「名作(他の人に進められる)」ハウス・オブ・グッチ おさけさんの映画レビュー(感想・評価)
名作(他の人に進められる)
この映画の楽しみ方は2つある。1つ目は、GUCCI一族の滅亡の歴史。もう一つはGUCCI夫妻の愛憎劇だろう。
1つ目はかなり生生しく書かれていた。誰がGUCCIを支配するかという歴史が語られている。詳しくは映画を見てもらいたいが、ちょっと面白かったところを話そう。
この話の途中でやたらと日本語が出てくる。GUCCIが最もお得意としていたのが日本だからだ。しかし、物語の終盤それもバブル崩壊とともに無くなる。映画内では語られていないが、GUCCIの滅亡に日本が絡んでいるというのはかなり面白い。日本のバブルがもう少し長かったらまた別の話になるのかも知れないと思うと面白かった。
2つ目の、レディ・ガガが演ずるパトリツィア・レッジアーニの演技はかなり素晴らしかった。正直彼女の演技がどんな物か知らなかったので楽しみにしていたが、主演を務めるだけのことはあるなぁと感じた。
総合すると、あまり欠点の無い映画だろう。ちょっと長めの映画だが、GUCCIのドロドロを描くには必要な長さだと思うし、よく描ききったと思う。演出はゴージャスの一言に尽きるし、本当によくやったと思う。
マイナス点とすればもっと生生しく描いても良いのになぁと途中思ったからだ。まあ、映画という枠組みだからしょうがないが、もうちょっと愛憎よりも金銭的なところもフォーカスしても良かったのかなと思ったからだ。まあ、これを入れると更に長い映画になると思うが……。
スパイダーマンに続いて、人に勧められそうないい映画を見たと思った。
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