ハウス・オブ・グッチのレビュー・感想・評価
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レディ・ガガ、美しく強く怖かった
同族経営は絆が強い分、崩れると脆く難しい。
嫁のガガ様は美しく強くしたたかで、でも彼に未熟とか言っちゃいけない言葉を放ってしまった。。!
今のグッチ経営陣にグッチ家の人は誰もいないって、まさに「そして誰もいなくなった」状態で、空恐ろしい感じがしました。
娘は複雑な胸中だろうけど、いつか経営に参加してくれないかな。。私がグッチですけど何か?って。
とにかくレディ・ガガの美しさと、占い師に傾倒していく怖さを感じる作品でした!!
思っていたよりも、深い
馴染みのあるブランドなので、
軽い気持ちで拝見したら、
意外と重い内容。
三代目で、潰すとは、よく聞く話だけど
まさにその通りに。。。。。
最近のGUCCIは、幼くなったというか?
コラボが多くてとても老舗という感じでは無くなっている。
なるほど。。。。こういう事でしたか。。。
男性多く土曜だからか満席でした。
隣の人UNIQLOの大きな袋でお買い物後
の様子。
ドキュメントとしては、面白かった!
どこにでもある企業の経営権争いの映画
押し並べて高評価が多いが、私はそれほどの作品とは思えなかった。邦画「華麗なる一族」のファッションブランド編と言ってさしつかえない。
富と名声に憧れる女性が御曹司を捕まえて望むものを手にいれるが、夫に愛想をつかれ別れ話となる。その御曹司も会社の金と個人の金の区別ができない経営者としてぼんくらだった。国内外を問わず、どこにでもある話でこれを2時間半超を見せさせられるのは、正直しんどかった。どこに新鮮味があるのだろうと感じた。
レディ・ガガの演技を褒める投稿が多い。が、私はそれほどとは思えない。
そう言えば、ディズニー映画も経営陣に今は誰一人ディズニー一族が入っていない。時代の流れだね。
期待し過ぎると、裏切られる映画だと言っておきたい。また、上映前にトイレに行くことをお勧めします。
GUCCIとは縁のない生活ですが、GUCCI家の歴史が垣間見れてほ...
GUCCIとは縁のない生活ですが、GUCCI家の歴史が垣間見れてほんとに面白かったです!リドリー監督の元、それぞれ個性あるキャラを見事に演じてました。個人的にはアル・パチーノに助演男優賞あげたい。レディ・ガガもハマり役でした!(両親はイタリア系だったんですね)
欲か強欲か?
スタッフとキャストに惹かれて鑑賞することにしました。
映倫区分は「G」でどなたでも鑑賞することができます。
老若男女、誰にでもお勧めできます。
「GUCCI」のブランドの製品を持っている人には特にお勧めです。
「GUCCI」のブランドの製品を持って、この映画を鑑賞するのも良いです。
夫婦、カップルで鑑賞するのが良いと感じました。
背景を説明します。
グッチオ・グッチが、ホテルで皿洗いをしていたときに、王侯貴族の立ち居振る舞いを見て、
「商品の値段が高ければ高いほどそれを所有することの価値も高くなる」というブランド戦略を学び、
フィレンツェの高級革製品店「フランツィ」で修行し、1922年に旅行鞄や馬具などの革製品を
扱った専門店を開いて独立し、ブランド名にデザイナーの名前を掲げた「GUCCI」を始めましたが、
1953年に72歳で亡くなりました。
三男のアルド・グッチと五男のロドルフォ・グッチが、「GUCCI」を継承しました。
アルド・グッチはデザインセンスに優れていて、ロドルフォ・グッチは映画俳優の時の人脈を
活かして、有名女優に「GUCCI」の製品を使ってもらうというマーケィングに優れていました。
ロドルフォ・グッチは、ドイツ人の若い女優のアレクサンドラ・ウィンケルハウゼンと結婚しました。
ロドルフォ・グッチは、マウリツィオ・グッチという息子が生まれたので、俳優業を諦め、「GUCCI」
を継承しました。
アレッサンドラは、アレクサンドラのイタリア語名です。
パトリツィア・レッジャーニは、マウリツィオ・グッチとの娘に母親の名前を付けたということです。
パトリツィア・レッジャーニは、レストランの皿洗いをしている母親によって、極貧生活をしていましたが、12歳の時に、母親が輸送会社を持っていた起業家のフェルナンド・レッジャーニと出会い、
裕福な生活をできるようになりました。
1970年、イタリア ミラノで開かれていた上流階級のパーティーで、22歳のマウリツィオ・グッチと
赤いドレスを着た21歳のパトリツィア・レッジャーニは出会いました。
「GUCCI」の本社は、ミラノのコルソヴェネツィアにあります。
ストーリーは、ミラノのコルソヴェネツィアにある「GUCCI」の本社に入るところから始まります。
ストーリーは時系列で、分かりやすいです。
時代は、日本が経済成長して、バブルで浮かれていた頃です。
欲がなくては成功しませんが、強欲になれば身を滅ぼします。
それぞれの人には欲があり、欲を満たすために、他の人の欲を利用するというストーリーです。
強欲の連鎖が理解できれば、面白い映画です。
どこまでが欲で、どこからが強欲なのかが微妙なところが面白いです。
お金持ちではない庶民は、46歳で元妻に暗殺されるより、自分の人生の方が幸せと納得する
しかないストーリーです。
もっと知りたければ「ハウス・オブ・グッチ」という原作本も出版されています。
レディ・ガガがグッチ家を壊していく
パトリツィア・レッジャーニ(レディガガ)がグッチ創業者の孫のマウリツィオと出会い、結婚し、マウリツィオの伯父や従兄弟を排除し、自分の思うようにグッチを経営しようとしていたら、自分も夫のマウリツィオから離婚を突き付けられたので、殺し屋を雇って夫を殺害したという事実に基づく話。
パトリツィア・レッジャーニ役のレディー・ガガが腹黒い妻を演じててとても良かった。夫マウリツィオ・グッチ役のアダム・ドライバーはいつもイケメンという設定だか欧米人にはあんなのがイケメンなのだろうかといつも疑問に思ってしまう。
ま、伯父の息子パオロが無能だったのが悲劇の始まりなんだろうと思った。
伯父役のアル・パチーノは歳取ってもカッコよかった。
ガガとアル・パチーノの演技を楽しむ映画
非常に貴重なヴィンテージグッチの衣装や小物はグッチ全面協力!すごいな。このストーリーで笑
リドリー・スコット監督の最新作で、前作「最後の決闘裁判」から日も浅く相変わらず仕事が早いなと思いつつ観賞。
前半までの印象としては何だかリドリー・スコット先生っぽくないなと思いきや、終盤でやはりこの不気味な世界の大きな流れといいますか不条理な歯車に巻き込まれて詰んでいく人々を冷徹なカメラで捉えていくというこれぞリドリー・スコット作品!という内容になっていた。
ざっくり言うと、これはガガ演じるパトリツィアがグッチファミリーに残る4人を崩壊させるという作りになっていて、例えばロドルフォ・グッチだと、肺癌のような症状が出ていて咳込む彼の隣で平然とタバコをふかす描写、そしてパオロを騙しアルド・グッチをCEOから引き摺り下ろす描写、そしてマウリツィオの殺害へと至る。
しかし、この崩壊劇の裏にはグッチを乗っ取る大きな大きな流れがあり、(パトリツィアはドメニコ・デソーレが怪しいと気付いていたが、)、マウリツィオが気付いた時には手遅れだった。
(高級レザーグッズで創業したグッチの魂とも言える牛さんを食わされそうになるという描写がエグ過ぎる。)
"テキサスから来たトム・フォードによって復活したグッチですが、その後トム・フォードとドメニコ・デソーレは共にグッチを辞めて"トム・フォード"ブランドを立ち上げます。
"
野心家なのかただ純粋なだけなのか、賢いのか馬鹿なのか、全くわからない。このパトリツィアの人物の二面性・複雑さをそのまま演じたレディ・ガガの演技は素晴らしい。
また、アルド・グッチを演じるアル・パチーノも素晴らしかった。久々にパチーノの咆哮を聞けました笑
ストーリー事態は地味で長ったらしいので、アクターズスクールのこの二人の演技を楽しむ映画だと思います。
ジャレッド・レト演じるパオロも特殊メイクでレトだと気付きませんでしたが、あの演出だとただの頭のおかしな人になっているので、これは本人怒るんじゃないかなと思いました笑
GUCCI不在のGUCCI。
煌びやかなファッション映画じゃないよ。
内容はお昼のエグいドラマと変わらんのですが、実在する超高級ブランドと家族の話し、、と優秀な役者達ですから説得力半端なし。
あと今更ながらビジネスって怖いなぁと思った。株主のための集金マシーン、、、欧米だとそこらへんざっくりしてる。雇われ社長多いしすぐ首が飛ぶ。さらにすぐ会社を売り金にかえる。家族経営のよさと悪さ、日本でもそんな中小企業多いから見てて微妙な人も多いだろう。
家族か、
ブランドか、
株主か、従業員か、
どれも大切だけど全部は難しい。
兎にも角にも金と名声は恐ろしいですね。
見終わったあとGUCCIの店の前通ったんだが、凄く虚しかった。
ジャレッド・レトわろた
これが全部実話なら結構衝撃的な話。170分の長丁場にも関わらず、なかなかスピーディーな展開、ポイントを抑えた総集編みたいな作りで見やすかったと思います。それにしてもジャレッド・レト、あんな演技笑うわ。メイク前の顔知ってるから尚更コントにしか見えないし…、役のオチ含めて完全にネタ要因だった。監督はなぜあの演技を許した!笑
ガガの役は個人的に他に適任の女優がいたのでは思ってしまう。
この映画一番の謎はあの占い師。あいつはいったいなんだったの?
私が男にしてやったの
というジャンルと一族の争いという、どちらも私の好物なジャンル。レディ・ガガの活躍はずっと知っているつもりだけど、こんな泥臭い魅力があるなんて分かっていなかった。努力家で野心家でオヤジ転がしのかなりやり手な女性で、でもがんばり屋さんなところがダサいとバカにされてしまってもいるが、可愛い。こういう女性は私の一族にも居る。もっとレディ・ガガに絞れば尺も短くできるし、後半でレデイ・ガガが退場してから締まりがなく感じてしまう。このべらんめえ口調的なイタリアっぽい英語ってどの程度リアルなんだろう。独身ですが、「お前は大馬鹿だ。だが、私の息子だ。」という台詞はいつか使いたい。
グッチを愛しながらもグッチに愛されなかった残念な経営陣はこちらです
開幕早々思い知った。
そうだった。
これ、リドリー・スコット監督作品だった。
主題まで絶対長いやつだわ。
…そんな感じで今回も助走がすげえ長かったです。
たださすがは御大、最終的にはきれいに纏まりました。
高級ブランド、グッチにまつわる実話をベースにした話。
元々家族経営ブランドだったグッチについて、家族経営ならではの内紛からグッチを愛する第三者達の手により『再興』されるまで、鍵となるエピソードを拾いながら丁寧に描かれる。
主演はレディー・ガガ。
ご自身でブランド立ち上げたりする彼女にグッチの映画の顔になれとか、
「アルマーニにデザイン頼みたいんよ」
「なんて?」
という映画の中のエピソードまんまのリアクションを取ってしまいましたが。
ただ、やはり流石カリスマ。着こなし恐ろしい。絵になり過ぎる。
ただそれ故に、この映画の1/4くらいは彼女のMVなんじゃないかと思ってしまいました。サルマ・ハエックとの泥美容のシーンは果たして必要だったのか。謎です。
アダム・ドライバー。
イケメンですが周りの人が濃過ぎるので存在感薄いです。
多分、役柄的にもそんな感じです。
ガガ様の背が控えめなためか、彼の背が高すぎるせいかは知りませんが、同じカメラでガガ様とイケメンのツーショを画面に収めるのは大変そうでした。ガガ様が頭のてっぺんしか映れてないとこ割とある。
アル・パチーノ。
ゴッドファーザーです(誤)。
割とガガ様の存在感とビジュアルに大半を持ってかれているこの映画ですが、某所のキレる演技で見事に全部持っていきましたね。
なお、内容的には恐らくイタリア企業あるあるな話かと。
物作りや美的センスに長けてはいても、経営センスはからきし無し。外資に任せてる間にいつの間にか乗っ取りの危機に。
…あれ?
これってイタリアだけの話?かな???
そんな感じで、結構楽しめました。
グッチを愛しながらもグッチに愛されなかった残念な経営陣はこちらです。
これは文句ないでしょ!
先日の「最後の決闘裁判」も素晴らしかったですが、今回も、さすがのリドリー・スコット監督作品と言えますね!
レディー・ガガのパトリツィアもはまり役!マウリツィオ・グッチを演じるアダム・ドライバーも相変わらず見事です!
159分と長尺の映画ですが、まったく問題ありません。中だるみすることなく、ひとつひとつのセリフに、表情に、見る者を集中させていきます。
ぜひ、劇場でご覧ください!
実話の重みが伝わってくる。ファミリーがこれだけ考え方や趣味が違うと...
実話の重みが伝わってくる。ファミリーがこれだけ考え方や趣味が違うと大変だとおもう。トム·フォードのデビューシーンは良かった。ハイコンテクストなので、少しわからないところもあり。
ガガ様流石でございます!
キャストを見て何故レディ・ガガが?と思っていたけれど、見れば納得、目からウロコ。
ステージでのパフォーマンスもすごいけど、役者としての芝居も素晴らしい。
セクシーな魅力で虜にしてGUCCI家に入り込むは、ファッションに興味のない真面目な弁護士の夫を育て、圧倒的な存在感でGUCCI家でブイブイ言わせるわ、ガガ様にピッタリのハマり役。
上映時間が長いなーお尻が痛くなるかなーと思いつつ観にいったけど、長さを全く感じさせない!
監督がまた巨匠で、巧い!
映像も音楽も良い。
もちろんファッション的にも見どころ満載。
あと、車にもちょっと注目して観て欲しい。
GUCCI家の闇の部分をこれでもかと切り込んで見せてくれて興味深くもありました。
これからGUCCIを見る目が変わりそうだ。
リドリー・スコット監督の前作、最後の決闘裁判も長さを感じさせなかっ...
リドリー・スコット監督の前作、最後の決闘裁判も長さを感じさせなかったけど、今作も2時間半以上あるとは感じなかった。監督のうまさでしょうか。
予備知識が無かったので、30年分追いかけているとは思いませんでした。テンポが良いからでしょうね。
レディ・ガガの愛情から憎しみに変わる演技は良かったですね。アダム・ドライバーは最後の決闘裁判に続いての出演で、こちらも優しさが冷徹に変わる演技が見事ですね。
マウリツィオが殺されたのは当時、大ニュースだったのでしょうか。加害者側が全員逮捕された事実も知らなかったので最後まで楽しめました。最後のセリフも印象的でしたね。
家族、恋愛、結婚、仕事、人生色々考えさせられた
レディーガガ作品かつ
ハイブランドテーマで実話だという事で
かなり食い気味に公開初日早々に鑑賞。
私としては大満足。期待通り深かった。
自分の人生置き換えて、
こんなに情熱的に恋愛が出来るだろうか?
巨万の富を目の前にしたら誰でも強欲になってしまうのか?
殺す程に人を愛せるか?
とか色々と考えてしまいました。
誰が悪いでもどうすれば良かったとかそんな次元では無い、
人間誰しも欲を持ち合わせている事を痛感した。
綺麗事では済まされない、むしろ人間は欲だらけで、
欲に対峙できる人間性が伴わないとならないなと感じました。
人間とは
リドリースコットの映像美
いかにもリドリー・スコットらしい映像美が際だった作品で159分という長尺を感じさせないおもしろさだった。圧巻はレディー・ガガの絶対的な存在感‼️彼女の映画ははじめて観たけどそんじゃそこらの女優じゃとても太刀打ちできないオーラがある。彼女は歌でも成功しているし生まれながらのエンターテイナーかもしれない。さらに今回もスコット組の技術が素晴らしかった。特にカメラ。いつもながらのスタイリッシュな映像美にワクワクしっぱなしだ。思い返すとリドリー・スコットの映画は今作のような灰色がかったクリアーな画が特徴的で、Netflixをはじめとした配信映画とはまったく異なった映像体験ができる。プラス、俳優さんや資金面でもすべてにおいて贅沢な仕上がりとなっていて近年ではめずらしいくらいゴージャスな映画だ。グッチという名家の壮大な家族の揉め事をここまで魅せたリドリーの手腕はさすが❗️それにしてもリドリーは弟のトニーとは違って「素朴な人間」から一歩ひいた客観的な映画を撮る。それは冷たくもあるけど麻薬のような魔力が織り混ざっている。
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