「新たな「マクベス」の傑作」マクベス エロくそチキンさんの映画レビュー(感想・評価)
新たな「マクベス」の傑作
70年代初頭から映画を見始めた自分たちの世代にとってマクベスといえば絶対的に「ロマン・ポランスキーのマクベス」。シェイクスピアのクラシックながらニューウェーブな傑作だった。
今作はデンゼル・ワシントンとフランシス・マクドーマンドを主演に、コーエン兄弟のお兄さん・ジョエル・コーエンが初めて単独で監督した作品。
モノクロ&スタンダードの映像美と名優たちの競演は見応えがある。斬新だなぁと思いながら観始めたが、観終わったときの感触はザ・オーソドックス。紛れもないマクベスの悲劇だった。傑作だった。
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