「真作ではない」ダ・ヴィンチは誰に微笑む カールのおっちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
真作ではない
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500年以上も前の腐った絵画、手直しされた薄汚れた絵画に作家の命脈などないのは明らかなのに、
真作でなければ価値がないように価格を決める。
それはもう芸術作品では無く、政治的な取引の貴重品でしかない。
アートというものは、そんな政治的に人間の欲望によって貴重品に仕立て上げられた贋作であることがわかる。
今回の作品も、ダヴィンチの貢献があったということで真作でないことを遠回しに言っている。
不気味な微笑みのモナリザも冷静に観れば自分の寝室に飾れるようなものでないことで、作品価値と価格と好みには何の相関関係がないことがわかる。
フランス国王のイタリアへの憧憬の象徴なので芸術とは異なる価値が上乗せさせられた貴重品の一つで今を生きる私には理解できない。
嫌な業界だ。足を洗ってよかった。
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