ナイトメア・アリーのレビュー・感想・評価
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2022年ベストムービー!⭐️⭐️⭐️✨
スタンが酒を口にしてから、"世界"が変わった?
スタンはケイト・ブランシェット演じる心理学者のセッションを実は受けていただけだった…というオチ?
そこのところ、よく分からなかったんですけど…笑
原作読んでから、もう1回観よ…笑
映画らしい映画
全く内容もジャンルも知らない状態での鑑賞です。
ちょっと、いやかなり変わったストーリーですね。
スタンが怪しげなカーニバルの一員となり、そしてその先に待っていた運命が…
見終わったあと満足出来る映画でした。
しかし、最初のシーンは意味が良く分からないなぁ〜。
ケイト・ブランシェットとルーニー・マーラーってもうキャロルやん、と...
ケイト・ブランシェットとルーニー・マーラーってもうキャロルやん、と思いましたが、さほど二人の直接対決はなし。途中でオチが読めてしまったけど、それでも安定のおもしろさでした。
新境地に挑むこととファンの期待に応えることを両立させることの難しさ
デル・トロという監督と題名から、もっと「悪夢」のような、「迷宮」のような映画を期待して観たが、いささか肩透かし。ホルマリン漬けの胎児や、血だらけの幽霊のシーンには「デル・トロらしさ」を感じられるものの、明らかに物足りない。
そもそも、ペテン師が破滅していくだけの話を、これだけ仰々しく、もったいを付けて描く必要はあったのか?その割りには、伏線があからさまで、早くから結末が分かってしまうのはどうしたことか?いかんせん、ミステリーやサスペンスに必須の、ストーリーとしての「驚き」が欠落してしまっているのである。
別に、ファンタジーじゃなくても、モンスターが出てこなくても構わない。新境地を開きたいという作り手の意気込みも、分からないではない。それでも、デル・トロには、「何かやってくれるはず」というファンの期待に応えて欲しかったと思うのである。
自分が一番わかっている。
最初からの伏線で
最終的に自分が獣人になるのは
当然の報いであるということが
本人の顔から滲み出てたのが
最後、心に残った。
時代が古いのもあり
感情移入はまったくないが
物語としてすんなりと頭に入ってくる感じがした。起承転結に加えて伏線回収がはっきりしていた。
ガックリ。スタンが人間としてカス過ぎて感情移入できない。『パンズ・ラビリンス』や『パシフィック・リム』のミラクルよ、今一度。
①ギレルモ・デル・トロは好きな監督なのだが、作品の出来に波があるのが残念。全監督作を観ているわけではないが、『パシフィック・リム』萌えさせてくれた後の『クリムゾン・ピーク』ではガッカリ、『シェイプ・オブ・ウォーター』は良かったが、今回はまたガッカリである。②デル・トロの演出力が衰えたわけではないが、何せ話がつまらなすぎる。サーカスを舞台にした前半はデル・トロ映画らしい悪趣味ギリギリのダーク且つファンタスティックな雰囲気と味があってまだ楽しめるが、スタンが芸人として成功したのに欲をかきすぎて自滅する後半はよくある展開で平凡。③これだけの豪華キャストなのにそれぞれ役不足。ルーニー・マーラーは彼女でなくてはならない役ではなかったし、トニー・コレットはさすがに彼女らしい味が出ていたのに途中から消えてしまってつまらない。④ブラッドリー・クーパーのスタン役は彼のキャリアに何のプラスにもならないだろう。この作品のファム・ファタールに当たるケイト・ブランシェットの悪女ぶりはさすがだが、それでも彼女の実力からすれば深みのない役である。唯一懐かしやメァリー・スティーンバージェンがたったの2シーンながら中々印象的な役で出ていたのが嬉しい驚き。
人獣よりもケダモノみたいな人がやばいのだ‼️❓
多分、アカデミー賞に評価されたのは、映像と音響と美術と豪華なキャスト。
獣人のオチは落語レベル、主人公は小賢しいが、大事なとこは白痴レベル。
大金持ちのヤバいやつ、心理士、全て、クソ人間🧑
多分、キリスト教根本主義で、悪のいく末は、地獄、そう、めでたし。
でもね、現実には、日本では、主人公は役所で、悪の限りを尽くして、バレそうになると、部下を自殺させて、のうのうと生きる。
だから、この映画でも、宿命と言いながら、うまく生き延びるんだよね。
せめて、変態富豪は殺されて良いじゃ無い。
なんの共感も感動のかけらもない映画ですが、退屈のかけらもありませんでした。
映画の最先端を🎞🎟知るために是非。
一時期でも"この世のすべて"が手に入るなんて絶対に思わないほうがいい危険なゲーム = (雰囲気/トーン込みで)大人の"見世物"
ギアがかかるのに時間がかかる。そして、お酒飲みたくなくなってチョコ食べたくなる。本格的に面白く盛り上がってきたときには少し"遅いよ"って言いたくもなったけど、それはそれで、いざ見終わってみると実尺より短く感じたかも。
と、デル・トロ監督の素晴らしいフィルモグラフィーにおいてベストな作品ではないかもしれないけど、胡散臭いインチキ商売で人を踏み台・食い物にしてきたツケがやがて巡り巡って回ってくる教訓に満ちたダークな内容で、例えば『クリムゾン・ピーク』よろしくゴシックホラー・ミーツ・ノワール的な魅惑的雰囲気を堪能できる。本編始まってからなかなか一言目を発さない(!)謎めいた男が経験する立身出世からの盛者必衰、人間の欲深さの成れの果て。オリジナル未見ながら、まるで"当時の作品をカラーでしたらこんな感じ"といった趣がどこかあった。それを助けているのは、メイクや衣装の力もあって普段より白黒モノクロ映えしそうな往年のスター顔 & ファム・ファタールな役回りケイト・ブランシェットなど役者陣あってこそ。
あと、いちいち力の入った人体破壊描写(技術の進歩!)、暴力描写の生生しさなど随所のグロ味にもデル・トロっぽさがあって、オリジナルより本編尺が長く伸びているのは偏に"そういう部分に力を入れるためか?"などと勘繰ってしまいそうでもある。そういう面からも何処かB級映画的内容をA級オールスターキャストで描く醍醐味。しかも使い方がなかなか豪華で、製作も兼ねる主演ブラッドリー・クーパー等ごく一部の人以外はさながらロードムービー的に各々のパートだけで個性(と主人公への影響)を残していく。悪夢の小路に迷い込む…。とは言ってもやはり『シェイプ・オブ・ウォーター』や『パンズ・ラビリンス』のほうがやはり好きな気持ちもある。
勝手に関連作『時計じかけのオレンジ』
極上の心理戦
来日したら行きたい場所は中野ブロードウェイと発言していた素敵なデル・トロ監督の最新作。
仕事も金もないスタンがカーニバル一座に拾われて読心術を武器に成り上がる。毎回、読心術を披露する場面での心地よい緊張感が堪りません。
そして肥大した野心で大勝負を仕掛けるスタン。彼の破滅する姿が観たい…といつしか激しく望み始める歪んだ自分がいました。自業自得や因果応報を理由に他人の破滅を正当化する歪んだ自分。
騙されることによって救われるのならスタンの言い分にも一理あると思えましたが、キンボール夫妻の選択を見せられ結果に対しての責任は負えないとも感じました。
興行(ぺてん)師と精神科医と大富豪による極上の心理戦をデルトロの美しいけど体温を感じられない画作りで堪能させて頂きました。
人間の弱い面をついたある意味、恐怖映画とも思える作品。
時代を第二次世界大戦開始直前に設定したことが、この作品に恐怖映画の側面を与え深みを増している。
主人公は読心術師として、そこそこの成功を得た。成功の秘訣は観察眼と人間の深層心理(精神分析)に熟知している事である。読心術の肝は、人間の夢や希望、不安と恐怖である。もちろん、欲望も。これらを利用して、人の心を操ることも可能だと読心術の師匠は諭す。
より多くの富と名声を得るため、主人公は師匠の教えを裏切り、一線を超えてしまう。前半、ヒトラーやチャーチル及びルーズベルトの政治家の名が出る。私はこれら政治家が読心術を使って、私たちを操る寓意物語かと感じた。
戦死した1人息子を想う母親、大富豪で権力者でありながら、死別した恋人を想う老人、その想いが多くの女性を傷つけたようだ。どんな境遇にいても、人間に悩みは尽きない。その悩みに付け込む人がいる。詐欺師、政治家、宗教家、ある意味これは恐怖映画ではないか。詐欺師の成功転落物語だけとは思えない。
上映時間が3時間近い。退屈はしなかったが、2時間くらいにして欲しかった。また、伏線がよく貼られ結末が予想できてしまう。ちょっと残念だ。
意外だったのは、映画化は2回目で初回は主人公をタイロン・パワーが演じた。美男子過ぎて、役に合わない。クーパーの方が似つかわしい。でも、ちょっと歳を食っているかな。
チャップリンの「殺人者」でのセリフ。「1人殺せば殺人者だか、100人殺せば英雄だ」。第二話世界大戦の開始だ。時代を移動した効果がでている。
映像を見る限りかなり豪華だが
あんなインチキ霊媒師に騙されるんだろうか?
まさか幽霊の仮装までさせるとは?マジか?
映像を見る限りかなり豪華だが、話の本筋は貧弱に思える。
サスペンス感も、あまり感じなかった。
因果応報・自業自得
結局は欲張るとろくなことがないということなんだろう。
身の丈を越えると破滅するという教訓めいた内容で、それなりに面白かったと思う。
ただ…。
獣人って…。
どう見ても獣じゃないよ(笑)
そして、登場人物は、もう一回り若い人がやらないと…。
あまり魅力を感じず、そういう意味で説得力がなかったかも?
ギレルモデルトロが描くべき映画だったのか疑問
予告映像などから鬼才ギレルモ・デル・トロが見世物小屋を舞台に描くダークファンタジーと勝手に思いこみ、得意の独特な世界観や気味の悪いクリーチャーが出てくるのを期待していたが完全に裏切られた。
この監督が大好きな戦中のイメージは映像や衣装で楽しめ、主役級の俳優陣も雰囲気を十分に出す事には成功したと思うが(ルーニー・マーラーのウエイトコントロールには役者根性を感じた)、如何せん話自体がつまらないし、尺も長過ぎて観ていて集中力を維持するのに苦労した。
途中で何度も中だるみを感じた理由の一つは不要なシーンが多いこと(昔の仲間がホテルに来るシーンとか)と、構成が上手くないこと(見世物小屋パートか読唇術以降のパートかどちらに比重を置きたいのか?)だと思う。
また、ラストで主人公が街を逃げ出してから獣人(ギーク)になる事を運命と感じ受け入れる?まではあまりにも早足すぎて説得力を感じるには至らなかった。
才能ある希代の映像作家だけに少し残念に思った。
予告編からファンタジーだと思ってたのに。
あれ?獣人って、ただの見せ物小屋の出し物じゃん。デルトロ監督だから、てっきりSFファンタジーだと思ってたのに、嘘つき野郎の話だった。主人公の頭の中がさっぱり分からず、騙しのエピソードが理解できず、何度も落ちてしまい、余計分からなくなった。ラストも、納得できないまま、やってやられて死に損なって、振り出しに戻る。は?捕まったりしないで普通に働くの?
とにかく登場人物全員に共感できる人がいない相性の悪い作品でした。
思ってたのと違った!
2022年劇場鑑賞73本目。
予告をちらっと見たイメージで、心を読める探偵が魔性の女に振りまわされながら事件の謎を解き明かしていくストーリーだと思ったら魔性の女しか合ってなかったぜ!吹き替えの予告のハードボイルド感がそういう誤解を産んでしまったのか・・・。
そういう展開になると思っていたので前半は「いつそういうところに行きつくんだ?」と考えながら見ていたのもあり、途中からそうじゃないことに気づく頃には前半戦が終わっていましたが、前半の見せ物小屋の部分の方が「マイナーなお仕事紹介ムービー」になっていて面白かったという。後半になって勘違いしていた展開にやや近づくのですが、同じギレルモ監督のシェイプ・オブ・ウォーターでも感じた意地の悪い展開が自分にはあんまり好みじゃないなと思いました。
オチは皮肉がきいてて良かったけど嫌だなと複雑な感情。
爾に出ずるものは爾に反る
まさにこのことわざ通りの映画です。
昔、大阪の 花見の頃 桜ノ宮の大川沿いに奇怪な見世物があり、それを思い出しました。
何かノスタルジーな気分にさせてくれる 不思議な映画でした😌
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