「映像美にはココロオドル」雨を告げる漂流団地 わたろーさんの映画レビュー(感想・評価)
映像美にはココロオドル
凄く興味深く観ました。
我々世代がORANGE RANGEやnobodyknows+が今テレビで観れることに喜びを感じるように、小学生のキャラクターにここまでノスタルジーを背負わせることはポジティブな事かと考えさせる。ある意味オトナ帝国的な話でもある。そのモチーフとして団地という設定はとても面白いなと思った。
とはいえ、ヒロインの闇の部分の描き方とか、当て馬の女の子はギリギリ良いとして他のクラスメイトの不要感が否めないこととか気になることも多く。アニメ的な映像としての快楽に、脚本のファンタジー性が追いついてないように思いました。
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