「ようこそお帰り!レディー・ガガ=さすがイタリア移民の娘です」ハウス・オブ・グッチ きりんさんの映画レビュー(感想・評価)
ようこそお帰り!レディー・ガガ=さすがイタリア移民の娘です
「ファミリーもの」といっても、あんまりドロドロしておらず軽めに楽しめましたね。
シチリア島のドン・コルレオーネの一家の物語とは大違い。軽口です。
おそらくGUCCI家の当主=ロドルフォ以外が、みなさんぼんくらで、どこか抜けていたからでしょうね、
いやいや!ロドルフォも若い頃売れない役者をやったり、挙げ句には英国女優と結婚もやらかしたお調子者でしたっけ(笑)
監督リドリー・スコットは、本作をコメディ・テイストで撮ったのだと思います。アメリカンコーヒーのテイストです。
🇮🇹
GUCCIは、トスカーナのフィレンツェで石造りの店構えを見ました。暗殺のすぐあとです。
「二番目に安いものを買う」なんてこともせず、ショーウィンドウから眺めただけてしたが。
GUCCIは
フランスのCELINEと並ぶ馬具屋から始まったブランドです。今でこそ婦人用品でも鳴らしていますが元来は男たちの馬用品店だったこと・・それが男臭い つばぜり合いのストーリーを生んでいる由縁かもしれません。
🇮🇹
実際に18年の刑に服し出所したばかりのパトリツィア本人と、本作でパトリツィア役を演じたガガとは、何やら「出演に当たっての挨拶があったとか、なかったとか」で軋轢もあったようです。覗き見趣味のワイドショーばり。
いろいろとブランドイメージに傷が付かないものかと心配してしまいましたが、オイルマネーに買い取られてしまったGUCCI家はすでに終わっていて、訴訟も起こせないのかもしれません。
🇮🇹
1.19.にサンローランを演じたギャスパー・ウリエルが事故死。僕は傷心の中での鑑賞でした。
ハイブランドのデザイナーとしてではない“企業経営者としてのGUCCI家の物語”は、ちょっと僕としては拍子抜けではありましたが、男女問わず出演者全員の衣装の質の良さ、そしてガガのスタイリストの仕事=ヘアセットとメイクのレベルの高さ(!)には目が釘付けでした。
NY の店で黒いバッグを持った彼女には瞠目。
あとサンモリッツの別荘とか、スーパーカーのカウンタックとか。
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こんにちは
牛首村にコメントと共感ありがとうございます。
トンネルの体験・・・ゾゾっと背中が寒くなりました。
怖いですね。
観るものに困って観てしまいました。
子ども頃の怖かった暗いトンネルを思い出したのが
懐かしかったです。
きりんさん、笑っていただいてありがとうございます。
アメリカンコーヒーテイストだったけど、やっぱりエスプレッソ派のアダム・ドライバー。
俺もどことなくコメディっぽさを感じていたのに、『ローマの休日』を明らかにパロディ化したところがなかったのが残念でした。乗ってたスクーターがベスパだったのかどうかもわかんなかったし・・・
きりんさん、おはようございます☀
コメントありがとうございます♪
韓国の姓事情は知りませんでした〜。
情報ありがとうございます!
儒教の教えが強い国家ほど、男尊女卑的な夫婦関係になっていくのかな〜、なんて考えてしまいました。