「グッチとは」ハウス・オブ・グッチ maruさんの映画レビュー(感想・評価)
グッチとは
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ブランド=人
一族での経営では「格式」を重んじることでグッチブランドを表現するロドルフォ・グッチ、「格式」の門(購買層)を広げることでグッチブランドを、資産を増やすことでグッチを展開したいアルド・グッチ、「格式」に「+アイデア」で新たなグッチブランドを形成したトム・フォード。そのトム・フォードを選んだ(?)マウリツィオ・グッチは、何をもってグッチを守ろうと、グッチたる所以を掲げたのか。全く映画ではわからなかった。
「グッチ愛」は、ロドルフォ・グッチに1番感じられた。やはり創業者に近いほど愛着はあり、遠い孫世代になるほど愛着は薄くなっている気がする。
最後の方では、グッチのブランドを守るためではなく、資産を守るために奔走していた気がする。今のグッチはどう考えてブランドを展開しているのか。そこが気になる。
マウリッツォ・グッチのような思考でブランド展開されているとしたら、なぜ買っているのか理解に苦しむ。今のグッチのホームページを見てどんなコンセプトでデザインを起こしているのかを見て、買うか決めようと思った。
ガガの芝居も見応えありました。面白いです。
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