劇場公開日 2022年12月9日

ラーゲリより愛を込めてのレビュー・感想・評価

全404件中、41~60件目を表示

5.0改めて悲惨な戦争を風化させてはならないと感じた

2024年1月22日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

怖い

感動。その一言に尽きました。
山本幡男という人物は、苦労を強いられながらもたくさんの方に希望を与えたことを知りました。
そして改めて悲惨な歴史である、戦争というものの恐ろしさを思い知りました。絶対に同じような過ちを犯してはいけない。今だにこの地球では戦争というものが行われています。日本人はこのような作品から戦争というものの恐ろしさを学ばなければいけません。今後、戦争体験者の方々が少なくなっていくことは事実です。戦争という恐ろしい歴史を風化させないためには、このような作品から学ぶことも重要だと感じます。

また、二宮和也をはじめとする役者さんの演技力の素晴らしさも実感しました。自然と当事者意識を持たざるおえず、涙無くして見ることはできませんでした。

この素晴らしい作品から学ぶことはたくさんあります。今後も日本が過ちを犯さないことを願います。

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chico

5.0これほどテンポ良く感動できる史実を題材にした映画は始めて。

2024年1月21日
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泣ける

二宮和也が演じる山本は、無実でシベリアにある収監所(ラーゲリ)に勾留される。
戦時下ならではの理不尽な仕打ちに、多くの仲間が人間性を失っていく。
それでも山本は人間として生きること、希望を持ち続けることを訴え続けてた。
当時の厳しい現実・その中で伝えたい人間の美しさをしっかりと伝え、かつ
非常にテンポよく話が進んでいくため、集中が途切れることなく最後まで視聴できた。
今を生きる若い方に向けて見てほしいという思いがもしあるのなら、
その点に関してこの映画の脚本は出色の出来栄えだったと思う。

私は33歳で、若くもなくかといって壮年というわけでもないが、
ぜひ10代〜20代の方にもみてもらいたい。

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けみちゃ

5.0今までで。

2024年1月19日
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泣ける

評価がいいとは観る前から知っていて鑑賞した。
でも思っていた以上にいい映画でした。

出てくる役者さんが誰1人演技くさくないし見飽きなかった。
後半は泣きっぱなしで嗚咽するほど泣いた。

観る時は次の日予定がない日に観るのをおすすめします。

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かがわ

3.0イケメンすぎる

2024年1月19日
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良いお話だし、豪華な実力ある俳優陣なのですが、それが過ぎている。収容中だと言うに顔が綺麗すぎる。身だしなみも整い過ぎている、リアリティが欠如していて感情移入出来なかった。最初から最後までお芝居だなと思ってみてしまった。勿体無い。

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シマケン

5.0最高の作品

2024年1月10日
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泣きじゃくった。自分にとって、この作品を超えるものは、なかなか観れないと思う。

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yuu

4.5戦争を描いた映画では良作

2024年1月10日
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泣ける

悲しい

幸せ

実際は戦後のシベリアの話ですが、
戦争というものがどんな影響を及ぼすのか?
という点において広く人に伝えられる映画だと思います。
むごたらしい話をできるだけ見やすく、わかりやすくしているので、こういった作品が苦手な方でも見れると思います。

北川景子さんの演技が素晴らしく、泣かされました。

出演者の演技はもちろん素晴らしかったのですか、わかりやすくするため?の演出でところどころ萎えたので、0.5引きました。
…歯がきれいすぎるんだよなぁ。

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うおろん

4.5「希望」を持って生きる

2024年1月8日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

過酷で絶望の淵に立ったとしても、「希望」を持って生きることの大切さを受け取りました。涙なしには見ることができない、とてもいい映画でした。
とにかく、俳優としての二宮和也さんの演技が圧巻で、素晴らしかったです。

第二次世界大戦終結後のシベリアの強制収容所(ラーゲリ)での
日本人捕虜の過酷な環境について取り上げた作品で、内容自体は正直重いです。

ただ、現代においても国際的にいろいろな状況がある今だからこそ、
多くの方に観ていただきたいと感じました。

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鈴木七緒

3.0山本さんの影響が描ききれていないかな…

2024年1月4日
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泣ける

単純

エピソードの羅列に終わった感じがしている。
何かのエピソードを重点的に描いていれば説得力が上がったかもしれない。
原作を読んでいないので視点がズレているかもしれないけれど、山本さんの遺書を記憶して伝えるというエピソードはデジタル全盛の今の時代や稗田阿礼の口誦が同時に頭に浮かび、経験や記憶や思いを伝える、というところはいつの時代も普遍的なのだと趣深かった。

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うつつのつづき

4.5想像を超えた出来

2024年1月2日
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泣ける

悲しい

怖い

二宮さん演じる「山本」がかっこいい。

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とたすけ

3.5実話をもとにした物語

2023年12月26日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

第二次世界大戦終結後のシベリアの強制収容所(ラーゲリ)での日本人捕虜の過酷な労働・生活について取り上げた作品である。

主人公である山本幡男が周囲へとかける言葉や振る舞いに注目して見て欲しい。

今から80年ほどの少し昔の出来事ではあるが、戦後の混乱した日本の外でこのような悲惨な出来事があったことをこの作品を通じて多くの人に知ってもらいたい。

実話をもとにした戦争映画ということで一つ一つのつながりはとてもよかった。しかしながら、捕虜たちが死んでいく姿や日本人捕虜の過酷な労働の様子にリアリティが感じられなかった。緊迫感や明日への生活も不安だと感じることの出来るシーンをより多く入れることで収容所での過酷さがもっと伝わるのではないかと感じた。

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Apollo

5.0ラーゲリより愛を込めて

2023年12月24日
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戦後、日本兵が満州からの帰国を中断されソ連の収容所に送り込まれ帰国できるまでの20年近くを描いた話

 主人公、山本幡男の姿に感動した。何があっても「希望」を持ち続けること、その大切さに気付かされた。 松田、相澤、しんちゃんや周りの日本兵が山本によって変わっていく姿も感動した。
 とにかく最初から最後まで泣きっぱなしだった笑笑

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H.M

4.0キャストにお金掛けすぎたか…

2023年12月20日
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後半のお涙ちょうだいにおおいにハマり号泣出来た。釣られ泣きなので、スコア的には中加算だろうか。作品的には特筆することは他にはなく、キャストのギャラに予算の大半が割かれたであろう事が容易に想像出来る。

個人的には歴史的背景が非常に興味深く、1956年までシベリア抑留があった事実に改めて驚いた。そして作中でも共産/社会主義の国家思想の一部を垣間見れるが、流石は日本映画、忖度ありきで相当なソフトタッチだ。

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Iwarenkon

3.5いいお話です

2023年12月19日
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泣ける

・戦争は悲劇だと改めて思う。
・小瀬村晶の音楽が映像にあっていてよかった。
・妻役の北川景子は美し過ぎて、役にあってないと思った。

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ひろ4

3.5実話の重み でも映画はちょっとずつズレててビミョー もったいない

2023年12月17日
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そりょあ泣きますよ
いい話だから
でも
怖くて辛くて悲しい
映画の出来云々より、実話の重みですね
映画はもっとシンプルでいい
ラストはいらないだろ
ドラマ主演の寺尾聰を出すなら他でもなんとかなったろうに

そして、日本人は肝に銘じておかなければならないのは
すぐ北に、隙あらば領地を広げようとする旧ソ連のロシアがいると言う事です
実際、攻めてきた国です
他にも、北朝鮮や中国
のほほんとはしてられない

戦争なんて旧時代の遺物の無い世界を真剣に目指さないといけない
言うは易し行うはがたしだけど

シベリア生活はたくさんの人が死んで行く過酷な環境だったんだけど、リアリティがなく、飢餓感などの死の切迫感を感じられない
演出が軽いというか、泣かせる話に持っていく過程にしかみえなかった
塚本晋也の”野火”のような背中に冷たい物が走るような演出が無いと戦争の悲惨さがでない

ついでに言うと、エンディング曲
わけの分からないポップ調の歌より”いとしのクレメンタイン”でよかったんじゃないかな
オーマイダーリン、オーマイダーリンってね

それと
二宮和也のメイクはなんだろう
著名人でもないんだから、似せる必要は無いと思うんだけど
最初、誰かわからなかったよ

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nakaji

3.0シベリアの強制収容所

2023年12月16日
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泣ける

悲しい

怖い

終戦時、ソ連は満州の日本兵をシベリアの強制収容所に送った。
すでに戦争は終わっており、捕虜を返さないのはおかしかったが、国交が正常化されていなかった。
主人公(二宮和也)は生きて帰ることを信じ、仲間達を励ましていた。
政治というのは、戦争が終わったあとも国民を苦しめる。

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いやよセブン

4.0語り継がれるべき物語

2023年11月25日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

悲しい

幸せ

通算400作目の映画です。

第二次世界大戦後、シベリアの収容所に捕らえられた日本人捕虜・山本幡男の実話の映画化。雪深い山の奥地の収容所に多くの日本人が入れられ、奴隷のような重労働や何一つ自由のない理不尽な生活を強いられている中で、山本幡男は帰国して家族に会えることを信じて、シベリアで生き続けたという実話とは思えない実話です。見ている途中で感情移入してとても心苦しくなりますが、今の時代に生きているからこそ知るべき戦争の真実がありました。

「人生には希望が必要だ」山本はそう言い続けていました。どれだけ苦しいことがあろうと、希望だけは捨ててはならない。そういった山本の真っすぐな思いが仲間たちの心に希望の光を与えていました。見ているだけでつらい場面は正直頻繁にあります。でも、そればっかりでもありません。ささやかな楽しみも全力で楽しんでいる山本たちは本当に希望を失っていないんだと少しばかり嬉しくなります。それと同時に泣けてきます。物語が進むにつれどんどん泣かせるシーンが増えてきます。でも「お涙頂戴」ではありません。自然と胸を打たれて涙を流せる映画です。山本は、妻も、子どもたちも、仲間たちも同じくらい大切に思っていました。そんな山本の姿勢まで鮮明に描きだしていて、これでもかと泣かせに来ていました。これで涙が我慢できるわけがないですね。そして、ラストまで感動が消えることはなく、悲しくも美しい幸せな物語だったと思います。

戦争とはいつの時代も人々を不幸にしてしまいます。今現在も戦争をしている国があります。そして、この映画でも描かれている世界大戦を知らない世代が増えています。戦争の悲劇、歴史を誰の記憶からも消さないためにも、語り継がれなければならないのです。

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ニンフィア好き

3.5俳優陣がとにかく素晴らしかった

2023年11月24日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

予告から少し期待しすぎた部分があり、私自身は泣けなかったが、考えさせられる部分があって胸にじんわりと広がるものがあった。俳優陣の演技が素晴らしく、物語に引き込まれました。特に二宮さんの演技は素晴らしく、悲惨で残酷な状況が苦しいほどに伝わってきて大変素晴らしかったです。だけど全体的に若干急ぎ足で話が進んでるような気がしたのと、実話を元にしているから仕方の無いことかもしれないけれど蛇足が多いなと私は感じました。

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おさかなさま

2.52023 133本目

2023年11月11日
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悲しい

ある程度予告編などで結末が予想できるかなと。
二ノ宮君の演技は素晴らしかったです。

あと、あの犬も。良かったぁ

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しゅん13

3.0「虎は死して皮を残す」というけど…

2023年10月30日
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鑑賞方法:DVD/BD

本作は、死しても、家族への大きな愛を遺した男の物語とでも要約すべきことでしょうか。
幡男の「死に様」から、評論子は、そう思いました。その、まず一つ目のメッセージとしては。

人間は、こんなにも希望を失わずに生きていけるものなのでしょうか。
厳寒のなか、容赦のない重労働は言うまでもなく、長期間の抑留は、単身者ならいざしらず家族と強制的に引き離されることは、いわば「家族を人質に取られている」ようなもの。
その精神的な重圧は、並大抵ではなかっただろうと思います。
(単身赴任の予定を、意に反して数年引き延ばされた評論子の場合とは、とてもとても比べものにはならないことでしょう。)

日本兵のシベリアへの抑留は、戦争犯罪人に対する刑罰の執行として行われたもの。
共産主義国では、重労働による思想改善ということが刑罰の一種として認められているわけですので。
懲役刑には刑務作業に就労する義務が科されている点では、日本でも「刑罰としての労働改造」という考え方は無いではありませんが、彼の国のような思想改造的な意味合いは、もちろんありませんけれども。
(ちなみに、懲役刑ではなく「禁固刑」では、希望した場合に刑務作業に就労するという建前ですが、もっとも、塀の中では他にすることもないので、ほとんど全員の禁固囚が就労を希望するとも聞きますけれども=請願作業。なお、刑務作業に従事していると、釈放時に、若干の作業報奨金が支払われることもあるようですけれども。)
なお、「戦争犯罪人に対する刑罰として」とは言いつつ、そこは戦勝国が一方的に戦敗国を裁くわけですから、その公正さには疑問が残ることは、ここでは、ひとまず別論とします。

それでも、幡男が病没するまでの長い長い抑留の重圧に耐えきれたことについて、まずひとつ「原因」として考えられるのは、やはりモジミも幡男の生還を信じて疑っていないという信念を、幡男もまた信じていたからということなのでしょう。
そうであるとすれば、「深い感慨」などというものは遥かに超えて、そういう夫婦愛の「美しさ」すら垣間見えるように、評論子には思われます。

人が人をこんなにも信じることが、もしできるとすれば、それは本当に素晴らしいことであることを改めて教えてくれた一本ということになりそうです。

本作のもう一つのメッセージとしては、アタマの中の記憶は、誰にも奪うことはできないということで、それはもちろん、本作の4通の遺書が、監視者たるソ連兵に奪われることなく、4人のメッセンジャーによって、無事に家族の下に送り届けられたということなのですけれども。

他面では、心の内側に抱いた希望の炎は(自分自身で消さない限り)誰にも消すことができないということでしょう。
「自分で消さない限り」というその前提は、「生きることとは、死のうとすることを絶えず拒否し続けることである」という考え方にも繋がるものと、評論子は思います。

佳作であったと思います。

(追記)
評論子が入っている映画サークルの口さがない連中は、評論子の涙腺のゆるさを指して「ハンカチでは足りず、バスタオルが必要なのでは?」などとと揶揄しますけれども。
実際、よく泣きます。本当に。周囲が呆れるくらい。「ん?気配がない?」と振り返ってみると、静かに涙をポロポロこぼしているといった体たらくです。正直なところ。
(それでも、映画ファンとしての評論子には、涙がいっぱいあってよかったとも、自分では思っている。)
しかし、そういう評論子は、泣きませんでした。本作では。(キッパリ断言!)
それは、やっぱり本作の幡男とモジミの信念の厚さの故だったろうと思います。
胸に迫る作品ではありましたけれども。
彼・彼女の信念の厚さに押しまくられているうちに、泣く暇もなく、エンドロールを迎えたというのが、正直に、偽らざるところになりました。

(追々記)
「こういう題材の作品にしては、画面がキレイすぎる」という他レビュアーのご指摘には、いたく同感です。評論子も。
少なからず感情移入が妨げられました。
せっかくのストーリーのシズル感を、だいぶ殺しているなぁ…というのが、偽らざる感想です。
脚本の出来が良かっただけに、余計に惜しまれます。

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talkie

5.0映像美、俳優陣、展開すべて良い。家族愛の物語。

2023年10月25日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

過酷なシベリアでの抑留が迫力ある映像と俳優陣で引き込まれる。過酷な状況のなかで生まれる人間愛が豪華な俳優陣によって描かれる魅力。そして大きな家族愛に感動した作品です。

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くまさん