「アニメーターが一番嫌がるやつ。」ほらふき倶楽部 masayasamaさんの映画レビュー(感想・評価)
アニメーターが一番嫌がるやつ。
このほらふき倶楽部も1926年作。
チャーリーバワーズはミッキーマウスが産まれる前に一年に3本もこのレベルのもの作り上げてるわけです。
実写とアニメの合成は役者にアニメ作業の時間まってもらったり、一緒にストップモーションの動きをしてもらわなきゃならないため色々な負担を強いる事になるんですが、このアニメ黎明期にイケイケで突破してます。
本作で一番ヤバイのは猫柳に接木して猫がどんどん産まれる所です。毛がふさふさした物はストップモーションアニメの鬼門。アニメーターがさわるとどうしても毛が動いてしまい、毛が意味なくワサワサ動いてしまうので大変嫌がられます。
しかしバワーズは勢いで突破。
実物にすり替わる直前まで作り物な訳ですがそれが本物猫にそっくり!
発想の凄さと恐れ知らずの行動力にひれ伏せよ。
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