ペルセポネーの泪

普通のドラマかと思っていたら、いきなりファンタジーに。
そこからは、過去に戻ってやり直す、というよくある展開。
原作があるみたいだからしょうがないですが、
ドラマとしての展開だけの方がおもしろかったな。
子どもが生まれて、はい！めでたしめでたしですか？
安易すぎないかなあw

友達が何人も面白いというのでブルーレイで鑑賞。
ギリシャ神話と温泉街との違和感はあるものの
ストーリーは面白かった。
渡辺裕之さんの最後の映画作品になるのかな？
いいお父さんで悲しくなったな。

舞台は信州、東京で疲れて戻ってきた主人公は借金の返済に迫られていた。
突然現れた女と暮らし始め、もらった指輪を金に代えようとしたところ・・・。
ファンタジーだったんだ。

主人公の青年のダメ男ぶりが何とも目に余った。
東京での仕事がきつくて辞め、田舎に逃げる。
ヤクザのような男から家と小さな畑を購入するも、生活はうまくいかず、借金の取り立てに苦しむ。
初対面の赤の他人からもらった金で借金を返済し、余った金で飲んだくれる毎日・・・・。
観ていて反吐が出そうになった。
何度も時間が巻き戻され、やり直しのチャンスを与えられるが、本来は過去に戻ってやり直すことなどできないのが人生。
最後は子どもが生まれてハッピーエンドみたいな感じに無理やりまとめていたが、借金はどうしたんだよ。