「美術界の暗部をえぐる快作」ダ・ヴィンチは誰に微笑む ぽてちさんの映画レビュー(感想・評価)
美術界の暗部をえぐる快作
2017年11月15日、クリスティーズの競売にて4億5000万ドルで落札された1枚の絵。レオナルド・ダ・ヴィンチがイエス・キリストを描いたとされるものだ。
本作はこの作品がいかにして見出され、どのような経緯で史上最高額まで跳ね上がったかを時系列を追って描くドキュメンタリーだ。元々は1,000ドルそこそこの値段だったものが人手を経るうちに雪だるま式に高額になる。このからくりこそが美術界最大の問題なのかもしれない。
コメントする