青春弑恋のレビュー・感想・評価
全7件を表示
Z世代の象徴❓
うーん😔Z世代だけに限ったことではないと思うことが沢山…
一人でいることの寂しさを紛らわしたい女性 学生時代には注目されながらも社会人となってからは…の女性 その女性を執拗に追いかける男性 その男性に恋しているJK 等々最後に繋がって、台湾駅で殺傷事件をお越し…
最後はどうなるかはご想像(たぶん結ばれるんだろうけど)にでエンドロールが…
台湾映画らしいけど、不完全燃焼でした
メイドガール
近年、「1秒先の彼女」「恋の病」「返校」「哭悲」… 傑作揃いの台湾映画
これも傑作!
おのののか似のユーファン、「恋の病」にも主演していたミンリャン、その他役者陣も素晴らしい
群像劇で時制も前後するが結構解りやすく、女性の撮り方も美しく(エロく)、終わり方も最高!!
韓国映画とはまた違う魅力が台湾映画にもあるよね
台湾青春映画の佳作。
「やがて悪夢のような惨劇が起こる」というキャッチコピーは日本だけなのかわからないけど、そこにフォーカスするのは、あまりにも本質とかけ離れ、商業主義にも程があると思う。
列記とした青春群像劇であり、まさに台湾ニューシネマの系譜であると言いたい。
ぎこちない愛を現代社会が許容してくれているとは、決して言い難い。窮屈さや救いのなさが幅11mのシネスコサイズのスクリーンの隅々にまで満ち満ちていて、切なく、儚く、胸を締め付けられる。
随所に散りばめられている、お馴染みのノクターンとスコールが、ここまで雄弁に機能している映画は観たことないかも。
ゲームを悪モノにするなよ
Z世代の若者たちの自己中心的な欲と失墜のお話。
台北駅の通り魔事件の犯人を軸に、絡み合う人達を描いた群像劇的な感じ。
恋愛関係では無いけれど、一時同居していた議員の娘、何の後ろ盾も根拠も無いハッタリ駆け出し女優、都合良く男友達を使うコスプレガール、そしてめちゃくちゃモテそうなのに全然相手にされない拗らせチェリーですか…。
あ、あとほぼどうでも良い、女に巻き込まれた男2人とおばちゃんねw
事件の様子をそこそこ早い段階でみせて、少々時系列をイジった見せ方をするけれど、折角の事件が全然ショッキングじゃなくて塩っぱいし、特に女性陣の人間模様とか内面の描き方とかペラッペラじゃないですか?
犯人君にしても、最初からチョイ拗らせ気味で、あーっ!もうっ!!程度になってしまったぐらいの変化しか無い様な…。
大人しくつかみどころのない若者たちの上っ面をさらっただけみたいな感じがして冗長だった。
最初の方で、 誰が誰だか判らなくなってしまい、 その後はついていけ...
最初の方で、
誰が誰だか判らなくなってしまい、
その後はついていけず
雰囲気は良かったんだけど、、、
微妙な距離にいる6人の男女の愛憎が通り魔事件に繋がっていく様を淡々と見つめる台湾版『ルールズ・オブ・アトラクション』
舞台女優のユーファンがバイトをしている喫茶店にやってきたのは元船上シェフのシャオジャン。昔ユーファンに告白したことがあるシャオジャンは、議員をしている父の再婚披露宴の後物憂げにスマホを見つめているユーファンに声をかけ少しずつ二人の距離は近づいていく。ユーファンが父と暮らす家には資産家の息子ミンリャンが同居しているが、ニートのミンリャンはVRゲームとネットで話題のAV女優モニカに夢中になっている。そのモニカは実はユーファンが所属している劇団の女優でユーファンの親友。一方のミンリャンに一方的に恋をしている女子高生キキはシャオジャンがバイトしている中華料理店の娘、普段はおとなしいが、実はゴリゴリのコスプレイヤーで、キキに夢中になっている男子ビリーが探してきた不動産の空き物件でコスプレ撮影に興じている。そんな微妙な近距離にいる6人の思惑が交錯する中、台北駅で通り魔事件が発生する。
本作を観ている最中に真っ先に連想したのはブレット・イーストン・ハリスの原作を映画化したロジャー・エイヴァリー監督の『ルールズ・オブ・アトラクション』。登場人物がそれぞれ惹かれ合っているのにどの思いも全く報われないという残酷な不条理も、登場人物達の裏の顔をこれでもかと見せる悪趣味なまでの赤裸々もそっくり。しかし本作が更に掘り下げているのは人間の素顔とはそれを見ている人間によって異なるということ。一見どうしようもない人間であっても、別の誰かから見ればかけがえのない人間かも知れない。自分から見えている光景だけで世界が構成されているわけではないとは知りつつも、自分が見えているものだけでしか世界の良し悪しを判断出来ないなら、ちょっとボタンを掛け違えただけで悲劇はあっさりと引き起こされる。そんな無情を容赦なく描きながらもドン底を味わった人間の再生も温かく見つめている、そんな分厚いドラマでした。
全7件を表示