「なんかタイトルこれでいいのかな?」アメリカから来た少女 masayasamaさんの映画レビュー(感想・評価)
なんかタイトルこれでいいのかな?
お母さんが乳癌になりアメリカから台湾に戻った母子三人と、仕事で台湾に残っていた父親がギクシャクしながら家族として再生する話。
アメリカに帰りたくて愚図る主人公の少女は監督の体験がベースになってるらしい。転校って親が思う以上に子供にとっては辛いよなぁ。
そして、やはり母と娘の関係というのが複雑だ。
ライバルというか、、、私ならこうする的な主張のぶつかり合い、父と息子よりわかりずらいよね。
お父さんはなかなか良い人で、不思議と憎まれないキャラ。まあ男親は総じて娘には甘いけど、苛つき不安定な母と子の緩衝地帯になってる重要な存在。
クライマックスの弁論大会も不発に終わり全体に地味で普通な話なんだけど、、、、丁寧な美術や子供達の演技も実にリアルでよかったです。
あとで脚本初稿では弁論大会がクライマックスだったと知りました。それはそれでよかったかもなぁ。
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