ラーゲリより愛を込めてのレビュー・感想・評価
全509件中、321~340件目を表示
いやぁー、ねぇ、
予告で気になってて鑑賞。
とりあえずラスト15分くらいは涙が止まらなかった。
山本が絶望し、それでも立ち上がって希望を取り戻すその過程とか含めて戦争映画を超えた素晴らしさがあったと思う。
人間はどう生きるのか、そもそも生きるとは何なのかを訴える作品だった。
ラストの異所のシーンで松坂桃李、桐谷健太が自分の失った間柄に遺書を届ける構成とか、記憶は取られないとか、諸々の構成がうますぎて、マジで涙止まらんかった。
座り込みの松坂桃李のシーンは良かった。
あと、病院から戻ってきてからの二宮くんの芝居がめっちゃ良かった。
最後も孫が結婚式でのスピーチが、冒頭につながる構成もとてもキレイ。
自分たちが今生きている日常を、今の幸せを大切にしなければと思った。
祖父が満州にいた事は知っているけど、詳しい事は知らないから次に会ったら聞いてみたいなって思った。
あぁー、やられた。
戦争映画ってよりも、人間映画でした。
個人的にはですが、、
98/100
綺麗すぎるから?出来すぎだから?
感動!でもラスト6分が、、
とにかく泣けました。
この涙は私にとっては感動よりも、苦しい涙でしたが、、、
話も、キャストも大満足です。
ほぼ言うことがないくらい素敵な作品だと思いました。
特に主演の二宮和也さんはシンプルなお芝居をされる方のイメージが大きいですが、難しい役柄やシーンもサラッとこなすような印象があります。
この作品でも「絶対にこのシーンを演じるのは難しい」と思う場面がありましたが、どこからどう声を出してるの?という演技の面でも驚くことがおおかったです。
他にも、松坂桃李さん、安田顕さん、桐谷健太さん、中島健人さんのバランスが絶妙でみていて危なっかしい場面もありましたが、それがまた良くて適役だなとしみじみ思いました。
北川景子さんも素晴らしく美しくて、泣きのシーンでは思わず綺麗だなと思ってしまうくらい、、、
配役や、主題歌も完璧でとても感動しました。
ですが、ラスト6分ほど……
個人的には北川景子さんの泣きのカットでエンドロールに行って欲しかったです。
勿論伝えたいことはわかったし、それもそれで良かったのですがあの時代に、山本さんからの遺書を受け取ったもぢみの表情をみてミセスさんの曲を聞いて余韻に浸りたかった。
内容を付け足すよりも、あそこで終わって欲しかったという強い欲が出てしまいました、。
と思う部分もありましたがとても良かったです。
オススメの作品です。
畳み掛けて泣かしにきます。
本当の題名「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」変えない方が良かった
点数が凄く良くて涙が止まらないと言うので観た
どうして収容所で死んで手紙が届く話しがそれほど感動するのか一抹の不安があったがやっぱり残念ながら的中した
収容所シーンはとても退屈でそれが収容所を移動してまたまた退屈なシーンを続けてとても眠かった
主人公は戦争ではなく癌で死ぬと言う話が戦争から医療にズレた
ポイントは四つの遺言を4人で暗記して帰国して書面に起こして家族へ伝えに行く事が感動的な話しになっている
しかしそれまでの話がつまらなくてしかも死んだ理由が癌では全然感動出来なかった
"生きる"事の大切さ
二宮和也さん目当てに観た。
感想
争いは悲劇しか生まないと改めて思わされる戦争映画だった。
リアルタイムで悲劇が起きている今だからこそ、深く受け止めたいと思える物語だった。
・物語構成
戦後、ソ連兵により行われたシベリアでの日本兵に対する強制労働の悲惨さと過酷な環境の中、生きる希望を伝え、実践する山本さんの生き様を描くといった物語。
戦争の悲惨さを改めて感じる、終始暗く切ない物語だった。過酷な環境の中でただ一人“希望"を信じ、伝えていく山本さんの姿に何度も涙腺が刺激された。
一方で、非現実的にも感じる描写が数多くあり、これは本当の事なのか⁈と疑いたくなる部分も一部ありました。しかし、鑑賞後にその部分も史実にあると知って驚かされました。
・演技
実力派俳優陣が勢揃いしている為、流石の演技力で終始圧倒された。特に、山本さんの人徳の高さ故の魅力、生きる事への決意を感じる二宮和也さんの演技に、何度か泣かされそうになった。
総評
戦争の悲惨さの伝承、家族愛の大切さ、生きる事の意味などの王道だが、とても大切で実践する事の大変な事を見事に体現してみせた偉人の素晴らしさを知れた作品。重たいテーマの作品の為、何度も涙腺が刺激されて、感動した。
観て良かった
命と希望
いやぁ~、泣いた。
ずっと泣いた。
二宮くんすごい演技力なんだね!
死ぬよりも生きることのほうが難しい、苦しい、辛い。
でも、希望が人を強くする。
夢とか希望がある人が生きていける!
ってことなんだろうけど、そんな簡単な言葉で片付けられない世界だった。
そんなのが実際にあった事だと思うと、胸が締め付けられた。
今まさに他所の国では戦争してる事実もまた胸を締め付けられた。
伝えたいことたくさんあるんですけど、何をどう伝えればいいのやら…。
今年の映画の見納めに選んだのですが、正解でした。
ちなみにハンカチは持っていってください。
私は「どうせ泣かしにかかるだろうから絶対に泣かない!」と謎の決意をしてハンカチを持たずに映画館へ。
結果、号泣してインナーの裾引っ張り出して、涙拭ってましたw
是非とも、見てほしい映画です
これが実話だなんて
映画云々でなく戦後の混乱期とはいえ、このような奴隷状態において希望という名のもとに周りの仲間に影響を与えた日本人がいたなんて日本人として誇りしかありません。
見る前には予告編も原作さえも見ずに劇場へ行きましたが、館内は途中から涙する人で溢れてました。隣の女性は嗚咽するほど泣いてました。
題名「ラーゲリより愛をこめて」よりも原作本の「ラーゲリから来たの遺書」のほうがしっくり来ます。
4人で遺書を必ず家族に届けようと仲間が必死に覚えるのですが、それぞれ妻を亡くした仲間が妻宛ての、母をなくした仲間は母宛の遺書を伝える場面は伝える側の心情さえも涙を誘います。
個人的に好きな男優二人、二宮君と松坂桃李君、間違いないです。
終盤は涙する場面ばかりでしたが、何故だが希望が持てる気持ちになってエンドロールを迎えました。
泣ける映画だが…
泣けました。マスクがびしょ濡れ。
泣けなかった
私が生まれた1956年は、まだまだ戦争の爪痕が色濃く残っていたという。
高度成長期になり、いつの間にか両親の口から戦争のことについての話は聞こえなくなったが、おそらく戦後かなりの間、もしかしたら近年も、日本中にそんな話が語り継がれているだろう。
自分が戦争を経験していなくても、親から聞かされ、幼い頃植え付けられた恐怖や嫌悪のせいで、この映画を観たくらいでは、胸は痛みもしなかった。
しかし、今のロシアが犯している誤った侵略や中国・北朝鮮からの攻撃の恐怖を、自分は何もできないまま眺めるしかなく、武器を用意するために増税となる悲しい現実。
高度成長期に青春を過ごし、給料は今より高かったおかげで年金もそれなりに受取っている恵まれた自分たちが、これから日本を担う若者たちに夢や希望を与えるにはどうすれば良いのだろうか。
ただただ、もう二度と戦争を起こすことがないように、こうして映画やドラマで残すことは有意義な事だと思うので、真摯に撮影に臨んだ俳優陣や製作関係者には感謝します。
だいぶ前に原作を読んで、
なぜ、こんなにも高評価が多いのか疑問です。
確かに泣けてくる部分はたくさんあると思いますが、小説の中の山本氏は秀才であるにも関わらず、そんなことを表に出そうとはせず、自分の得た知識をみんなと共有していくそんな姿でしたが、なんか映画はとりあえず頭が良いんだよみたいな押し付けがあった気がする。
そして、小説の大部分はアムール句会という俳句を作って読む、そして山本氏が寸評をするという娯楽をメインに展開して、山本氏を慕う人間が周りに集まってくるストーリーです。
映画ではその部分がほんの数分あったか?くらいで、辺見じゅん氏の原作を元にしているとは考えられない。
だから、私は観ていてどこに山本氏への感情移入が出来るのか、山本氏に希望だ!と言われても、全く感じるものがなかったです。
小説はものすごい感動をしましたし、色々考えさせられるものがありました。
しかし、役者安田顕さんは良かった…
この映画で唯一良かったのは安田顕さんが遺書を届けた場面と思います。
意外に犬の話は本当のことで、実際に写真もありました。
しかし映像ではCGが下手で興醒めしてしまいました。日本人にはトップクラスのCGクリエイターが多数居るのに…
そういう細かなところ、勿体無い映画。
残念な映画でした。
全509件中、321~340件目を表示