば、主人公にスキがなさ過ぎて完璧超人なところ。
どうしても他の二人のエピソードが強めに映ってしまって終盤は演奏以外は空気。
ライブ音響とか音のいい映画館で観るとまた評価上がるかもしれない。
ドルビーシネマ、IMAXはないのかな?
コメントする