「決して許されることはないが、救済はある」消えない罪 Ko Fuさんの映画レビュー(感想・評価)
決して許されることはないが、救済はある
警官殺しの罪で刑務所に入っていた主人公は、刑期を終えて塀からは出られたもののその罪状からあらゆる人間と社会から憎まれながら暮らすことを余儀なくされる。どうしようもない憂鬱と罪から逃れられない現実に追い立てられながらも、賢明に生きていく中で、彼女は離れ離れになってしまった妹を探す。その過程で彼女の犯した罪の本当の姿が見えてきて…?
サスペンスですが考えさせられる内容。「彼女」の犯した罪は確かに許されないし消えないが、手を差し伸べ愛してくれる人がいるならば、それは救済であり希望なのだろう。犯した罪だけでなく、その人間を知ることが、難しくとも本質的にきっと正しいのだ。
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