パイプラインのレビュー・感想・評価
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“盗油”という題材はユニークで良し
冒頭、最初の盗油場面をベンチャーズのインスト曲「パイプライン」で盛り上げる演出にぐっと引き込まれる。「マルチュク青春通り」などで知られるユ・ハ監督にとって、本作(兼脚本)は初の犯罪娯楽映画だそう。それぞれ専門の技能を持つ面々を寄せ集めたチームが、荒稼ぎするために違法なミッションに挑む――という映画はよくあるが、狙うのは現金、宝飾品、美術品、高級車あたりが定番。だが、石油パイプラインにドリルで穴を開けて大量の石油を盗むという題材は目の付け所がいい。
油まみれの泥臭い作業かと思いきや、穿孔を得意とする主人公ピンドリはスーツ姿で颯爽と現場入りし、あえて貫通する1ミリ手前で止めてパイプの内圧の変化を利用するなど細かいテクニックの話などでも楽しませてくれる。盗油するポイントまで地中に穴を掘り進めるくだりは、銀行強盗や脱獄ものに似た趣もある。
ただまあ、題材はユニークではあるが、いかんせんメインディッシュに相当する穿孔作業が絵的な派手さで少々弱い。それを補うためか、依頼主である大企業経営者とその手下らや、盗油を阻止しようと見回りに来る警察との駆け引きや騙し合いをドタバタコメディで描いたり、家族愛の要素を添えたりして、単調にならないようあれこれ無理やり詰め込み、散漫になった印象も。さして後に残るものはないが、それもまた娯楽作の良さかもしれない。
韓国映画のスリリング系はハズレがありません。盗油という発想とストー...
韓国映画のスリリング系はハズレがありません。盗油という発想とストーリーに時間があっという間に過ぎてしまいました。タレントさんに見劣り感があって評価を下げましたが面白い作品だと思います。
盗油犯罪の発想が面白くて新鮮
盗油犯罪を描いたクライムアクション。盗油犯罪を映画化するという発想が面白くて新鮮です。
人生逆転を夢見る6人が地下に眠るお宝を豪快に奪う単純明快な作品でポップな音楽も相まって気軽に見れる。
2022-51
ユニークなクライムコメディ
予告編で匂わせた「プロフェッショナル同士の騙し合い」ではなく、完璧にコメディ。
ノリや演出は『エクストリーム・ジョブ/CHICKEN COP』、物語構造は『コレクターズ 〜ソウルに眠る宝刀を盗み出せ』なんかを彷彿とさせます。
盗掘メンバーのキャラ立ちが素晴らしい。
あちこちに「そんなバカな」とツッコミたくなりはするけれども、その暇を与えない勢いで、次から次へとトラブルをたたみかける演出と脚本はお見事。
繰り返し観たくなるような大傑作とまではいきませんが、一度観るならその間は退屈しない佳作だと思いました。
予告編ではシリアスな感じだったけどコメディ映画だった(笑)
予告編が面白そうだったので鑑賞。
地中に埋まったパイプラインから石油を盗み転売するストーリー。
ある組織から雇われた切削、熔接、掘削、地層を知り尽くした各々のプロ達が石油を盗もうとする展開。
間抜けな警官や組織のボスとのやり取りが面白かったりスリルがあったり。
所々で出るギャグはあまり笑えず。
ドタバタ喜劇の様な感じ。
劇場鑑賞案件では無かった印象。
ベンチャーズのパイプラインの曲が流れるんだけど、そっちのパイプラインじゃ無いです( ´∀`)
ザ・エンターテインメント!
これぞエンターテインメント!
難しいこと抜きにして、ハラハラドキドキ、アクションもあり。犯罪者でもなんとなく善玉・悪玉に色分けされて、最後はスッキリ着地する。
こういう作品も必要だと思うし、ちゃんとこうやって制作される韓国映画界の豊かさを想う。
良いね。
それぞれ問題を抱えた者同士が、目的達成のために奮闘する姿は心に刺さ...
それぞれ問題を抱えた者同士が、目的達成のために奮闘する姿は心に刺さります!ミッションを成功しがちな韓国映画にしては、途中苦労して最後は因果応報で締めている良い作品でした。
小粒感。
なーんか全体的に小粒感。スカッと逆転とかないし悪党もチンピラ感抜けず大物感なし。紅一点の心変わりもいきなり感あるし主要メンバー達のキャラ深掘りもないし、なんだか盛り上がりにかける作品でした。
韓流コメディ作品の要素満載
盗油の設定を聞いただけで、面白い作品であると確信。実際に観て、想像以上に面白かったことを改めて感じた。テンポよく進む奇想天外なストーリーも良かった。鑑賞後、パンフを見て、監督や出演者たちの過去作品もチェックしているところです😄
#11 韓国映画にありがちなチーム物
犯罪者なのに友情が生まれて最後にはみんな仲間になっちゃうありがちな韓国映画。
先日テレビで高浜充希ちゃんがソ・イングク氏がキスの演技が上手いっていうから見たかったのに、全く男女関係はなし。最近恋愛抜きの韓国映画多いよね〜。
蔚山出身の人の訛りがひどくて蔚山人が見たら怒るんじゃない?(知らんけど)
日本の地下にもパイプラインが鉄道みたいな名前で埋まっているのだろうか?
コメディとサスペンス、どちらの要素もやや弱い
最近「コレクターズ」という韓国映画を観た。依頼を受けたスペシャリストたちがチームを組んで、盗みをはたらくという話だ。観る前から思っていたが、本作と構図がまったく同じ。
スペシャリストと言ってもそれほどの人間は主人公くらいしかいないところや、トラブルが起きて計画を変更しなければならないという話の展開も意外と似ている。そして一応のどんでん返し的なものが待ち受けているところも。この手のクライムサスペンスはそんな展開だから気にしてはいけないところだけど。
あまりワクワク、ハラハラしないので高い点数にはできない。ベンチャーズの曲がかかって、あーそういえばこの曲パイプラインだったと思ったことが1番印象に残ったところだったりする。もっとコメディに振り切ってくれたら楽しめたんだけど。主演のソ・イングクが好きな人以外はちょっと厳しい映画だった。
ドタバタコメディ
送油管から石油を盗む、盗油、で、送油管へ穴を開けるプロのピンドリは、スポンサーが立案した、数千億ウォンの石油を盗む計画に誘われ、参加することにした。ピンドリのほか、溶接工、地中の配管を把握している課長、怪力の男、女性のカウンターと、一攫千金を目論むメンバーが加わり、互いに騙し騙されながら計画を進めていき・・・てな話。
これドタバタコメディだなぁ、って観てた。
ドタバタコメディだから、いちいち細かいことはどうでもよくて、楽しんだらいい作品。
カウンター役のペ・ダビンがカッコよかった。
それくらいかな。
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