劇場公開日 2023年2月17日

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「【”ジャズは情熱”大音量のグルーブ感溢れるテナー・サックス、シンバルを繊細に、激しく叩くドラミング、絶妙なメロディーを奏でるピアノ。一流のジャズセッションを聞くが如き、物凄い熱量が伝わって来る映画。】」BLUE GIANT NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5【”ジャズは情熱”大音量のグルーブ感溢れるテナー・サックス、シンバルを繊細に、激しく叩くドラミング、絶妙なメロディーを奏でるピアノ。一流のジャズセッションを聞くが如き、物凄い熱量が伝わって来る映画。】

2023年2月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

幸せ

ー 私事で恐縮であるが、ジャズは詳しくない。
  映画で言えばチェット・ベイカーの半生をイーサン・ホークが枯れた演技で演じた「Born to Be Blue」、かの有名な「セッション」(厳密に言えば、ジャズ映画ではない。)”ビル・エヴァンス"のドキュメンタリー映画「ビル・エヴァンス タイム・リメンバード」etc. 他数作を観ただけである。
  だが、私が住む街は”ジャズの街”として、ソコソコ有名であり、私もジャズセッションは時折観に行っていた。
  それにしても、今作の画面から伝わって来る”ジャズ”の熱量と圧は凄かった・・。ー

◆感想

・2時間の映画であるが、体感1時間であった。
 4年間テナー・サックスに憑りつかれ、一人練習して来た大、18歳の大の級友の素人ドラマー、玉田、4歳からピアノの楽しさに目覚め腕を磨いて来た沢辺。3人の関係性の変遷は勿論面白い。

・だが、今作の超一流のジャズセッションを間近に見るが如く、大スクリーンに魅入られるのは、3人が結成した”JASS"の楽曲から発せられるパワーとグルーブ感である。
ロックンロールのギグや、コンサートには若い頃から何度も足を運んだが、それに近い衝撃を受けた。

・資料に記載されている通り、今作の楽曲を世界的ジャズピアニストである、上原ひろみさんが担当された事が、この作品の完成度に繋がっている事は間違いないであろう。

<念願の”So Blue"での演奏が決まった”JASS"に訪れた悲劇。
 だが、彼らはそれを圧倒的な情熱でクリアーし、大観衆の心を鷲掴みにしていく。
 観ている側も、アドレナリンと共に、真に良き音楽を聴いた時に出る心地よき涙に眼が潤む。
 ラストの大と玉田の異例のツーセッションの圧倒的音量、圧に引き込まれ、”JASS"の全ての曲を書いた沢辺も加わったジャズセッションシーンの凄さは、筆舌に尽くし難い作品である。
 今作、本当に、観て良かったです。>

NOBU
SAKURAIさんのコメント
2023年3月5日

こんばんは~

観るつもりなかったんですが観てきました!
観るきっかけは北川景子さんのTwitterのツイートです(笑)

私も本作観てホント良かったと思いましたよ👍👍👍

SAKURAI