「混沌と、踊りながら」MONSOON モンスーン ソルトさんの映画レビュー(感想・評価)
混沌と、踊りながら
監督の前作の「追憶と、踊りながら」は大好きな作品でした。観ない選択肢はないだろうと・・・ 映画館に駆け付けました。
確かに監督も、主役のキットも、東南アジア出身であり、社会的にも戦争や難民としての生きづらさ等、描きたい内容は盛りだくさんだったろうと思われ、トップ画面の膨大なバイクの縦横無尽な車列同様混沌(カオス)に始まり、混沌に終わったという印象は拭えない。
前作から5年、ホン・カウ監督自身は変わらなくても世界は変わってしまった。捲土重来が期待できる優秀な監督だと期待しながら、ベトナムの美しい景色には見とれてしまいました。
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