「ネット以前の学生生活の香り、ジジイも学生時代思い出した、京都ではないけどね【テネットの超ミニマム版に思えた】」四畳半タイムマシンブルース 満塁本塁打さんの映画レビュー(感想・評価)
ネット以前の学生生活の香り、ジジイも学生時代思い出した、京都ではないけどね【テネットの超ミニマム版に思えた】
独特の画風、森見登美彦の作風にマッチしている。味がある。TVアニメは未見。
まあ時間も短いし、一瞬、なぜかワシののうな、大学学生時代が走馬灯のようにシンクロした。
懐かしいねぇ。雰囲気が、没入できた。
森見登美彦+タイムマシンの戯曲【舞台、映画】と合体。
難点を初めに挙げておくと
①主人公の「私」の一人語り一人称で淡々と進行するからあまりに受け身だと眠くなる。言葉遣いは完全に学生運動以前だろから
②クーラーのリモコンをめぐってタイムマシンの微妙な時系列が意外に難しい
「テネットの京都・四畳半版」だと思った。有料パンフに時系列図解があるが、それでもよくわからない
でも元は取れる「不毛さと懐かしさ」の感じの良い作品でした。
ただし、少しだけ眠った😪ので・・星マイナス▼1・5
でもアナログな貧乏学生の熱気
スマホ、パソコンSNS関係なしの
人と人生身の付き合い・・膨大な時間だけど、カネは無い。異性への猛烈な興味
ただ、現実にはぎこちない・・
そう、「神田川」ほど古く無いけど、アナログ時代の学生の熱気、ただし学生が故のショボさ。
京都は昔から学生比率が圧倒的に高い
原作者も京大と同志社だから、京都で学生時代過ごした人にとっては懐かしいだろね。
「・・・回生」だよなぁ関西の学生は
初見だけど、なかなか味があるアニメでした。
昨日と今日の対比、貧乏下宿の細かい描写が良い。
表情にあまり変化無いというか目が動かない作風もレトロというかアジが有り
満塁本塁打さん、共感&コメントありがとうございます。
おっしゃる通り「「神田川」ほど古く無いけど、アナログ時代の学生の熱気、ただし学生が故のショボさ。」がなんか心地いいんですよね。この雰囲気が気に入っていただけたなら、お時間のあるときにテレビアニメもご覧になってみてください。