「日本人全員が、この「ハッピーエンド」のない物語の共犯者である」マイスモールランド みっくさんの映画レビュー(感想・評価)
日本人全員が、この「ハッピーエンド」のない物語の共犯者である
私は社会問題を扱ったハリウッド映画が好きだ。
でも、この作品を見た後だと、私の「ハリウッド映画好き」は、「他人事だから」と思えてくる。
しかし本作では日本人全員が「当事者」であり「加害者」であり「共犯者」である。
私は映画鑑賞において、本作を見た時ほど、「罪悪感」を感じたことはない。
「難民問題」は常にある。
ベトナム戦争後、シリア紛争、そして現在進行形のウクライナ紛争。
この時期だからこそ、本作を見るべき。
そして「避難民」か「難民」かで「言葉遊び」をしている我が国政府の対応を注視しよう。
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