「小学生の頃を思い出しました。」雨を告げる漂流団地 かつねこさんの映画レビュー(感想・評価)
小学生の頃を思い出しました。
クリックして本文を読む
大人になって忘れていた。
子供の喧嘩、自分の感情が理解出来ない、
変わりゆくものを受け入れられない葛藤が上手く表現されていたと思う。
物や環境が無くなっても残る関係や思い出について、再度気付かされた作品だったので
実体験もあり、泣けました。
団地が幸せそのものであった夏芽の視点だと
話が分かりやすいのかなと思います。
その他考察 (個人の意見、すいません)
使われなくなった建物視点
人々の幸せに使っていた時を手放せない状態 or 心残りがある=漂流
航祐と夏芽視点
団地にいた頃の未練、建物とのバイバイが出来ずにいた状態=漂流
ストーリー
ノッポくんと遊園地の擬人化が現れますが、
お互いに晴れやかにお別れしたことで、
建物たちの天国に辿り着くことが出来た。
道中の黒い影は、人も建物も後悔してしまうようなことがあれば、思い出に囚われるという
地獄に落ちてしまう表現かと思いました。
ここまで解釈するのに難解だったので楽しめる人と、そうでない人が居るかと思うので、4.5にします。
ここまで読んでいただいた方ありがとうございました。
コメントする