ソプラノズ　ニューアークに舞い降りたマフィアたち

テレビドラマ「ザ・ソプラノズ　哀愁のマフィア」の前日談なので、見ていない私は人間関係がよくわからなかった。 登場人物がとても多いが、のしてきたイタリア系がブラック系と戦う話のようだ。 音楽のセレクトがとても懐かしかった。

ドラマ未鑑賞のため、登場人物が多い複雑な相関関係を理解するのに時間を要してしまい、未だに仕切れていないが…ストーリーに上手く入り込めなかった。ドラマを見ていたら、もっと楽しめたと思う。レイ・リオッタに至っては一人二役を演じており、更に複雑化してるが、やはりあのスカーフェイスはマフィア物には欠かせない。マフィア物ならではの、一時の感情により、父親や愛人を刹那的に殺してしまう暴力や拷問シーン、縄張り争い、裏切りなどの要素はあるものの、子供の学校や、親との確執、妻や愛人との関係など、家族の日常を描くなど、他ではない一面も見せている。アメリカにおける人種差別問題を黒人マフィアの成り立ちと共に描き、深みを持たせている。