パイプラインのレビュー・感想・評価
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軽量マンホール
石油会社の送油管に穴を開け盗油する犯罪者、通称モグラがクソ野郎に飼われてトラブルになる話。
業界では知らぬ人はいない穿孔のスペシャリスト、通称ピンドリと、その他採掘に必要な技能を持った面々が製油会社の悪徳社長に雇われて巻き起こっていくストーリー。
送油管とか穿孔ドリルとかに詳しくないのですが、3分で開けられないなら2回に別けちゃダメなんですかね?それとあのドリルで平面で1㎜って残せます?まあ、一応コミカルな要素もある作品だからそんなこと気にするなってことですかね。
それにしても警察の権限とか、代表やチンピラ言動の不合理さが酷すぎて、更には殆どのトラブルがそれに起因するものばかりで、安っぽさあほ臭さが先に来てスリリングさはあったもんじゃない。
その辺をもう少し丁寧にみせてくれたら面白くなりそうなのに、コミカルさもシリアスさもエンタメ感も全てが中途半端だった。
真剣で、笑えて、夢中になれる
石油を盗む話しに韓国特有の笑いが加わりながら真剣に話が進む。やっぱり韓流はいい!飽きないし無駄な尺ないしあっという間。
今回も面白かった!
応答せよ1997のイングクも格好良かった‼️
ストーリーを詰め込みすぎてて理解が一見難しいが、今週は本命か準本命。
今年28本目(合計301本目/今月(2022年2月度)1本目)。
韓国映画といえばシネマート心斎橋さんと思いきや、案外多くの映画館でやっているようです。
予告などからすると、案外単純なストーリーで、ストーリーというよりはアクションものなどが見せ場なのかな…と思いきや、予告からわかるであろうストーリーの展開は30分くらいまでで、残りは予告からは絶対にわからない展開に飛びます。ただ、日本のお隣という事情もあるので、趣旨的には理解可能だし、何がなんだかわからない…ということはないにせよ、実にあっちこっちストーリーが飛ぶし、いわゆる「真犯人」はコロコロ変わるので、一度で全部見破るのはこれは難しいかな…という印象です。
さらに序盤から地質がどうだたのといった地学的な話が始まったり、韓国憲法や韓国民法(債権債務)の話が出たり、はては行政法的な話まで飛び出すので(ただ、これらは一般的な理解で足りるように配慮されてます)、見かけより難易度は高めで、「金曜日の夕方だしさくっと楽しめそうな映画を選ぼうかな」でチョイスすると、きっついんじゃないかな…という印象です。
といいつつ、上記に書いたようにストーリーが色々動きますし、ストーリー上の「真の真犯人は誰か」といった話まで入れると一気にネタバレであり、その「ストーリーが動く」という部分からもうネタバレにつながってしまうため(日本と韓国とで、ある程度、社会(会社)の仕組みが似ていることも一因(←ヒントかも))、あれこれ書けない…というところです。
といっても、今週(4日の週)は数が少ないので、本命あるいは準本命には推せるかな…と思います。
採点に関しては、特に差し引く要素が見当たらないので(地学的な話をしたり突如法律的な話をするのも、理解は可能だし、わからないとついていけない設定になってない)フルスコアにしています。
さて、2022年2月にはどんな映画に出会えるのだろう…。
個人的には「大怪獣のあとしまつ」に期待しているのですが…(土曜日)。
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