「今度は因果応報譚」ナイトメア・アリー ぱんちょさんの映画レビュー(感想・評価)
今度は因果応報譚
少しオールドファッション過ぎやしないだろうか、プロットも演出も。
「シェイプ・オブ・ウォーター」が『大アマゾンの半魚人』の更新であったように、今作は昔ながらの因果応報譚の再解釈に思える。ブラッドリー・クーパー演じるスタンの顛末(円環またはらせん構造)は端的にそれを現してるよね。
しかしデルトロに、『大アマゾンの半魚人』に対するような愛情があったかは疑問…。そこら辺りが出来に影響している気がする…カーニバルに対する愛情はたっぷり感じたけれども。
デルトロにはもっと偏愛を前面に出した作品を期待したいな。
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