「うーん」LAMB ラム エールさんの映画レビュー(感想・評価)
うーん
まず最初に言いますが、見終わった後の後味があまり良くないです。なんだったんだろうって感じ…
字幕版で見たので、聞いた事のない言語は新鮮でした。
「アダ」と名付けられたこの子はなんの為に産まれたのか…
執拗に子供を探す母羊を何故撃ち殺したのか…
途中で「アダ」と書かれたお墓が登場し、「ん?死んじゃった?」と思ったら「アダ」は隣に居ました。恐らく育てていた女性の子供のお墓?前置きも何も無いから、ただ推測しながら観るしかないって感じの映画です。
ヒヤヒヤする場面は何度もあります…
そして何より、撃ち殺された「アダ」の産みの親の姿がリアル過ぎてびっくりしました。恐らく本物の羊の亡骸を使ったのかな…羊を飼っているからこそ分かる事ですが、女性が1人で穴を掘って埋めれるようなサイズじゃないですね。そこは少しリアルさに欠けました。
ご主人の弟?が兄の妻に手を出そうとする所は人間味があり、ちょっとホッとする?(しちゃいけないんですけどね)場面でしたが、それ位終始現実離れした不気味な時間が流れてました。
歩ける様になった「アダ」は言葉を話すと思いきや、少し声が漏れる感じで喋ったりはしませんでした。
そして、後半…羊と人間の間の子の姿をした生き物が、「アダ」を育てた父親を撃ち殺します。「アダ」を奪い返す為…
このシーンを観た時…この生き物が母羊とヤッたの?えー?って感じで変な想像をしてしまいました…
謎なのが…何故ボーダーコリーは殺されたのか、明かされないままエンドロールが流れました。
エンドロールが流れた時に私が発した言葉「え??」
でした。