「神の業」劇場版 おいしい給食 卒業 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
神の業
先日配信でTVドラマシーズン1を全話見たのですが、あまりにも面白すぎて深夜だというのに大笑いしてしまいました。総集編のような劇場版よりも絶対に面白い!しかも給食のエピソードで自分の小学生時代を思い出してしまいました。それは・・・
小学校高学年になると、低学年の配膳をしなければならないというルールがあって、ある日、大鍋のおかずをひっくり返してしまったのです。先生から無茶苦茶怒られました。低学年の生徒たちからも恨まれました。だけど、その記憶がそのまま再現されていたドラマ版。甘利田先生は「こぼした生徒を恨むな」と言い、その生徒の罪を問わなかったエピソード。泣けた。こんな先生が俺の時代にもいてくれたら・・・と。
食のライバルでもあり教師と生徒という関係でもある甘利田と神野。笑えるところばかりが目立つ劇場版ではあったけど、ドラマでは細かなところで教師の理想的な姿・言動もある。生徒が配膳するのは日本だけだというウンチクもあった。シーズン2は見てないけど、多分色々あると思う。
学校給食は教育の一環!甘利田の言うことは正しい。神野の言うことも正しい。子どもの健康のためとは言え、やはり残す生徒が多くなれば問題だ。色々と考えさせられ、卒業に向けて彼らの将来も楽しみになってくるが、しばしの別れ。ちょっとだけ泣けるし、食育についても変化することにも鋭く指摘していることに満足だった。
前作では3点にしてしまったけど、ドラマseason1を見てからは気分的に4点に昇格。今後も続編が作られるよう期待してます。