「現実と記憶を別つものは実は曖昧なのでは?」雨を告げる漂流団地 大阪のDENさんの映画レビュー(感想・評価)
現実と記憶を別つものは実は曖昧なのでは?
Netflixでも観られるらしいが、劇場で観るべし。
音楽も映像も素晴らしい、波を切って団地が進むシーンはハラハラした(笑)
ストーリーは好き嫌いが別れると思う。
ジュブナイル的作品と思いきやガッツリSF(少し不思議)作品。
人は成長するにつれて色々なものと出会い、別れていく。
だが、姿を失ったとしても忘れない限り存在が失われる訳ではない。
街の記憶、生活の記憶、亡くなった人達の記憶。
それらが「どこかにある」と思えるだけで救われる事があるのでは?
巻き込まれた令依菜と珠理は災難だったが、救われる話だった。
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