ラーゲリより愛を込めてのレビュー・感想・評価
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嗚咽が止まりません。
主人公を演じた二宮さんと同じく自分の祖父もシベリアに抑留され、仲間の死や日本に残した家族の死を経て、辛い戦後を生き、他界しました。この映画で、今の自分に繋がる祖父の人生を見たような感覚になり、上映後は嗚咽が止まりませんでした。
開始10分で泣いてました
空襲のシーンがちょっとチープで(空襲知らんくせにすいません)別れ方に違和感があったり、そこからどうやって山本さんが連行されるに至ったのかなーという気持ちはありましたが、過酷な環境に耐えて家族や仲間を想う人たちにずっと泣いてました。安否がわからないというのが辛い…。
帰国してからの話でもう涙出過ぎで息するのが苦しかったです。クロもほんとにいてたというのも驚きでした。
涙もろい人は、絶対おすすめ
私は、ここまで映画館で涙したのは、はじめて。でも、なぜか、頑張っていこうと思えた。全てのキャストの演技も素晴らしい。桐谷さんは、はじめて、めちゃくちゃいいじゃん。と、思った。ただ、最後の犬が追っかけてくるシーンの合成と、最後の手紙が終わった時、不自然に家族がそろうのは、もっとなんとかならなかったん?て、いいたいが、そのマイナスを大きく埋める内容。
原作は未読です。 周りの人の証言や体験からなるヤマモトハタオという...
原作は未読です。
周りの人の証言や体験からなるヤマモトハタオという男の物語。人の生き様はたとえ死んだとしても人の心の中で生きてゆく。
感情移入もしやすくこれでもかというくらい泣きました。
原作通りのタイトルにしなかったのは、good job‼️
はい。良く私のやんちゃレビューを覗きに来て頂きました。ありがとうございます。
これも今更ながらのレビューでございます。
読書って経験。ネバー エンディング ストーリー。私はシベリアに抑留された経験はないんです。当たり前ですが。しかし胡桃沢耕史の「黒パン俘虜記」を読んでいました。
捕虜にも厳然たるヒエラルキーが存在する、と言うお話しです。本作でも、その辺りは触れられていますね。
しかしね、広島に新型爆弾が投下され硫黄島が陥落して・・・もう日本は負け確定ですよ。そこにソ連が攻撃ってね・・・水に落ちた子犬を上から棒で叩くようですよね。日ソ中立条約もあったんですよ。一応。
いやあ政治的な事は言いたくないんですが・・・
裁判所とかソ連の施設では壁に写真が貼って有ります。誰だ?
岡田真澄だ!
似てるけど違うわ‼️スターリンだよ‼️
そしてですよ。今現在の状況。ウクライナを侵略してます。おい!最高指導者よ、いい加減にしやがれ!早くく撤退しやがれ!
♩ ねえ プーチン あっちいって
また削除されるぞ‼️
失礼しました。とにもかくにもウクライナに早く平和がくればいいですね。余談ですがウクライナ人のミラ・ジョボビッチの娘のエヴァちゃん。凄いんですよ。日本語がベラベラ。ギターの弾き語りで「恋のバカンス」
本当に余談だな‼️
ただね・・・この後に及んでロシアの肩を持つ政治家がいます。悲しいですね。名前は出しませんけど。あとねIOCがパリオリンピックで条件付きでロシアとベラルーシの参加を許可しました。近隣諸国は大反対。まあそりゃそうだ。IOCの肩を持ったのはたったの3カ国です。フランス、ギリシャ、そして日本。
うーむ・・・なんも言えねえ‼️
はい。枕終わり。
さてと・・・主人公は山本幡男(二宮和也)満州在住。奥さんはもじみ(北川景子)
終戦後、ソ連の捕虜になります。妻には帰ると約束した!必ず帰る!
そうは問屋が卸しません。抑留に次ぐ抑留。ロシア語が出来るので通訳もやっています。
いつ帰国出来るのか?捕虜ですから労働条件は過酷。冬場はマイナス40℃
いや労働じゃねえ!虐待だ!
さてと・・・語り部は松田健三、
演じるのは松坂桃李。
いやあ・・・よく見る。凄く見る。
バイオリニスト、チェリスト、ピアニスト。悪徳刑事、新聞記者、アイドルオタク、ロリコン、etc…
働きすぎ‼️
きっとこの方はキャラ立ちが弱い。いい意味で。だからオファーが途切れない。野菜で言ったらジャガイモ。
周りに合わせつつ、微妙に主張する。そんな感じかな。
典型的なイケメンじゃないのも良い。いや冷静に見るとイケメンなんですがね。
クリエイターからすると便利極まりない。困ったら松坂桃李。いやね、一声掛けたいね。
いょっ!松坂屋!
デパートか‼️
あとね元ネタのタイトルを使わなかったのも良し!
めっちゃネタバレでしょ。
終盤ですが泣きました。我慢出来んかった。周りも泣いていました。
あとね、わんちゃんのクロちゃんね!
私にとっては生き物はボーナストラック。可愛いんですよ。クロちゃん。わわわーわー
そっちじゃねえわ‼️
ふざけてごめんなさい。
お付き合い頂きありがとうございました。
現代の日本で生きていられることに感謝です!
現代の日本について、日々のメディアのニュースなどでは暗い話題も少なくないですが、この映画で出てきた、シベリア抑留を余儀なくされた人たちのことを思うと、現代の日本で生きていられることは、自分の意志と努力次第でなんにでもなれるし、何でもできるので本当にありがたいなと感じました!
日本人が歴史的にも大事にしてきた、道義・真心・約束を死んでも守る、というような価値観は僕も引き継いで、かっこよく生きていきます!
良かった
なんか冒頭のシーンがあんまり怖くなかったので、置いて逃げなくても助けられそうじゃない!?って思っちゃいました。
めちゃ泣けましたが、、、
若干、、現代のモラルで上から目線であの時代を批判してる嫌だ味を感じなくもない、ような。
死んだ時に空見上げるのは、流石にもうダサいような…
松坂桃李好きにはオススメです。
今生きているのに感謝のメッセージがある。
見応えは、主人公の山本が旧ソ連軍に捕まり収容所で隔離されてしまうが、苦しんでる仲間を助けたり仲間を庇う勇気さは、観ているだけで勇敢さや誠実さ優しさなどがとても心から尊敬しました。
中盤では、ダモイと帰国出来ると大喜びの場面がありましたが、帰れたのは少しだけで山本やその他の日本兵は、帰れずに別の収容所に送られたのは、ショックを隠しきれなかったです。
それから山本は、過酷な日々でも仲間達と励まし合ったり、自分の保身のために売った上司の心を許して野球をみんなの枠に入れて参加させたり生きる希望を失わない努力を観て共感しました。
終盤には、山本は病で倒れ帰国が叶わない状況でも諦めずに遺書を書いて家族に届けるために奮闘したけど、病には、勝てずに亡くなってしまったのは、とても無念だったと思います。山本の代わりに遺書を届けるために4人で捜査を掻い潜るために頭の中で遺書のメッセージを覚えるシーンは、グッと来ました。
日ソ国交回復で日本に帰る場面の時にみんなを励ました犬クロがみんなと日本に帰るために冷たい水も掻い潜るその執念は、とても感動しました。
最後の遺書のメッセージが届いた場面で山本と妻のお別れのシーンでは、現実は、決して100%ハッピーエンドになることは無いけれど違う形での終わらせ方を実現出来た時は、現実味を実感しました。
ラストにこれで締めくくろうと思います。今生きているのも過去の人達が頑張って日本を復興させたからこそ実現出来たことに感謝しています。
歴史を学ぶきっかけとしては○
原作は読んではいないが、シベリア抑留については山崎豊子氏の不毛地帯を読んでいたり、満州の地に自分の足で訪ねたことがある。
物語冒頭はあっさりしていたが尺の問題もあるし、あれくらいシンプルで良かったと思います。
それから話が少し中弛みするような進行の仕方は映画そのものとしてはやや不満。リアリティも薄いため、シベリア抑留について幾分かでも勉強したことがある人からしたら場合によっては安っぽく見えてし待ったかも知れない。
ただ、ストーリー自体は王道なので、泣ける方はすごく泣ける作品だったと思いました。
なので観る時の入り方で評価は割れるのだと感じました。
やはり画的には実際今まで触れて学んだ歴史の方が気分が悪くなるほどの描写が多かったが、ライトな描かれ方をしている分間口が広がるという点では評価できる。
今現在もロシアは戦争を続けているし、これを観て歴史や戦争について考えるきっかけにはなると思いました。
事実この映画の主人公である山本幡男氏という人物がいたと言うことを改めて知れて、自分自身も原作を読もうという動機につながりました。
毎年繰り返しみたくなりました。
人と人との繋がりがいかに重要かを学べました。誰かが誰かを支え、支えている人も支えられていて。生き続ける気力も体力も残らないような過酷で非情な環境でも、人は繋がることで生きていける。人生経験の分だけ泣ける要素があって、年配の方ほど、また、お一人様男性程泣いているのが印象的です。
若者に見てほしい
祖父がシベリア抑留体験者(4年で帰れたらしい)
てこともあり、見てきました。
非常によかったです。
そりゃ泣くわという場面多数。
セリフ、役者の演技が刺さるのです。
都合4回泣いてしまいました。
桐谷健太、安田顕、北川景子、、松坂桃李、
上手でした。
何か賞をあげたいです。
健康に幸福で生きること。
命をつなぐこと。とても大事です。
劇場には十代、二十代の若者もちらほら。
ぜひ若い世代にも見てほしいです。
余談。
明らかなカツラ、犬演出、冒頭の別れの無理矢理感、
が少し引っかかりました。
追加、クロの話は実話だとか。マジか!
ファミリー映画の家族愛がつまった良い映画です。 戦争ものとしては、...
ファミリー映画の家族愛がつまった良い映画です。
戦争ものとしては、どうだろうか、ちょっとファンタジーというか甘いと感じてしまい、泣けませんでした。でも人間の愛のつまった優しい良い映画です、構成やカメラなども概ね良いかと思います。
私の祖母の兄がシベリアに抑留されて帰りませんでした。ところが死亡者名簿には載っておらず、ずっと祖母の兄弟達と、祖母の兄の奥さんは不思議に思っていたそうです。
後に現地で一緒だった人の話で分かったのですが、収容所で同じ日本人からいじめられ、食事を盗られていたそうです、立ち向かうにしても体格や力の差もあり難しかったようで、最後は弱って亡くなったそうです(死因としては栄養失調とか病気なんでしょうけど)。最後に泥水をすくって飲ませてあげた、と生きて帰った人が話してくれたそうです。きれいな水も無い環境だったのでしょうね。
死亡者名簿に載らなかった理由は、日本の恥(戦争が原因ではなく同じ国民の間で起こった事件が原因)なので、関わった人が死亡者名簿に載せないと決めたのではないか、とのことでした。
20年以上前に奥さんと娘さん会う機会があったのですが、どちらも優しい雰囲気の人でした。旦那さんが亡くなった後は、奥さんの実家の東京へ戻ったそうです。
祖母の兄は人格者で優しい人だったそうで、戦地から戻ったら町長になることが町で決まっていたそうですが、戻ることはありませんでした。
祖母が生きていたときに、「戦争のおかげで何でも食べれるようになった」とよく言われました、「好き嫌いは良くない」との意味だと思います。小学生だった私は今は戦時中じゃないから嫌いなものは食べなくても良いのに、と心の中でよく思いました。
この映画を見て、(好き嫌いをしてもいい)食べれる状況というのは本当にありがたいことなんだな、と改めて思いました。平和な生活のありがたみを改めて感じました。
戦争は本当に嫌ですね。国家の命令で戦争に参加して戦犯にされても困ります。
亡くなった祖父は戦地で人を殺したことをとても後悔していて、自分への戒めのために当時の勲章や賞状(より数をこなした人が賞状などをもらえます)を飾っていました。私に「おじいちゃんも被害者なんだ」と言ったことがあり、それも忘れられません。
国家の命令って何でしょう。
その時代の集団心理なんでしょうか。
選挙はよく考えて投票しないとな~、とか、いろいろ考えてしまいました。
シベリア抑留にしては地獄が足りないと思った
人生のベースが幸せな人が描いた地獄、絶望したことがない人が描いた希望、という印象を受けました。
登場人物の事実認識が歪むこともなく、モブ以外は意志と理性で希望を保ててるように見えました。
さらに人がバタバタ死ぬ状況において生きる希望を失う出来事にあっても絶叫する余力があり、それらを耐え忍ぶ登場人物が口にする人生観はどこかで聞いたことある内容。一言でいうとこんなもんじゃなくね?と感じました。
肩透かし感は感じましたし、史実をベースにしてる事を踏まえると地獄を矮小化してるとまで感じました。映画にそこまで求める?と問われればそれまでですが。
とても泣きました
まず映画を見てこれが実話だと言うことに
胸を痛めました。
ですが山本幡男さんの希望を捨てないで生きるんだという山本さんの信念が素晴らしいと思いました。
私も希望を持って生きようと思いました。
私にとってこの映画は勇気をくれた作品です。
誰かに背中を押して欲しいと思っている方には
是非見てほしい作品だなと思います。
(個人的な感想ですが所々痛々しい場面があり
見ているのが辛かったです)
クロのエピソードは全て史実なのはやばい
これは1989年の原作を知らない人にこそ、刺さるんじゃないでしょうか。
確かに「山本幡男さん」は生きていてその収容所にいて、どんなにエグい扱いを受けても人としての尊厳やどう生きたいのか、希望を捨てないよう勇気を与え続けて、思いやりを持って存在していた。
でも、あくまでそれは客観的に収容所の捕虜仲間たちから見た「山本幡男さん」であり、彼の頭の中ではどうだったのだろう。劇中で「頭の中は自由です」と彼が語っていたように。
病床の場面で「絶望しないわけがないじゃないか」と絞り出すように伝えた、あの気持ちをずっと見せないようにして仲間に「希望を捨てるな」と伝え続けてきたんじゃないだろうか。
それでも、収容所で見た彼は人間らしく生きることの大切さや帰国することを諦めようとする姿は見せなかった。
そういう彼を語るために大切な客観性が重要な演技というのは、二宮和也さんの演技にピタッとハマっていて、自分も話が進行するにつれて捕虜の中で自然と増えていく「山本幡男さんファン」の1人になって見ていた。
ラーゲリから届く「愛」なんですけど、松坂桃李さん演じる松田くんのところではもう劇場内から啜り泣く声があちこちで上がるくらい、号泣。
クロのエピソードは完全に史実通りっていうのも含めてこの映画やばかった。
自分の人間性や人望について、改めて考えさせられる映画でした。
見て損はないと思うけど、デート向きではないかもな…
泣かせの一発に見事成功。巧い。
支持。
凡庸な泣かせ未満を手堅く重ねてからの一発に見事成功。
ベタな泣かせも未だやりようアリと知らされたのが嬉しい。
脚本演出の巧さ。
桃李他演者陣、特に安田顕の声が良い。
パルプフィクションの懐中時計、実話ならこうか。
おにいちゃんのハナビ、を再見したい。
生きてる幸せ
2月1日、小さなスクリーンで見ましたがほぼ満席でした。
終盤は涙が止まらず、館内から涙をすする音がいたるところから聞こえてきました。
人はなんのために生きているのか、幸せとは何かを考えさせられる作品で、モジミと自分の妻を重ねながら見ていました。
自分が今幸せに生きていられるのは、凄惨な戦争の時代を生きた先人達が築いた今があるからこそだと、改めて思いました。
戦後、ソ連が日本に対して何をしたのか。
そこにいた一人一人にダモイ(帰国)を願う理由があり、虚しくもダモイが叶うことなくシベリアの大地に伏した日本人が何万人もいることを、この作品を見てたくさんの人に知ってほしいです。
俳優としての二宮和也の演技も素晴らしく、その他の俳優も役柄とマッチしていました。
空襲や銃撃戦のシーンとかはちょっと安っぽいなと感じました。また、最後の結婚式のシーンもあまり必要性を感じなかったです。
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