「難民問題は置いておいて、映画として良い」マイスモールランド だるまんさんの映画レビュー(感想・評価)
難民問題は置いておいて、映画として良い
難民問題はとてもセンシティブな問題だが、そこを置いておいても映画として良かったです。
主演の嵐莉奈さんは知りませんでした。モデルさんなのですね。美しすぎると言って良いほど綺麗ですね。
海外の人が多いので演技がどうこうとか言えないけど、単純に映画としてとても切なく、いろいろ考えさせられ、うるっと来て、感情移入しやすい。
唯一、分からなかったのは3つの言語という所。日本語は分かりますが、あとはクルド語?この当たりがよく分からなかった。恐らく、迫害されてもともとの自分の国の言葉を使えないということなのだろうけど。最後のセリフはクルド語なのかな?
難民問題は難しい。簡単に「難民受け入れ」と言えるのは難民問題が自分とは関係がないと思っているからだと思います。もし、難民を沢山受けいれて、自分の仕事を奪われると思ったら簡単には賛成できない。同時に、日本人で困っている人もいるので海外の人は後回しとも言えない。
この映画で現実の一面を知るにはとてもありがたい映画です。子供たちにも見て欲しい。
コンビニで海外の人が働いていたら、「どこの出身か?」と思います。簡単に「どこの国の人ですか?」って聞いていた。この質問に答えられない人がいる、それだけで傷つくこともあるのだと知ることが出来ました。
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