「ゲームを悪モノにするなよ」青春弑恋 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
ゲームを悪モノにするなよ
Z世代の若者たちの自己中心的な欲と失墜のお話。
台北駅の通り魔事件の犯人を軸に、絡み合う人達を描いた群像劇的な感じ。
恋愛関係では無いけれど、一時同居していた議員の娘、何の後ろ盾も根拠も無いハッタリ駆け出し女優、都合良く男友達を使うコスプレガール、そしてめちゃくちゃモテそうなのに全然相手にされない拗らせチェリーですか…。
あ、あとほぼどうでも良い、女に巻き込まれた男2人とおばちゃんねw
事件の様子をそこそこ早い段階でみせて、少々時系列をイジった見せ方をするけれど、折角の事件が全然ショッキングじゃなくて塩っぱいし、特に女性陣の人間模様とか内面の描き方とかペラッペラじゃないですか?
犯人君にしても、最初からチョイ拗らせ気味で、あーっ!もうっ!!程度になってしまったぐらいの変化しか無い様な…。
大人しくつかみどころのない若者たちの上っ面をさらっただけみたいな感じがして冗長だった。
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