「重低音の重苦しい響きは「砂の器」を思わせて」消えない罪 カールのおっちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
重低音の重苦しい響きは「砂の器」を思わせて
何かしら不可解さを孕みながら話は進むが、
フラッシュバックの様な映像が挟み込んでくる。
自分自身ともう一人の誰か?
ここの絡みが晴れずに話は進む。
罪は確かなのに、
誰もが贖罪を払わされる。
そして更なる罪が展開される。
罪は確かなのか?
罪とは結果でしかなく、
原因の根本が燻っている。
こんな燻った重苦しさを
ラストの無言のハグが何もかも解きほぐしてくれた。
ブラボー
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