ハウス・オブ・グッチのレビュー・感想・評価
全361件中、101~120件目を表示
高級ブランドの低級な騒動
音楽も映像も筋もしっかりしていてさすがリドリー・スコット。映画を楽しませてもらいました。このニュースを覚えていなかったので却って楽しめたと思う。
レディ・ガガ、嫌な役だけどちゃんとやれてて丸。実話ベースなのにジャレッド・レトやレディ・ガガなど誇張し過ぎな気もするけどもしかしたら本当にこうだったのかなと思わせるのはイタリアへの偏見かも。
「アル・パチーノ参戦」
今年12本目。
Poker Faceからずっと好きなレディー・ガガ、東日本大地震の時はすぐにチャリティグッズを発売し売り上げを寄付、と日本が好きな所を含めて生き様を尊敬します。そして前作主演で2018年12月の「アリー/スター誕生」で歌声と共に女優としての評価も高く、今作は見たかった作品。
前半は男女間の恋愛など見所が多かったが、後半が少し間延びした印象。最後でそう言う結末だったんだと納得。マウリツィオの父の兄のアル・パチーノが映画でがっつり見るのは初めてだったので、「ゴッドファーザー」はちらっと見て有名ですね、アル・パチーノが作品の肝だったなあと生涯現役でこれからも映画で見たい。
他の血が入ると血族は乱れる?
結局のところ、パトリツィアが入ったことでグッチ一族が崩壊した?
欲に目がくらんだパトリツィアの役をガガが熱演
どちらにしても滅んだ一族かもしれないが、彼女の強欲さが滅びを早めてしまったのだな
もう少しグッチの良いところ、製品に対する思いや製造工程が見たかった
これでは誰もグッチの味方になれない・・・・
巨匠の淹れたエスプレッソを飲んだらやっぱり濃かった感
blondieの『Heart Of Glass』にのせた軽快な予告から観るのを楽しみにしてました。監督はリドリースコット。
なんとなくなんだけど、いまいちリドリースコットって特徴がないというか。キャリアのわりに、作家性が際立っているわけでもないというか。『リドリースコット監督作品です』と言われても『あ、そうなんだ』くらいの位置付けだったんですが、これは期待以上だった。歳を重ねて、円熟の極み感。
役者の個性とか、セットの意匠とか。服飾の華やかさとか。光の入りかた、巧みな音楽セレクト、煙草の煙、水のひかりまでも。全てをこれでもかと利用した、情報量は圧巻で、見てて飽きることがなかったです。『こんな旨い肉は初めてだ。なんの肉?』のくだりとか巧すぎる。一時期イタリアはトスカーナに住んでたこともあるので、感動すらした。
正直、ストーリーは込み入ったものでもないのだけども、味付けが見事で素材(役者)も濃厚で、美味しいコースでした。
こんな物語が実話なんて驚き
すごく面白かった。
栄枯盛衰。
運送会社で笑って平凡に暮らしていられたら最高だったのにね。
レディ・ガガの衣装と雰囲気が田舎の小金持ちの奥さんみたいだった。
歴史上、身内が裏切ることはたくさんあったはず。金持ちは注意しなくちゃ。
家族の方がややこしい
ゴッドファーザーみたいだなーと思いました。レディーガガがすごく良かった! 劇中の音楽やファッションもワクワクした。時間の長さを全く感じずに楽しめました。
細かく作り込まれた絶妙な作品だと思う
公開から暫く経って、観れて良かった実話ベースの物語
ビッチリ満席、160分あるけどもっと長くても良かった位だ
グッチ家に巻き起こった愛憎のスキャンダル、別角度では、同族経営企業の株式上場までの支配権を巡る政治闘争
レディー・ガガ主演、演技も上手いもんだから、途中からすっかりパトリツィア・グッチとして見てた
名優揃いの中にガガ様、グッチ家に異物として嫁ぐ劇中の構図と重なってるそのキャスティングがなんとも絶妙
舞台は1970年代後半から1990年代半ば、時が流れていく中で、段々と移ろっていく彩度と音楽の使い方がまた絶妙
出だしのアダム・ドライバー、あぁ、そんな気持ちだったんだ、ってのが最後にビリビリくる、いやー、巨匠が凝って創った感じあるいい作品だなー
途中 間延び
平日の仕事帰りに観ました。途中、株券の署名が無記名あたりでどうにも眠気が襲ってきて、空白の10分となってしまいました。ストーリー的にそのシーン、尺長くない?と感じた部分もありました。ただ、ガガ様の演技は圧巻でだんだん悪になっていくのは迫力ありありでした。
レディーガガの演技、、、良
なかなか見ごたえのある作品。レディーガガの演技は少し大げさではあるが良いのでは。この演技を想定しているのであればシナリオを変えるべきだったのでは。結果論かもしれないが。
中盤からのアダム・ドライバーが心が変わり始める所などもう少し解りやすくするべきだったのでは。後半殺す決意をする等のレディーガガの心境などをもう少し丁寧に描いてほしかった。アダム・ドライバーの成功っぽい話はいらないのでは?
惜しい作品。
ラストのセリフはそうだよねってセリフで良かった。
同族会社の経営者は必見
物語としてはレディ・ガガが変化していく演技が上手いのが目立った,
別の見方をすると同族会社が大きくなりすぎて,核になる人物の死去で破綻していく過程が物語られていて,日本の同族会社も,殺人こそはないけれど,親戚同士の足の引っ張り合いで会社が破綻していき,大資本の傘下に治められる,よくある話ですね.
同族会社の経営者は必見と感じました.
グッチのイメージが。
●すとか、とんでもない女。(演者、レディーガガ)
夫役の俳優は多才らしいが魅力を全然感じられなかった、むしろ苦手。
女は上昇志向のまま突き進んでグッチ家一員となるも、、、挙げ句の果てに、、、。
愚かな女を描くのに上映時間が長過ぎ。
一流ブランド世界の華やかさで酔わせてくれるわけでもない。
男女の秘め事のシーンが激しく下品で興ざめ。
ガガは上手だったと思うし、作中にエリザベステーラーと言われていたが確かに少し似ていると思った。
しかし、こんなに血ぬられていたなんて引いてしまった。
今のGUCCIにはもうグッチ家の人間は関わってないというが。
1人の毒婦で名家が駄目になる。
日本の名家でも実際あるあるの話なので恐ろしい。
展開が遅く長く苦痛の2.5時間
広告や概要文はサスペンス物語を匂わせる紹介をしているが、実際はまったく異なる。
2時間以上、グッチ一族の老人たちのやりとりがタラタラと続き最後の10分程度で、殺人と逮捕がさらさらと展開する。古めかしい映像でゆっくり歴史を見たい人は良いと思うが、サスペンスのスリリングもグッチのゴージャス感も味わえない我慢の2.5時間でした。
日本人女性はブランドがお好き
今年観た映画の中で一番良かった。このパトリッチアグッチのお話は昨年(世界丸見え?)かなんかで見ていて知っていたけど、映像がゴージャス!!ガガ様が着けているジュエリー、リアルファーが素敵。グッチのワンピース、私も着たい!カウンタックまで出てきて、こんな時代もあったよねと頷きながら楽しめた。さて、日本人女性ならグッチ、セリーヌ、フェラガモ、プラダ数々のブランドバックは持っていた。ブランドだから?う~ん、軽くて使いやすい、丈夫。イタリア人のマイブランドにかける情熱を知っているからマウリッイオの嘆きや家族愛にも頷ける。スコット監督曰く、映画の魔法を知るとは本当。それに自分の彼氏がブランド王の息子だったら誰でも野望が出るでしょ。リベンジ消費もできないオバサンにはコロナを忘れる映画でした。
「キャスト・オブ・リッチ」な極上エンタメ
「GUCCI」の商品を買ったことがない私にとって、一族の顛末など知るよしもなかったのだが、まるでフィクションのように楽しめる物語だった。しかしながら本作の最たる魅力は、なんと言っても豪華俳優たちの演技合戦だろう。アル・パチーノを筆頭にしたオスカー俳優たちのクセの強い演技に魅了される。しかし、彼らを差し置いて圧倒的なのがレディー・ガガ。野心家の一言では片付けられない「アウト・オブ・コントロール」な妻パトリツィアを熱演した。豪華な装飾と衣装のきらびやかさは、見る人が見ればそれだけでも楽しめるはず。ブランドに無縁な私ですら、グッチというブランドに人知れず興味が湧いていた。80歳を超えてもなお新鮮な映像をみせてくれる巨匠リドリー・スコットには頭が上がらない。演技・美術・ロケーションともに極上のエンターテイメントとなっていた。
あらすじも読まずに見て衝撃!
GUCCIは正直買おうと思ったこともなかったが、その話というので気になって見に行ってきました。
あらすじも全く読まずに見たので、新鮮に見れました。
てっきりGUCCIというブランドができるまでと思ったのに、すでにブランドはあってショップも出てたからあれ?となりました。
マウリッツオは3代目なのですね。
(余談、名前がどうしてもマリトッツォに思えて仕方なかった)
グッチ一族の確執、野望、陰謀、欲望、、レディーガガ演じるパトリッツアがまたすごい。
どこまでが愛だったんだろう?
出会いから愛はなかったのかな?
パウロがよく分からなかった、デザインの素質は結局なかったのかな?
親の築いた財産の中でぬくぬく温室育ちの坊ちゃんたちだから、いろんな人につけこまれたり騙されたりするんですね。そしてお金の管理ができない、、経営者としては失格、、、。
マウリッツオ、フェラーリやランボルギーニを乗り回しいい服を着て、高いものを食べて、最初はそう言うのを嫌がってたはずなのに、父が死んで跡を継ぐと人が変わったようになってましたね。
パトリッツアも強欲になり、GUCCIのいろんなことに口出してきてそれが嫌になって逃げるのもわかるけど、、なんか夫婦なのに行き過ぎた行為で衝撃でした。
お母さんがお父さんの殺人依頼して、逮捕されて、残された娘ちゃんどうしたんだろう、、。
GUCCIブランドにグッチの一族が1人もいないのもびっくりです。
こんな歴史があったなんて、ほんと知らなかったです。
レディー・ガガのイタリア訛りの英語とBGMのポップミュージック最高!
レディー・ガガの「スター誕生」で彼女の演技に感動したので、今回楽しみにしてみました。相手役のアダム・ドライバーも上品で紳士的なところと、レディー・ガガの力強さとセクシーさが織りなす二人のラブラブの前半はとても楽しめました。特に、映像美と各シーンで流れるポップな音楽、ドナサマーなど有名どころの懐かしいサウンドがとてもご機嫌でした。音楽の持つ演出力に一人喜んでいました。ところどころのジョークも面白い。そして、イタリアが舞台なので、レディー・ガガがイタリア訛りの英語だと思って聞いていましたが、その声の感じと彼女の表情がとても気に入りました。半年かけて訓練したと後で分かりました。
後半は、グッチ一家の争いが展開され、レディー・ガガもとんでもない状況に追い込まれます。グッチの親族同士の攻防や経営、財政状況、株の売買が良く呑み込めませんでした。私の理解力の低さ故なのですが、事実を基にした映画ということなので、事前に調べておくと後半もとてもスリリングで楽しめるかと思います。
捻りのないお家騒動に2時間半は長い!
しばらくしたら配信サービスで観ればいいやと思っていたのだけど、アダム・ドライバーが大好きなのでそのためだけに鑑賞。
やっぱりアダム・ドライバーがよかった!凡庸な男を演じ分けられるのが彼の魅力ですね。
ガガも厚かましくて鬱陶しい女を好演してました。
しかし、なんともいえず退屈な映画だった!
なんだろうな。ジェレミーアイアンズにもアルパチーノにも有り難みを感じなかったし、ひねりのないお家騒動に2時間半は長いわ…。
全てが絵になる
一つ一つのシーンが美しくて絵になる。パトリツィアは、マウリツィオをなぜ殺してしまったのか🤔今まで二人三脚で歩んできた(というよりパトリツィアがリードしてきた)のに、上手く進み始めた途端に離婚、経営にも関与出来なくなる。女性としての屈辱とビジネスパートナーとしての屈辱が彼女を追い込んだのかなと。
虚栄心があるからこそブランドが売れる。最終的に自身の虚栄心に滅ぼされてしまうのは皮肉なものだなと
ドキュメンタリー?!
コンフィデンスマンと迷って、時間が丁度良かったコチラを視聴。
面白くない訳じゃないないけど、事実に基づくものなので情報として『へぇーー」という感じで観ました。
序盤に濡れ場があって、近くの席の人が前のめりで観てたのが若干気になってしまった(^_^;)
全361件中、101~120件目を表示