ヴェラは海の夢を見るのレビュー・感想・評価
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タバコばかり吸ってないで、頭の灰をはらうべきだ。
レビュー読んで頂ける方は、最後だけでも読んで下さい。勿論、ネタバレになります。
この映画は社会問題ではない。
余り賢明とは言えない高学歴女性の優柔不断な姿勢から生じた不幸。
この状況ではどうする事も出来ないが、そもそもの設定が甘すぎる。
・爺さんが賭け事をやっていたのは知っていた。
・警察を故意に呼ばないが、どんな国であっても、不審死の場合、警察は介入する。
・自殺を隠せた訳だから、保険金はおりるはずだ。従って、自殺した爺さんもそういった偽装死を想定していたはずだ。
・なんで、風呂場なんかで自殺するのか?飛び降り自殺が普通。
・判事になるような65歳のジジイが借金まみれで、遺言も残さず、お金の工面もせずに死ぬわけがない。
・娘の夫の所在がはっきりしない。
・娘はなぜ生活に悩んでいるのかはっきりしない。
・それでも、生活の糧になるとは思えない演劇を、なぜ続けるのかわからない。
・母親が遺産として手話の技術を会得したと話すのだから、理由わからない演劇は止めて、手話で生活する事を選ぼうとするだろうし、そういった流れになると思っていた
・この設定で土地の権利書にはサインしないだろう。稚拙過ぎる。
・手話通訳者なんだから、電話での会話はショートメール若しくはラインだろうが。
しかし、個人的な問題ゆえに、映画にするような内容ではない。それが結論。
我が同僚の旦那が突然死した時、日本の警察は尋問紛いの事を半日以上したし、解剖もしたそうである。
それは兎も角。手話には国際手話と言ったものがあるそうで、全世界にその周知義務にすべきなんじゃないかなぁ。そうすれば、言語の共通化が進むと思うが。
この映画?想像した通りに終了する『月曜サスペンス劇場』って所だ。づまり、月曜日だから憂鬱な一週間はまだまだ続く。スカッとした勧善懲悪の方がどれだけ『まし』か思い知った。
また
東京なんとかかんとかって言う映画賞を受賞したそうだが、東京都民がこの映画を見て、どこに感動する内容、若しくは、共感が持てると言うのか。それが全く理解できない。
裏社会は日本にもあるし、日本の地上げの話の方が深刻だと思うけどね。
鑑賞者の皆さん、コソボ紛争って覚えてます?
まぁ、演出家の一つの訴えは『コソボという国には海が無い』と言う事。それとコソボが隣国アルバニアと同じ民族って事を知らないとこの映画は日本人にはわからない。『裏社会に抵抗する女性!』位にしか見ていない。評論家も含めた皆さんがね♥
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