ハウス・オブ・グッチのレビュー・感想・評価
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無能な男にもプライド
ブランドグッチの来歴上のある事件を玉の輿になった妻を中心に描いた作品。
どこまでノンフィクションかは不明だがリアリティーがある。
内容やキャラは面白いか。
良い点
・男が優しそうにも見えるし無能そうにもみえる
悪い点
とくになし
その他点
・周りがデカいのもあるが、レディーガガが意外と小柄
レディー・ガガの変身
個性派揃いで有名な役者の共演(バトル)が面白かったです。奇抜なファッションとパフォーマンスの人くらいのイメージしか持っていなかったレディー・ガガの芝居を初めて観たんですが、やっぱりすごい才能のある人なんだと改めて思いました。(人気者が映画に出てみましたという感じではない)
魅力的な若い女性から、怖いオバサンへ段々と変身していく様が見事でした。まるで、脱皮を繰り返して成長していく某監督のエイリアンのようです。
懐かしいバブル期を思い出す
良かったです!
さすがリドリースコット。
バブル期のゴージャスな日々を思いだしました。
二人が知り合う、ディスコのシーンなんて最高!
前知識なしで観に行ったので、中盤過ぎてからようやく、叔父さん役がアルパチーノだと気づきました。
イタリア訛りの英語、が楽しかった。
レディガガ、ハマり役でした。
レディガガのなんとも言えない演技があとを引く
レディガガのスタイルの微妙な悪さ、下品さが、役柄にぴったり。
反面、アダムドライバーの洗練されたGUCCIの着こなしにうっとり。
この対比がこの映画のベース、この映画の1つのキーになっている気がした。
欲を言えば、もっと、GUCCIファッションを見たかった。ガガ以外のGUCCIの女性の着こなしが欲しいところ。
アダム・ドライバーかっこよすぎて(泣)
名門グッチ家の衰退。
ガガははまり役なんでしょうか。
イタリア訛りの英語が妙にしっくり。
アダム・ドライバー、かっこよすぎて、もうそれだけでハッピーな120分。
欲に目が眩むと怖いね。
自分もイタリアではそれなりの家なのに、さらに高みを求めた結果、全てを失うなんて。
世界的ファッションブランドに揉み手で御機嫌取りをさせた日本
コンニ~チワ~~~。
アルパチーノの日本語が聞けて良かった。
終身雇用の日本型経営が世界を席巻した時代。
日本人は何処へ行っても上客として持て成された。
が、土地の値段を下げたいという大蔵官僚の浅知恵で出された総量規制。
経済原則を無視した通達によりバブルが崩壊。
日本の資産1300兆円が吹っ飛んだ。
しかし落ちぶれたとは言え、民主党政権まではまだ良かった。
トドメを刺したのが安倍晋三である。
アベノミクスにより民主党政権で世界5位だった国民所得が、
世界22位まで急落し、韓国にも抜かれてしまった。
韓国人より貧乏になるなんて誰が想像しただろうか。
これから映画で描かれる日本を想像するだけで恐ろしい。
圧巻!レディーガガ。
面白かった。
3時間もの上映時間に、飽きるやろな〜と挑んだものの気づけば映画が終わってしまっていた。
全く長さを感じず、テンポ良く食い入るように見れた。
女性が仕事に介入して口出ししてキビキビし出すと、いつの時代も男は去っていくんだなぁと呑気に思ってしまいました。
グッチに切り込んでいくガガ様、しごできで、キレキレです。やな女だけど。
結局、ガガ様を捨てたけど、ガガ様が作り上げた功績の上で、ガガ様の計画通りに進もうとしてたしね。
都合のいい男!キー!となりそうでした。笑
話が複雑ではないけど、考えさせられたり気持ちが揺さぶられる。
そのちょっと重い展開が心地よく感じました。
そういえば、日本語や日本人が少し出てくるのですが、当時のグッチと日本の関係が垣間見れるのもよかった。平和脳の私には少しショックだったけど、日本の立ち位置ってアジアだったな〜なんて痛感させられました。当たり前だけど。
役名が覚えられず、ガガ様呼びですみません。
以上。
家じゃ無くて映画館で見て良かったです^^
家族なんてクソくらえ。
1995年に起きたGUCCI3代目当主暗殺事件に至るまでの30年間を描いた話。
最後にも示される今のGUCCIにいわゆる"グッチさん"はいないように、血縁関係にある家族関係のくだらなさ家族経営のアホらしさの映画。私も血縁関係は鎖だと思ってる人間なのでめっちゃ良かった。
今までのこじれた家族関係のせいで正しい忠告を素直に聞けなかったり、家族だからという理由で特に優秀でもない人が傍に置かれ、縁を切ったつもりでも関係はズルズル続いていくもんだからお互いの確執、問題は解決されないまま。家族(親戚含め)が会社にいるって考えただけで寒気がするわ。
劇中で「父親だから」「息子だから」と何度か言っているけれど、この言葉って全然理にかなってないのにどんな時も使えてしまう魔法の言葉なのが危険だなと。それがビジネスにおいでだったらもっと。
占い師が赤と緑両方取り入れてと言われるもレディー・ガガ演じるパトリツィアが赤の服しか着ないことを始め、劇中緑はほぼ出てこない。赤は血の色で、血縁関係の家族経営の象徴。最終的にその家族経営は追いやられることになる。GUCCIの緑と赤が入ったデザインのように、両方のバランスが大事よね。
さらに、女性が男性の家に入るという伝統的価値観に疑問を呈している作品でもあって、普通は肩身が狭いはずの玉の輿でもパトリッツィアのようなタイプの女性だったら全然でしゃばれてかき乱せる(姑がいなかったのもでかい)。これ、結婚後の女性の苦悩を描くのではなく、GUCCIの男たちにとって不利益極まりないように描くことで男性を当事者にできてるの本当に上手い。最後の最後までグッチ夫人とでしゃばる彼女を見て、それでもまだ夫婦別姓に反対出来ますか?
そして、「ショーケースを外側から眺めている」人が最終的に実権を握るのも痛快。パトリツィアに関しては悪女ではあるけど、産んだ子供が娘だったから2人とも追い出されたんだろうなと思うと可哀想。
あとは広告出身のリドリーじいちゃん、本作で本領発揮してて途中途中めちゃくちゃGUCCIのコマーシャルみたいでかっこよかったな。
期待を裏切らなかった
あっという間の2時間40分でした。
ストーリー展開も早く、飽きずに観れます。
昔のイタリアマフィア映画のような趣きもありましたが、個人的にはマフィア映画は好きなので楽しめました。(もちろんマフィア映画ではありません)
また、あー、こんな事件があったんだって初めて知りましたし、高級ブランドに関心のない私でもドキュメント映画として観るのも楽しめます。
あとは、アリーでも思ったけど、レディ・ガガの演技力も引き込まれますね。
ガッカリ
錚々たる出演者。
演技は凄かった
でも、何だろう。
面白くはなかったかなぁ。
評判はめちゃくちゃいいですよね?
演技と贅沢点って感じです。
パトリツィアにフォーカスして作るなら、
後半のストーリーもう少しあった方がいいし。
GUCCIの崩壊を描くなら、もっとGUCCIファミリーにフォーカスしていいし。
何か、有名どころ集めすぎて、
ストーリーが散ってる感じがして。
全然ストーリーの世界に入っていけなかった。
久しぶりに観てガッカリした映画でした。
予告を超えるものは‥
リドリー・スコット作品なので期待して行きました。が、、退屈はしなかったのですが、予告を超えるモノは無くキャストが異色な薄口作品に感じました。
ガガや、相変わらずアダム・ドライバーは悪くなかったけど、人物描写が薄く誰に感情移入させればいいのか分からず、ただ物語が進行する感じでした。で、別にこの物語GUCCIである必然性もなく、単に事実に基づいた話だからですかね。音楽もよくわからない使われ方で違和感モヤモヤです。ただガガとアダムはソックリですね。演技はジャレッドが1番良かったですね。
私はイマイチでしたけどトマトではオーディエンス支持率83%と結構高いですね。リドリー・スコットには次作に期待します!
GUCCIは稀少動物
マウリツィオグッチが暗殺されるまでの軌跡を描いた作品。
いまでは誰もが知ってるスーパーブランドのグッチにも3流ブランドまで落ち込んだ時期があったんですね。映画観て初めて知りました。ただちょっと長い、、
あのジョーカー役だったジャレッド・レトがあのハゲだったのを後から知ってびっくり(・・;)
野心家だけどイタくて哀れな主人公をガガ様が熱演
「グッチ氏、殺される」という新聞の見出しとパトリツィアという名前を見た、当時の記憶がなぜか鮮明に残っていて、最近10年以内くらいの結構最近の話なのかと思っていたら、30年近く前の1995年の事件と知って驚きました。
最近の映画は2時間超が多く、本作も159分とかな~り長め。殺人が題材のわりに、あまり緊迫感やドキドキするシーンは無く、恐らく事実に基づき比較的淡々と物語が進行するので、途中少々退屈なところもあったが(このあたりが本作の評価がイマイチ芳しくない理由だろう)、グッチ家の栄枯盛衰が丁寧に描かれていて、全体として見応えある作品に仕上がっていると思う。
ロドルフォとマウリツィオ父子、アルドとパオロ父子のグッチ家4人の男とマウリツィオの妻パトリツィアのグッチ家の財産を巡る"内部抗争" が物語の軸で、義父と嫁の対立、それぞれの父子の確執があり、最終的には夫と妻の関係が破綻し悲劇に向かっていく。
ロドルフォもアルドもどちらも息子が可愛くてたまらないのに、洋の東西問わず"親の心、子知らず"なのか・・何ともせつない。世間知らずで人がいいマウリツィオならパトリツィアのような野心溢れる女に簡単に落とされてしまうだろう(あんな金持ちの家の息子が護衛も付けず1人でバイクや自転車に乗ってフラフラと自由に出かけていたという無防備さに驚いたが)。パオロは才能も無い(あの髪型や私服のセンスを見れば明らか)のにデザイナー志望とか、典型的なバカ息子に育ってしまった。
パトリツィアも本当は夫のことが好きで離婚などしたくなかったのだろうに、あれこれ仕事やグッチ家の人間関係に口出ししたり、"自分のアドバイスで上手くいった"と恩着せがましいこと言ったり、感情的になって夫を侮辱する暴言を吐いたり、ストーカーみたいに待ち伏せや留守番にメッセージ残しまくったり、最後は娘をダシに関係修復を懇願したり、、悪手ばかりやらかすただのイタい女になってしまった。そんなことしたら、ますます嫌われるだけなのにね。。まぁ元々ロドルフォが反対していたように、身分違いなんだろうけど。やはり裕福な家の嫁にはある程度の"教養"は必要だろう。かといって、中盤以降に登場してきたパオラもどうかと思うけどね。明らかにマウリツィオを狙ってるのがミエミエで嫌~な女(笑)。ていうか、何故最初からパオラと結婚しなかったのか?
パトリツィアはいつも自信満々で強気に見えても内心は常に不安だったから、あんな占い師ピーナを盲信してすっかり頼りきってしまったのだろうか?夫を殺したいほど愛していたのか、他の女に取られるくらいなら殺してしまえ、と思ったのか。。他に解決策は無かったのか、そんなに全てを手に入れないと気が済まなかったのか・・? 優しい夫と可愛い娘がいて生活に困らない程度のお金があれば十分ではないか、と高級ブランドに全く縁がない当方は思ってしまうのだが。ピーナに出会ってなければ、最悪の事態には発展していなかっただろうに、マウリツィオは勿論だがパトリツィアにとっても不幸なことだった。殺人を依頼してバレないわけがないのに、何とも短絡的な計画。
現在のグッチにグッチ家の人間はいないそうだが、パトリツィアの娘さんはどうなってしまったのか?何の罪もない彼女が気の毒すぎる。
「豪華不足」
久しぶりに映画館で鑑賞
グッチ家の栄光と影の実話に基づく物語。
あの誰もが知ってるブランドグッチ。
やはり巨大伝統ブランドには華やかな裏には苦労もあるんだと実感。
豪華不足。パーティーや大々的なコレクションが出てくるのかと思いきやそれほど•••
1970年ごろから1995年の話のため全く知らなかったが、やっぱり日本人はブランド好きって認識なのかと「上客」ですからね
この映画でも「上客」なのでしょう。
出演者はレディーガガにアルパチーノなど豪華俳優陣 消しあうことはなくひとりひとりキャラ立ちしている。
丁寧に描いているため2時間39分と長丁場(途中うとうと) トーンもあまり変わらないので盛り上がりにはかける
華麗なる?グッチ一族
パーティーでグッチの御曹司マウリツィオと出会うパトリツィア。もう出会いからグイグイとおしまくり。彼の父親は味方につけることが出来なくても、叔父はしっかりと味方につけ、めでたく結婚。結婚早々、旦那の尻を叩き、自分の思い通りに事を進める。グッチの経営にも口を挟み、さんざん可愛がってくれた叔父をも蹴落とそうとする。マウリツィオの従兄弟まで罠に嵌め陥れる。まあ、のしあがろうとする女性はこんなものかもしれないが。
観ていて、マウリツィオ、しっかりしろよ〜と思ってしまう。あることをキッカケにスイスに逃げ、昔の彼女に出会い、目が覚めたマウリツィオ、手のひら返すように妻に冷たくなる。
おい、気がつくのが遅いんだよ、お前がもっとしっかりしていればこうなる前になんとかなったんじゃないの?と少しイライラ。
ブランド物にはあまり興味がないので、グッチのこともよく知らないから、どこまでが事実なのかわからないが、今はグッチの血を注ぐものがいないとのこと。なんかブランドとしての名はすごくても、寂しい家系ですね。
レディ・ガガが強欲な嫌な女をとても魅力的に色っぽく演じていて、彼女あっての映画と思えたほどの熱演でした。
そうそうたるメンバーの中、見事なレディー・ガガ!!
実話ベースではあるが展開はどこかエンタメっぽい雰囲気で、157分が全く苦にならない!
中盤以降サスペンス要素高まるも、それ程しつこく無く分かりやすいので楽しみながらハラハラすることが出来る。
レディー・ガガであることを忘れる程の演技力と存在感は観終わったあと改めて感じることだろう。
リドリー・スコット御大作品、個人的には前の決闘裁判よりずっと良かった!!
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