劇場版 おいしい給食 卒業のレビュー・感想・評価
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前作を上回る感動と寂しさ…卒業に想いを馳せていただく
まさか泣くと思ってなかったー!前作の劇場版のオチがどうも合わなくて悶々としてたけど、感情の織り込み方が上手くてウルウルきちゃった。神野くん、卒業おめでとう…!
私的には、劇場版とシーズン2を経てからの今作。甘利田先生が給食好きな理由を初めて知った導入に驚きつつ、「これこれ!」なシーンたちに歓喜する。いつもの給食バトル、神野くんの一手をワクワクしながら待ちつつ、甘利田先生の動きに終始爆笑。周りの学生が止まっているので、きっと脳内で展開されてるんだよね…?とか思う。じゃないと普段キツイ先生が豹変してあれじゃ怖いしね。笑
本作の凄いところは、ふざけてるように見えて芯を食ったテーマをぶつけてくるところ。「給食をなぜ食べるのか?」にフォーカスし、前作の焼き増しにならぬように組まれた展開が深みを演出。単純なバトルで終わらない辺りが期待を裏切らないなーと思う。
そんな主演は市原隼人さん。Yシャツを着ていても分かる逆三角形のカラダ、そこから繰り出されるコメディアンな動き。校歌のシーンは恒例で、分かっていても笑ってしまう。そしてもう一人、神野くんを演じた佐藤大志くんもすっかり大人に。少し舌足らずで声変わりした姿に寂しさを覚えつつも、一歩先を行く食べ方に驚くばかり。ホントに面白い。土村芳さんも可愛いし、登坂淳一さんのキャラによる前作を上回る感動が卒業に華を添える。ズルいよな、、笑
給食の馴染みやすさ、食べることへの意義、シンプルだけど奥深い世界に放り込んで余韻もくれる良作。やはり大画面で観るからこそ楽しめる部分も大きかった。給食を食べたことがある人全員に観てほしい。笑
本当にズキンときた
おいしい給食をドラマで見てから、時代背景と給食の内容が小学生時代にどんぴしゃりとはまって、何度も繰り返し見ていました。職業も管理栄養士という事もあり今回の映画では心に突き刺さる場面が何度もありました。
1番は甘利田先生のメッセージ「美味しくなければどんなに考えられた給食でもただの押しつけ」です。
現在の給食を取り巻く環境は1番にコスト、2番に安全であり、決められた低予算の中で食材費の高騰や人件費の高騰、朝5時から夜8時までの交代勤務に追われ、忘れたくはないけど忘れていました。劇中の食欲が出ない少ない食事は正に現在の病院給食そのものでした。
学校でも病院でも調理している方々はなかなか全員が食べている姿を見ることはありません。あんな顔をしてみんなが食べていたらと考えると心が痛くてたまりませんでした。
四方田管理栄養士ではありませんが、多くの方がおいしい給食を食べたいただきたくこの世界に就職していると思います。でも最後の晩餐と給食便りの展開に素直に涙がこぼれました。本当にありがとうございました。
話は変わりますが、監督の世代が合っているのか、キャスティングに3年B組金八先生の加藤(腐ったみかん)や駄菓子類、1番心をくすぐるのはスケバンのヨーヨーです。小技の入れ方がドラマの「心はロンリー」のようで、映っていないような所にもこまこま入れてくるので、ディズニーランドの隠れミッキーを探しているようです。
最後に美味しい給食当番があんなに沢山いらっしゃったとは…同じ想いの方が全国にこんなにいらしたとは嬉しかったです。
北海道の中学校でイカ飯を食べているドラマを観たいですね!
当然、シーズン3を期待!!!
甘利田先生、これでお別れにしたくないです。
本作は「卒業」というサブタイトルにあるように、一区切り的な展開を見せますが、卒業があれば入学もあることが世の常。期待大ですね。
本作は前作(劇場版)のような味付けではあるものの気になりませんよ。しっかりとラストは大人への警鐘を鳴らしてくれるなんとも渋い渋い良作です。面白テイストなんですけどね。
この作品のテイストを生んでいるのが演者さん。真面目すぎてちょいズレてて面白い、しかし重厚な説得力や迫力を生み出す市原さんが演じるが故に生まれる熱い気持ちが見終わったら「ジ〜ン」と胸に響いてきます。そして大好きな土村さん。TVシリーズ通してただの生真面目学年主任と思いきや・・・ラストのあの表情はあかんです。「本気のしるし」の浮世さん思い出しちゃいました。いやぁ素晴らしい女優さんですね。
昔を懐かしむギャグドラマではありますが、決して「あの頃は楽しかったなぁ」だけの作品ではないです。大人が見れば結構グサグサと心に刺さるセリフ多数。あの頃の全てが良かったわけではないですが、でも、忘れちゃいけないことがたくさんあるって思い出させてくれる作品です。あと、今回は本作の題名に込めた想いもわかり、それも嬉しかったなぁ。
給食の最後は甘いデザートや果物で締めたいけど、この作品はビターな味付けなんだよなぁ。そこがいいんだよなぁ。甘利田先生の侍にも似た潔さが本当に愛おしくて辛くてカッコ良い。是非是非、お子様達と一緒に鑑賞してほしい作品です。
あたり役とは、
いつもどおり
テレビシリーズのファンとして見ました。
面白いところも泣かせるところもいつも通りで、映画ならでは、というところはあんまりなかった。
ファンとしては、神野と甘利田先生の卒業をはっきり描いてくれたのはよかったが、テレビシリーズでやってくれればよかったのに、と思う。
面白かったんだけどね。
劇場2作目、シリーズが好きだった人ならおすすめ
市原隼人さんの振り切ったハジケっぷりが笑える。2回目でも笑える名作。
予告編で市原隼人さんがハジケてたので面白そうだと思って鑑賞。期待以上に面白かった。
上映館がやや少なくて残念 。 テレビ・PART1は見ていない。
「給食を食べたいから先生になった」 という本音は隠し、教師としての体面は保つ。だから、普段は給食に興味はないような素振りだが、給食のときのハシャギっぷりがスサまじい。
その落差がおかしい。給食の時間が来て嬉しくてしょうがない手振りダンスが笑える。
給食のときの市原隼人のモノローグもおもしろい。まるで食通が高級料理にうんちくを傾けるように、給食のオカズの素晴らしさを語っていく。 カレー・ハンバーグ・ナポリタン・玉子スープ・デザートの話についつい頷いてしまう。
何よりもおかしいのが生徒の神野くんとの食べ方対決だ。神野くんの方が市原隼人より一枚上手で、市原隼人がいつも 「しまった、その手があったか。当然気付くべきだった」 とアタマをかかえるのだ。
2人はライバルだが、おいしい給食のためには生徒・教師の枠を超えて戦う戦友だ。
食育の名のもとに給食改革が実施され、給食が美味しくなくなり食べ残しも増える。給食イノチの2人にはユユシキことだ。かつて給食廃止に反対した市原隼人への教育長のイヤガラセなのだが、2人は会議に乗り込み抗議する。
唯一シリアスな展開だが、映画の中ではあまり広がらず解決もせず、ウヤムヤのまま卒業の日が来た感じだ。無くてもよかった。
ウイスキーbonbonと奈良漬けで二日酔いになり、ラブロマンスの話にもなるが、描ききれずに早足になってしまった。さすがに時間が足らない。
結局、市原隼人が札幌 ( 函館?)へ転勤になるが、もう転勤先の給食のイカ飯しの情報を仕入れている。まさに 「 給食好き 」 の面目躍如だ。
PART3が見たい。
【5/31(火)・再鑑賞】
2回目でも笑えるオモシロさは名作の証拠だ。何度聞いても笑える落語と同じ。今、市原隼人がNHドラマ『正直不動産』で真面目な役をやってるが、つい笑ってしまう。
2022/5/25(水) ☀️ 日の出 イオン
. 5/31(火) ☂️→☁️ 日の出 イオン
ご馳走様でした
ドラマシリーズ、劇場版前作も続けて観ており、まさかの劇場版2作目にして完結編、給食を愛する教師と1人の生徒の熱い給食バトルが展開される今作、ここだけ聞くと中々のキワモノにも思えますが、これがまた面白く、更に言えば今作は超面白かったです。
甘利田先生を演じた市原隼人さんのキレッキレの動き、心の声と並行して演じるのはとても難題だと思うのですが、これが見事に合致。恥ずかしげもなく寧ろ清々しいアクションを魅せてくれます。それでいて給食を美味しそうに食べるものですから気持ち良いです。
対する給食少年の神野くんの給食への愛も素晴らしいです。創意工夫を捏ねて美味しい食べ方を生み出してドヤ顔をかますのもまた面白いです。
今回の敵は前作と同様で教育委員会です(懲りなさい)。ただ前作までは給食の中止というややぶっ飛んでいるものでしたが、今作では健康食への切り替えというとても現実味のあるものでした。ドロっドロのカレーが食べれなくなると思うととても怖いですし、量が減るのもキツイなと思いました。
そこへと真っ向勝負する甘利田と神野のセリフがグサグサと刺さりました。本当に給食を愛しているからこそ出る言葉の重みが良いですし、見事に涙腺をやられてしまいました。
最後の超豪華の給食、美味しそうなケーキの残りをジャンケン勝ちで決めて、それを喜び合うのも素敵でしたし、これをまた見事な伏線回収で餞別として教師から生徒へと手渡すのも展開として美しかったです。
予想だにしない傑作で驚かされましたが、この映画を観ていたら自然と給食が食べたくなってきました。生姜焼きが当時は大好物でした。今年ベスト候補です。
鑑賞日 5/23
鑑賞時間 16:25〜18:15
座席 A-10
たかが給食されど給食
集大成
寅さん&釣りバカ
season1、2ともに所属校のマドンナの背中を押して成長させ、好感度を上げておいて身を引く。
season1、2ともに最終的に別の学校へ転任。
昭和の邦画の様式美のようなオチだ。
season3は神野君を教育実習生にして製作お願いします。
以下つらつらと
鏑木さんと決着付けなかったのはもやもやしたけれど、続編へのフラグと考える。
登坂さんは美味しい役所でしたね。
駄菓子編が薄味過ぎて勿体無い。まずい給食への対抗策として機能させればなぁ。
的場の目がバッキバキ(笑)最後の校歌はみんなバッキバキ。
カレーとかき卵汁のダブルヘッダーは残念。色々な給食が見たかった。
あのまずい給食よりもヤバい母の料理とは一体…。
クリームシチューが好き
本物の市原隼人は、すごくかっこいいらしい。ドラマのロケ現場を見た人が言っていた。私はその話を聞いただけで、実物に出会ったことはない。そのかっこいい人が、給食を前にして踊る。何とかわいい。かわいいのに、肘までまくったシャツから出る腕が、太くたくましい。筋肉が!すてき!
ドラマのseason1の時は、この作品を知らなかった。最初の映画を見て、season2を見て、今回の映画へ。神野くんの成長がうれしい。爽やかイケメン。甘利田先生に引けを取らない給食愛。ラストの宣言は、まるで「踊る大捜査線」の室井さんだよ。甘利田先生は青島だよ。ふたりとも給食バカだよ。
今回のマドンナは、宗方先生。NHKで若くして死んじゃう役をやってたから、その名残のベリーショート。ふんわりした優しいムードのある女優さん。芳と描いてかほと読むとは、知らなかった。「真に受けておきます」という言葉が、たくさんのことを伝えてて良かった。しかし、ほんとに甘利田先生は奥手だよなぁ。
北海道の給食も見たいなー。地方局をどんどん巻込んで、ご当地グルメ的にしたら、いくらでも続編作れそう。甘利田先生の定年まで見たいし、神野くんのその後も知りたい。笑って泣けて、しかも教育的。せめてseason3は製作して欲しいっ!
甘利田の服装
見たぃものが、ちゃんと提供されるありがたさ
おいしい給食 おいしく頂きました。よく出来ました。完食。
はい。よく私のやんちゃレビューを覗きに来て頂きました。ありがとうございます。
さてと・・・あまり関係ないお話をさせて頂きます。
EP1 原材料はなに?
M子はおバカである。しかしただのおバカではない破壊力が凄まじいのだ。
あのさあ、聴きたい事があるんだけど、こんにゃくって何から出来てるの?
そんなの常識じゃないですか。水と小麦粉ですよ。
じゃあね、ところてんは?
それも水と小麦粉ですよ。
水と小麦粉!無敵だな‼️
しかたなく教えた。こんにゃくは芋、ところてんは海藻だよ。しかし私が嘘をついていると言いたげ。じゃあねソーセージの皮ってなに?
勿論知らない。あのね牛とかの腸だよ。
絶対嘘ですよね。それってホルモンですよ。見た事有ります?
お前は腸詰めって日本語も知らないのか‼️しかし・・・
しばらくして再度聴いてみた。
腸ですよね。当たり前じゃないですか。
カンニングしたな‼️
EP2 お赤飯の豆ってなに?
北海道出身の知人に気になっていた事を聞いてみた。
あのさあ、北海道の赤飯の豆って本当に甘納豆なの?
北海道では甘納豆が常識ですよ。
唖然。ほんのり甘いらしい。赤みは食紅。邪道だよ!
悪いけどそれって、まずそげじゃないか。
ごま塩もかけない事が多いらしい。
天才の芦田愛菜様も言ってたじゃないか、いちにのさん しでごま塩さん、沢山だと美味しいねー
失礼な!美味しいです。
いや絶対に不味い。屯田兵の末裔め‼️
失礼な!じゃあお前、北海道のジャガイモもトウモロコシも乳製品も海産物も食うなよ!
ははーー私がわるうございました。黄門様の印籠を見せつけられた悪代官状態でございます。
はい。枕終了しました。すいません。映画を観ながらナポリタンについて語ろうかと思ったんですが劇中で語られているんでカットします。まあストーリーは重要ではないんですが・・・軽く語らせて頂きます。
時は1986年、秋、主役の甘利田(市原隼人) は給食に全エネルギーを使っています。受験シーズンにもかかわらず。
前作もそうだったんですが、甘利田がたまらなく好きなんですよ。給食の前に校歌を歌うんですが、それが全力馬鹿(今回この単語を復活させました。言い換えが出来ません)
また給食を食べるシーンも全力馬鹿。言って置きますが褒めてますからね。前作よりパワーアップ。ハイオク満タン。
歌って踊ってリアクションして可愛いんですよ。多分、いや絶対に現場の人間は爆笑必至。
パンフレットによると大変なハードワークだったらしい。
そして生徒の神野ゴウ(佐藤大志)との、うまそげ対決が再開されるわけです。どっちが給食を美味しく食べれるか。
しかしそこに魔の手が・・・教育委員会の鏑木(直江喜一) 生徒の健康を守ると言いながら、まずそげな給食制度を導入しようとするんですね。例えば油分を極端にカットしたり。
いやね、旨味ってあぶらだよ。若いうちはあぶらを取れよ。いつか無理な日が来るから。今のうちだよ。
今回は駄菓子のネタも有ります。私の一押しは、さくら大根!しばし脱線します。
うちの近所に駄菓子屋が有ります。店の横に桜の木、4月の終わりにさくらんぼが実るんですね。たわわに。そこで噂を聞きつけた野鳥が啄ばみにきます。
すずめ、むくどり、ひよどり、おなが、もうお祭り状態。鳥たちのゴールデンウィーク。パチンコだと・・・
確率変動‼️
あれ?下にガキ(失礼)がいる。なんとガキ(失礼)も食ってやがる、もちろん無料。
毎年のことなんです。私も少し貰おうかなと・・・
やっぱりやめとく。野鳥のご馳走だからね。本当に・・・
うまそげじゃないか‼️
だが・・・野鳥のGWは一週間で終了。マルマルモリモリ全部食べた・・・
映画の話に戻ります。
今回は学年主任の宗方早苗先生(土村芳)との淡いロマンスも有ります。ショートカットが清楚でね色気も有って、良い女優さんですよ。神野ゴウ役の佐藤大志くんも綺麗に育った。親戚気分ですよ。神野くんの野望もわかりました。言いませんけどね、エールを贈りたい。
さて甘利田と神野くんはおいしい給食を守れるのでしょうか?この先は劇場でご確認下さい。
いやね、未だコロナ禍です。孤食とか黙食とかうるせえー!給食は男女で席をくっつけて、和気藹々で食べるもの。今、義務教育中の子供はかわいそうだよ。
きっとね、この映画には、いつか元に戻って欲しいって希望があるんですね。上映館数が少ないんだけど結構お客さんは来て楽しんでたよ。多分口コミだね。全国の劇場館主様、是非上映をお願いします。良い映画ですから。
あとね関係者の皆様。おかわり‼️あの場所は食材の宝庫でしょ。伏線かなあ、じゃあ回収しろよな‼️
なんとも長くとっちらかったレビューですみません。時々乱暴な言い方をしてごめんなさい。お付き合い頂きありがとうございました。
明日も晴れるかな?
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