僕が愛したすべての君へのレビュー・感想・評価
全22件中、1~20件目を表示
和音最高‼️
2作品連続で観るのはしんどいので感覚空けて鑑賞終了‼️。
面白かった😆こういうSFみたいなパラレルやタイムシフトみたいな話しは私の中では好きな種類に入るからめっちゃ良い😭(ちなみにシリーズ物で過去作の人がサプライズで出るみたいなのもめっちゃ好き)。
この並行世界の話が主だからわからない人には難しく感じてしまうかも❓🤔、でも物語だから許してね。
両方で書くのはしんどいし、amazon primeでの鑑賞だから書く気なかったけどめっちゃ感動したから好きな方にレビューします(笑)。
断然「僕愛」(青)が良い‼️和音はどちらの世界でも可愛くて素敵です😆。
赤の世界では結ばれないけどそれとは違う「愛」を暦に抱いておりそれはそれで切ない😢、けど青の世界では結ばれ幸せそうな老後生活の中、あと数年か数ヶ月で最愛の人が死ぬかもしれないほどの時に送り出す和音も、すごく切ないものがあり涙が…😢。
栞も良かったけど私は断然和音派❗️です(笑)。
観る順番はどちらからでも確かに良いかも❓
私は「青」→「赤」で鑑賞、「青」の後半部分が赤を見ると解決するから「赤」からか❓とも思うが「青」のラストを観てから「赤」のラストで「えっ‼️」みたいな感覚になるのもすごく楽しい😆。
だからどちらから観ても有り何だけど私の見方がオススメはオススメです👍。
ニコイチの穴埋め編
こちらのヒロインは和音。
IP端末の疑問とかはこちらを見て分かったんだけど、息子を亡くした方の和音が来ている時、こちらの和音ってどうなってんだ?(それは全編のパラレルシフト全部だけど)
暦の特殊能力によるシフトと言うファンタジーものにしていればまだ良かったのかもしれないけど、科学としてパラレルシフトが実証されている世界で、なんで暦だけが好き勝手に動いてんだ?って疑問。「君を愛した~」で暦が相性が良いからって言われたけど、こちらでは和音が「違うパラレルから来た」と嘘を付く位には浸透しているだろうから、みんな好き勝手にやってそう。
「君を愛した~」の出だしで、パラレルワールドは「朝食にご飯かパンを食べたかの違い程度」って言ってたけど、もはや全然違う世界になってる。ドラえもんだったらタイムパトロールが移動を取り締まるレベル。
これって、同時期上映では有るけど二本立てと言うワケでは無いんだよねぇ?一本見て分からんから、もう一本も見よう作戦なんだろうけど・・・・・レンタルでクーポン使って旧作料金だから良かったけど、映画館でもう一本見ようとは思えないな。100分前後の作品を二本、しかも共通した場面多々。一本でまとめようよ。
こちらの並行世界はハートフルなラブストーリー
『君を愛したひとりの僕へ』と2作同時公開が話題になったアニメーション。
直接的な続編ではなく、どちらを先に見るかで結末が変わるという何か“仕掛け”が。
『イニシエーション・ラブ』みたいなトリッキーなどんでん返しと思いきや、これ、今流行りの“アレ”じゃん!
両親が離婚し、母親に引き取られた暦。祖父母のお屋敷のような広い家で暮らす。
やがて祖父が死去。その直前、祖父と喧嘩をしてしまい、後悔が残り…。
そんな暦に不思議な現象が。全く同じだけど、何処か違う…。そこは、父に引き取られ、祖父が死んでいない“別世界”だった…。
本作は“パラレル・ワールド”。厳密にパラレル・ワールドとマルチバースは似て非なるが、“もし、あの時…”とか“別の世界の別の自分”とか、概要はほぼ同等。
母に引き取られた本作と父に引き取られた『君を愛したひとりの僕へ』の、2つのパラレル・ワールドを2作で展開するというユニークな試み。
両作共リンクしており、『君を愛したひとりの僕へ』に繋がるであろうシーンや伏線も。
それは両作見た時に触れるとして、本作は本作としての感想を。
このパラレル・ワールドは“並行世界”と呼ばれ、存在がある程度知られている。
暦の父も並行世界を研究する機関に勤めており、後々それを個人で認知する機器も。(腕時計みたいなアイテム)
なので、「ここは何処!?」みたいなよくあるリアクションではなく、暦も初めて並行世界に行った時、冷静に把握。
それが暦の初めての並行世界体験。再び並行世界と交わる時が…。
高校生となり、成績はトップの優等生だが、それ故いつも独り…。
そんなある日突然、同じく優等生の女子、和音が声を掛けてくる。しかも、「暦」と呼び捨てで。
びっくり戸惑うが、彼女は“85の並行世界”から来た別の和音。その世界では暦と和音は恋人同士らしい。
以来、和音の事が気になり始める暦。ちゃんと元の世界に戻れたか、いやそれ以上としても。
ある時声を掛けてみたら、この世界の和音…と思いきや、思わぬ事実。
いつしか暦は和音に惹かれ、何度もアタックするも…。
メインはボーイ・ミーツ・ガール・ラブストーリー。
平凡な男子とクールな女子。
なかなか成就しない。
高校~大学~就職も同じ。就職先は暦の父が勤めるパラレル・ワールドの研究機関。
若い頭脳がぶつかり合い、切磋琢磨して画期的な成果も上げる。
そんな時、遂にやっと付き合う事に。
仕事もプライベートも順調。
やがて結婚。息子も産まれる。
幸せで穏やかな日々が続いていたある日、事件と再び平行世界が…。
家族で見に行った花火。
その会場で、一人の男がナイフを振り回して暴れる。
あわや息子に魔の手が掛かろうとした時、暦が守る。
惨事は免れたが、以来和音が息子を外出させないなど神経質に。
事件のショック…と思われたが、パラレル・ワールドのイレギュラーが絡む。
息子を連れて姿を消した和音。
居所を突き止めた暦は…。
今目の前にいる和音は、並行世界の和音。
その世界では、あの事件で息子は亡くなり…。
それを受け入れられず、息子を連れ去ろうともしていた和音だが、息子からの言葉と自らの過ちを認める。
並行世界の和音は自分の世界へ帰る。
その世界で罪に問われ、息子をも亡くし…。
あの時違っていれば、自分たちがそうなっていたかもしれない。
誰が責められようか。
彼らは自分たちなのだ。
息子も成人し結婚し、孫も産まれる。
老境に。暦に余命が告げられる。
そんな人生最後を前にしたある日…
謎のシグナル。また平行世界か…?
シグナルが示す場所へ赴く暦。
そこで出会ったのは…
暦と和音の人生とラブストーリーを主軸に、パラレル・ワールドが幾度も交差する。
それがなかなか鮮やかだったり、なかなか複雑だったり。
個人的には、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』よりこちらの方が頭を使った。
でも、ハートフルな物語だ。
終盤の老暦の台詞。タイトルそのものを代弁。
並行世界の和音の手紙。
交差点の謎の少女。
出会った初老の女性。
あちら(『君を愛したひとりの僕へ』)ではどんな運命が待ち受けているのか…?
僕が愛するか君を愛するか
私はまず、こちらの「僕が愛したすべての君へ」からの鑑賞になりました。訳あって公開時間が少なく僕愛〜君愛でしたが、順番的に素晴らしく良かったです。
まずこの作品2作品に言える事として
並行世界がいくらあったとして必ず誰かを失ってしまうし辛くなるという事を知った。
それ+虚質科学・パラレルシフトについての説明が少し不十分かなと思いましたが、こればっかりは小説読んでより理解したいと考えます。
では、僕愛の感想ですが瀧川和音のような凛としてサバサバしている性格の方が好きなのかもしれない。
こちらの世界の暦は、気弱で覇気のない少年ではあったがそれが85番目の世界から来た和音からしたらそりゃ気に食わないだろうね。嘘である。それもこれも和音の嘘であったのだ笑
暦と和音の関係は良好でありお互いに同じ研究所で働いていたがおじとおばになった2人の元に見知らぬメールが届く・・・これがまさか君愛の話に繋がるとは思わなかった┐(´д`)┌ヤレヤレやられたぜ笑
伏線の回収上手すぎましたね。まぁ大まかな事はこれくらいにします(ぶっちゃけ時間経って話忘れたところあるのでまた小説読んだ後に追記書きますm(*_ _)m
フライング・ヒューマノイドは知っていた
そっち側の余貴美子が最も良かったかな。大きな事件と言えば暦と和音の息子が暴漢に襲われるところ。いやはや、幸福感満載の夫婦生活。君愛からは遠く離れたパラレルワールドなんだろうけど、そこからも分岐が存在していた。君愛の終盤部分が僕愛でのオープニングのかなりを占めているので、君愛→僕愛の順に観ると眠くなること必至。どこか違うのかと注視しようにも、細かなカットだけなので大きな意味はなかったような。どこにいても暦君はシフトしやすい体質なんだろうね。柱の傷を見る限り、時間もちょっと動いてたし。
とにかく、栞を忘れるために60年の人生を費やす壮大な時間の旅には恐れ入った(間違ってないよね?)。時折見かけた栞の母とか、本当はニアミスなんだろうけど、そんな方法で大丈夫なのだろうか?暦の父と栞の母はラブラブにならなかったのか?暦と和音との熱々ぶりで誤魔化されているような気がしてならない。
こっちの僕愛はどちらかというと大人向け。死が二人を分かつまで愛を貫くこと。君愛では双方の両親とも離婚していたし、子供への愛情もこちらが大きそうだ。科学的な説明はその分少なめだったし、8月17日10時の予約を入れたのは誰だ?というミステリー仕立てになっていたとも言える。
幸せですか?えぇ幸せです。そこで名前を言わないのがミソか?まぁ明日になれば忘れてしまいそうなストーリーなだけに、とりあえず幸せな気分になったと日記には書いておこう。最初はタイトルに「朴が愛したすべての金へ」と書こうとしたけど断念。
なぜ『僕愛』は『君愛』に比べて、「地味」で「平穏」なのか?? 高崎暦と瀧川和音の愛の物語。
久々に、あごトンガリウイルスに罹患したキャラデザ見たなあ(笑)。
(昔、腐女子系アニメでよくあった絵柄を指すタームで、『裏切りは僕の名前を知っている』みたいな王道から、『学園ハンサム』みたいなネタものまでいろいろある)
あごにつられて、瞳や耳までひし形してるんで、途中からずっと顔のパーツが気になって気になって。
しかも、主役二人とも中年を過ぎると、唐突にあごが平たくなるっていう。
これぞまさに、人体の神秘っすね……。
「どちらを先に観るか」のギミックに大いに釣られて、まずはこちらから視聴。
(ただ、どちらを先に観るかで悩んだってより、単にちょうど食後すぐに観に行けるほうから先に行ったんだけど)
内容は、いわゆる平行世界(パラレルワールド)ものである。
自分はSF脳ではないので、若干ケムに巻かれているような気もしたが、総じて面白く観ることができた。以下は、理数系はからっきしの超文系人間の感想なので、たぶんあんまり当てにならないと思います……(笑)。
なお、『僕が愛したすべての君へ』と『君を愛したひとりの僕へ』双方に関して、完全にネタバレの状態で言及しているので、未見の方はご注意ください。
基本的には近年のジュヴナイルSFの典型みたいな作風だが、主人公の少年期から老年期まで一代記的に描くというのは、結構珍しいパターンかもしれない。
少なくとも青春恋愛アニメみたいな宣伝にひっかかって観に行った人間からすると、こんな話を見せるつもりだったのか、とちょっと驚かされた。
あと、ヒロインの和音(かずね)がリケジョ眼鏡のかなり地味な女のコで、新鮮といえば新鮮。
ふだんTVアニメでは、まずヒロイン張らない(張れない)タイプだよね。
たしかにこの娘もツンデレだったりクーデレだったりはするのだが、あまりアニメ的にキャラがデフォルメされていないので、「軽く空気が読めなくて」「こだわりの強い」「軽度のアスペっぽい」理系女子としては、かなり生々しいというか、ごつっとした手触りのキャラクターだった。
設定自体は『理系が恋に落ちたので証明してみた。』の菖蒲みたいだけど、もっと本当に学生時代クラスにいてたリケジョっぽいっていうか、男子に畏怖はされてるけどあんまり人気のなかった秀才眼鏡の負のオーラまで含めて、きちんと再現されているというか。
そのへん、橋本愛の若干こなれない無骨な声演技も、おおいに影響しているんだろう。
(ちなみに、昔から橋本愛って拗らせてるけど頭のよさそうな片鱗は見えてたけど、最近始まった週刊文春の読書欄の連載見て、びっくらこいた。なにこの人、めちゃくちゃ文章書けるんじゃん!)
この、若干こなれない印象というか、生々しいけどどこか生硬な感じは、作画や声の演技だけでなく、演出や語り口にも共通している気がする。
よく言えば、アニメ寄りというより、実写映画に近いレイアウトやナラティヴが支配的だ。
とても丁寧に、じっくりと腰を据えて描いてはいるのだが、悪く言えば全体に流れが悪く素人っぽい。
もう少し突っ込んだ表現や、漫画チックな誇張をしてもいいかな、と思うような場所でも、少し硬い調子で抑え目のまま進行してしまう。
この「語りすぎない」感じ、「作画演出ではっちゃけない」感じは、SF設定の部分でも同じだ。
いちおう、主人公の暦くんのパラレル・シフトについては、あまり悩むところはない。
だが、和音のパラレル・シフトについては、絶妙にわかりにくい気がする。
この映画を「暦と和音のラブストーリー」として捉えた場合、和音が本当にパラレル・シフトしたかどうか、とあるシーンの和音がどの世界に所属する和音だったかは、きわめて重要――というか、唯一この映画で真に重要な情報だといっていいと思うのだが、これが、ふつうに一回観ているだけでは、どうも判然としないのだ(俺だけか? 俺が頭が悪いからか?)。
最初に和音の「ブラフ」から入るわけだけど、本当に「ブラフ」かどうかは、観ている我々には(本人がそう言っているだけなので)確証がもてない。確証をもたせるには、第三者的視点から(もしくは和音本人の一人称視点から)、本当に和音が言っている通りであることを確定させてくれるといいのだが、そういった「検算」が映画内で余り行われないので、どんどん観客サイドの不安(「本当はこの人、やっぱり何度もパラレル・シフトしてるんじゃないのか? そうじゃないとパラレル・シフトしたなんて嘘を逆につかないんじゃないか?」)が嵩じていく。
で、学生編のもやもやした不確定感を引っ張ったまんま、大人編に突入するんだけど、やっぱり「今の和音がどの和音なのか」は観ててもよくわからない。しかも、しきりに暦は「僕の愛している和音はどの和音なのか」みたいな独白で煽って来るし、ときにハイヒールを履いていた痕跡らしいバンドエイドをアップにしたりして、いかにもパラレル・シフトがあったらしいと示唆してくるんだけど、これまた確証がもてないまま次へ次へと流され、そうこうしているうちに涼の通り魔事件が発生して……(ちなみにこの唐突な通り魔展開ってなんかデジャヴあるなと思ったら、『君の膵臓が食べたい』でしたw)
もう少し、「実際なにがあったのか」を、どこかで「和音の一人称視点」を交えつつ、順繰りに整理しがら進めてくれると、ずいぶんと観やすい映画になってたろうになあ、と思う。
本作で「間違いなくパラレル・シフトが発生した」事象ってたぶん、暦の少年時代と、和音の事件後の行動の二か所しかない気がするのだが、どちらも実際には主人公がIPカプセルを使って人為的に引き起こしたことなので、「ときどき自然にパラレル・シフトしてる」って作中の前提自体に、いまひとつ確信がもてないんだよね。
あと、二つの物語を同時に上映して、観た順序で印象が変わるという試み自体はとても面白いんだけど、その処理として、もう一方のダイジェストを終盤に長尺で組み込むというやり方が、果たして正しかったのかどうかは、なかなか悩ましいところだ。
僕は基本、予備知識ゼロで映画を観ることをモットーにしているので、しょうじき、あそこまで『君を愛したひとりの僕へ』のストーリーラインと終盤の展開まで事前に(かつ強制的に)見せられることには、かなりの抵抗を感じてしまった。
とくに『僕が愛したすべての君へ』に限っていえば、この物語のなかで栞の果たす役割は決して大きくない。冒頭に一回会って、ラストにもう一回出てくるくらいだ。
『君愛』のほうを観てはじめて、「こちらの物語に栞が出てこないこと自体が『君愛』の暦が命をかけて目指した世界線であり、本作での栞の不在こそが、栞への愛の証である」ってことがわかるんだけど、『僕愛』を観るだけなら、「どんなパラレル・ワールドでも出逢った和音を愛するよ僕は、とかほざいてる主人公が、実際には別の世界線でまったく別の黒髪少女に入れあげてて、和音を使い勝手のいい便利な妾みたいに扱ってるようすを延々と話のラスト間際に見せられる」という、まあまあ感じの悪い付け加えにしかなっていない気がする。
しょうじき、知らないでもよかった知らない女の話を、無理やり見せられた気がして、ちょっとげんなりしちゃったわけだ。
結局、宣伝ではどっちから観るかってさんざん煽ってるけど、お話の組み立てとしては、『君愛』のほうから観たほうが、原因と結果の因果関係がはるかにわかりやすいのは確かなんだよね。
ただ、その順番で観ると、あくまで暦という主人公にとっては「栞」が正妻であって、彼女の幽霊化を避けるために、栞を自分の世界から排除した結果として、和音が「おこぼれ」に預かっただけ、みたいに思えてしまうのが辛いところだ。和音はしょせん二番手だ、和音は存在すらしない栞に負け続けている、和音にはそういや正ヒロインのオーラがない、なるほど「元は滑り台ヒロイン」だから地味で浮かばれない佇まいなのか、そもそも『僕愛』のお話自体がなんとなく地味で起伏が少ないのも、「二番手ヒロイン」のサブルートシナリオだからか・・・・・・みたいな「悪い」思考のスパイラルに陥ってしまう(これも俺だけか? すいません)
そう考えると、実際には『僕愛』から観たほうが、変な先入観なく(=和音を栞の二番手だと考えることなく)、和音を「正ヒロイン」として真正面から受け止められるし、この「地味に出逢った地味な少年と地味な少女が、とりたてて劇的な事件も展開もないままゆっくりと友情をはぐくみ、やがて愛へとそれを育て、(少なくともメインの世界線では)子供を死なせることもなく、幸せに生涯を閉じる」「穏やかな」物語を、素直に、虚心に堪能できる気がする。
ー ー ー ー ー
ちなみに自分は、『僕愛』と『君愛』を両方観たうえで、これを書いている。
改めて『僕愛』と『君愛』を比べるならば、『君愛』のほうがはるかに「正道」のジュヴナイルであることは確かだ。
白ワンピの美少女。幼馴染。劇的なヒロインの死と、ヒーローによって繰り返される救済への試行錯誤。いやあ、まさに王道だよね。
一方、『僕愛』は、そんなドラマチックな悲劇を、王道の主人公&ヒロインとして「生きられなかった」(あるいは、敢えて生きようとしなかった)ヒーローとヒロインの物語だ。
両作を純粋に、離婚した父親についていったか、母親についていったかで分岐した物語だと考えれば、両者はそれこそ「パラレル」な存在であり、ふたつの物語も「パラレル」な存在に過ぎない。
だが、『僕愛』の世界を、『君愛』の暦がタイムシフトして敢えて選択した――すなわち、『僕愛』の暦は、記憶をすべて失った73歳の暦の「生き直し」だと考えれば、この地味で平穏で幸せな物語は、「敢えてドラマチックな物語を避けて生きた」暦のセカンドチャレンジでもあるわけだ。
要するに、「栞を助けるために闘いつづけ、ヒーローとしての人生を生きつつ、一方で自分に後半生を捧げてくれた和音に報いることもせず、自分勝手にタイム・シフトして一生を終えた」前世と「逆に生きようとした」暦が、栞のいない世界で、なるべく目立たないように息をひそめて(栞と万が一にも出逢わないように)自信なさげに陰に隠れて生きて、手近な和音で手を打つべく(前世での申し訳なさを無意識で引きずってることもあって)衝動的に告白を繰り返しながら、ついに平穏なサブヒロインとの恋を成就させ平穏なラストを迎えたというのが、『僕愛』の真のストーリーラインだと考えることもできるわけだ。
暦は、和音との物語においては、ここでありふれた「ハッピーエンド」を迎えた。
けれども、栞との物語においては、その栞の「不在」ゆえに、彼は「トゥルーエンド」、真の終着点を選び取ることに成功したといえるのだ。
その意味で、原作者はパンフにおいて本作の霊感源として『エヴァ』や『ナデシコ』『YU-NO』(犬名の由来かな?)あたりを挙げていたが、個人的には、『シュタインズ・ゲート』のまゆしぃ☆と紅莉栖のお話をA面B面で分けてみせた感じもするし(もちろんまゆりが栞で、紅莉栖が和音)、「プリコネReDive」みたいな構造の話なのだなあ、とも思ったり(記憶を継承しない、タブラ・ラーサ=完全初期化の状態に戻っての死に戻り)。
とはいえ、これらも所詮は勝手な妄想であり、勝手な解釈に過ぎないので、できれば、こういうややこしい話の場合は、作り手なりの公式の答え合わせを「パンフ」にのっけておいてもらえるとよかったんだけど……いや、そうか、無精せずに「原作をちゃんと読め」って話か(笑)。そりゃそうだ。
あと、ラストの一連の老人パートのロジックに関しても、しょうじきよくわからないところがたくさんあるんだが……それもまあ、いいか。
なんにせよ、原作は未読なんでなんとも言えないんだけど、きっと原作のほうが全体的に、もう少し「腑に落ちる」「見通しの良い」書き方にはなってるんじゃないのかなあ。
と、一言もアニメスタッフに対しての謝辞が見当たらない、パンフの原作者インタビューを読みながら、ふと思ったのでした。
面白かった。。。。。
切ないけど、面白かった。
みんな人は優しくて自分勝手。
お互いのバランスが取れている時はいいんだけど、優しさと自分勝手のバランスが崩れた時にいろんなことが起こる。それはこの映画や小説が語っている並行世界のせいかも知れない。
愛するとはどういうことか。
愛されるとは。
いろいろ考えて、考えながら観ました。
小説通りではなく、なんとか2つの映画を接触させようとしてあるところも良かった。ああ、こういうことだったのかもと腑に落ちることもあった。
僕は多分和音タイプだろう。彼女の生き方が素敵だと思う。
とにかく素晴らしい。面白かった。
声優と作画は厳しいですが、、
この作品は2つを見て互いを補完する作品です。私の個人的な見解ですが片方だけなら4割しか楽しめません。特に僕愛(青)だけなら3割かもしれません。1つを見て2つめを見るかどうかを決めるのではなく、1つめがよっぽどの低評価でない限り両方見る覚悟で臨んでもらいたいです。どちらから見たらいいかの話がよくありますが、おすすめは君愛(赤)→僕愛(青)です。まず物語の根幹である並行世界を理解することが僕愛(青)先行ではかなり難しく、2つめを見ようとする気持ちが萎えてしまう可能性が高くなります。君愛(赤)先行の方がまだ並行世界に対しての理解が十分でなくても楽しめます。特にこれまでにこの作品のような、パラレルシフトだの時空を越えるなどのファンタジーな話に慣れていない方は、僕愛(青)を先に見てしまうと、「よくわからなかった」という思いだけで次に君愛(赤)に進むという選択に繋がらない可能性が高くなると思います。この2作品の評価は2つ見てからしてもらいたいというのが私の願いです。君愛(赤)→僕愛(青)で多くの方が理解できるかと思います。実際に私は君愛(赤)→僕愛(青)で見ました。2つ見て大満足というのが本音です。逆で見ていたらどんな気持ちになったのかは人の意見を聞いてしかわからないのですが、多くの人が「難しくてわからなかった。」「もう一つは見なくていいかな」となっているのを聞きます。僕愛(青)→君愛(赤)は理解するには上級者向けなのかと思います。ただ(青)→(赤)→(青)が本当は1番面白いというのもコアな人たちが言っていますがそれもなるほどと私は思います。何度も言いますがこの映画を「並行世界がよくわからない」という壁に当たること、2つめを見ずに評価をしてしまう人が多いのがとても残念です。
話が変わりますが声優がプロではなく人気の役者さんを起用しているのが残念なのは多くのレビューにあるようにその通りです。せっかく話に入り込んで見ているのに、そこに妙な違和感を感じて冷めてしまうのがとても残念です。ただそれを差し引いても本当に涙が出るすばらしい作品だと思います。個人的には和音さんの献身的な人柄に感情を持っていかれました。並行世界の自分に手紙を書く、待ち合わせの場所と時刻をIP端末に入力する、愛した人を別の女性に会わせる、指輪を自分で買って小指にはめるなど健気すぎます。大人すぎます。真似できないほどかっこよすぎです。また主題歌の歌詞が作品にピッタリです。見終わった後に聞けば聞くほど好きになっていきました。そのあたりもぜひ楽しんでもらいたいです。
両方見るなら桃→青、片方だけなら青
一言で言うなら、訳が分からなかった。
青(僕愛)は、
色々と説明するんだけど、
何言っているのかさっぱり…
序盤から訳の分からないことを言い出すから、
もう嫌になって映画館を出たくなった…
舌打ちしそうになるくらい嫌だった…
もっと単純なファンタジーだったら、
楽しめたのにな。
不確かなものを、いかにもな言い回しをして、
学問的というより厨二病的だった…
タイムシフト(言い方が合っているのかも分からない)
しすぎじゃないか?って疑問だったし。
体質ですか…
①青(僕愛)・・・0の世界(今いる世界)
②桃(君愛)・・・栞と出会った世界
③ 母親 和音の世界
3つの並行世界が出てきたよね…?
合っているか…?
青(僕愛)と桃(君愛)、全く別の物語だった。
上に記載したように、
青(僕愛)は①が0の世界。
桃(君愛)は②が0の世界。
※0の世界=今自分がいる世界のこと
数字が離れるほど遠い並行世界
だから、2つの話は繋がっているようで、
主人公達が違うから捉え方が違いますよって事。
どちらを先に見るかも、あまり関係ないかな。
結末は変わらないので。
だから個人的には、青(僕愛)と桃(君愛)
両方を見る必要はなかったかな、と思う。
全く同じシーンがあるし…
(この部分は苦痛だった…長い…)
(しかもセリフなしの部分もある。
シーンとしては青桃で若干違ったとは思うが、
挿入歌+映像のみで、なくても良かった…)
ただ、あっち【桃(君愛)】だけだと、
不完全燃焼なのかな…?
エンドロール後のシーンで満足かもしれないが。
もし、あっち【桃(君愛)】を先に見て
こっち【青(僕愛)】の世界が気になったのなら、
見れば良いと思う。
※栞はほとんど出てきません。
子供時代にタイムシフトしたのと、他、一瞬だけ。
私は青だけでも良かったかな。
訳が分からないけど、
もう一度見たいとは思わなかった。
小難しい話を、製作者は
自身の納得のいく説明で作れたのだろうから、星3で。
_______________________
あっちにも書いたけど、訳が分からないシーン。
最後に出てきた栞おばあちゃんは、
桃(君愛)の約束守ったってこと?
それとも、幽霊の方?
これも意味分からなかったなぁ…
博愛的な
僕愛は博愛的な感じですね。和音を愛してるとは言っても、いくつかのパラレルワールドに想いを巡らせますからね。君愛は一人の人への愛ですから、確かにハッピーではありますが…。逆に見た方が印象には残ったかもしれません。唯一、栞と出会えた事は良かったですね。
人は日々パラレルシフトしてる、、、怖っ!
君愛→僕愛で鑑賞。
この作品の感想は、普通に良作って感じ。天才少年の苦悩。からの謎の美少女との出会い、そして恋愛模様。和音と出会ったことで暦の、クラス全体の雰囲気が変わる。そこら辺は、主軸では無いからしょうがないけどもう少し見たかったりした。敗北してるとこかね。そこから大人になっていきパラレルシフトしてる話。少し不穏なところはあったけれど、違う世界線であろうとすべての君を愛している。多少のズレは関係ない!幸せなふたりの生活を見れてとても良かった!
ふたつを見て(君愛→僕愛)
正直、僕愛を見始めてからも栞を引きづっている。和音のことは、好きだしストーリーも嫌いじゃない。こっちの世界が良ければあるほど、君愛を思い出し辛くなってしまった。そこで、冒頭というかラストシーン。君愛での謎が色々解決した。8割くらいは分かった、、、と思う。そして、名乗るほどのものではありません。のセリフ。グッとくる。こたえる、、。記憶の片隅にもないが、心の1部に残っている?幸せだったという言葉を聞いて嬉しくなる暦の気持ち。君愛で苦しかったものが1部解決した。しおり・暦、、、良かったな、、、。
これは2作品見てようやく完結します。一つだけで見るのでは全然話が変わってくるので、見るのであればふたつ見るべきです!
最後に、普通に暦と栞がくっつく世界線。ただただ、それが見たい、、、。和音も好きだけど、栞のあの雰囲気というか暦との関係性がなんというか好き。
親同士が結婚しても、結婚はできるんだぞ!!!!!
if物かと思ったら違っていた。
まあ間違ってはいないが、なんかこれじゃ無い感が…まあそう思うのは連続して対の映画を見たからと言うのもある。
それとこんな事を言うのも何なのですが、どの上映館でもこっちの方が後で見るタイムスケジュールになっているんだよね。
臍曲がりな俺はこっちから見ようかと思った。
が、時間の都合で逆は日にちを変えても難しい、次の金曜からは上映回数も減ってしまい見に行くのも辛い状況。まあそれだけ人気無いんだろう事は見て確認した。
時間に余裕があればこっちから見ても面白い?と思うけどどうにもそうさせない勢力が…
それともう一方の映画のオマケ映像のフル版がこの映画の冒頭だからどうしようもない。
できれば二つの映画の接点はありそうで無い映画にして欲しかったな。完全なifでは無く並行世界とタイムパラドックス物の中でのifだからな。
何でこんな構成にしたんだろう?
確かにそれぞれの映画でそれぞれの人生を歩む主人公達。しかし並行世界でリンクしている。
つまり同じ映画を別の視点で見ただけで実質一本の映画と同じなんだよね。
それはそれで良いと言う話もあるけど、う〜ん何だかな。期待したのと違う。
主人公とヒロイン二人の計3人はそれそれぞれ並行世界でもハッピーエンドなんだけど一番の勝ち組は主人公の男だな。二番目が眼鏡。最後は薄幸の少女かな。
ま、三者三様幸せも人それぞれ。
物語はそんな感じでこれか、もう一方どっちか一つ見ればストーリーが大体分かってしまうのもね。伏線回収位しか役立って無い様な。
あと対の映画もそうだけど並行世界の入れ替わりが分かりにくい。そう言う物だと説明はあるが誰が並行世界から来たのか、戻ったのか、何故主人公は並行世界のあっちこっちに装置無しで行けるのか、単なる夢なのか、主人公も分かってない様だが視聴者も分からない。まあそう言う事なんだろうで取り敢えずやり過ごす感じ。
あと気になったのはとにかく作画が悪い。
毎週放送のTVアニメ並み。顔などもそうだが細い所が非常に雑で細かい描写が無い。
コロナもあってヤッツケになってしまったのもあるのだろうが、むしろ2本に分けてしまったからでは?同じシーンの使い回しはどうしても多くなるし、なのに作画が悪いでは。
それと未来の町や技術も出てくるが、何とも近未来的。60年未来なのに10年位しか違って無い様な感じ。確かにそんなに街並みが変わるか?と言うのもあるが、殆ど変わらないのもどうか?なんで相変わらず煙突からモクモク煙が出る工場なのか、何故自動運転なのにハンドルまだあるのか、60年後の車椅子が現代の電動車椅子とさして変わらないなどなど。
内容も原作未読だからどこまで忠実か分からないし実験的要素があるにしろかなりガッカリしてしまった。ifなら完全に別のルートで物語的な接点も無しにして欲しかったな。
単なる別ルートのラブストーリーでは無いが、
むしろそっちの方が良かった気がする。
なんか感動するシーンは色々あれど感動しないしラブストーリーを楽しむでも無い、哲学的な内容の様で擬似科学的で変な理屈も多いし
主人公達は色々偏狭で共感できるポイントも少ない。楽しみどころが分からない。
人にどう薦めて良いかわからない映画。
大作になりそうな要素は満載だけど完全に凡作。これは映画が悪いのか原作が悪いのか。
因みにこの映画にはオマケ映像はありません。
エンドロールでお終いです。
追記 この金曜日からローテーションが変わってこっちが先になりました。
こちらを後に観ました!
もう一本の方を先に観たせいか、主人公の妻が好きになれませんでしたが、タイムリープしてきた別の妻の夫の想いを成就させてあげたいとの願いには感服しました。
お互いに認識出来ないままでの再開でしたが、あれで良かったんでしょうね。
ラストシーン、夫の帰りを待つ妻がいじらしくて好きになりました。
【後攻】主役は和音
発売当時に原作を読んではいますが、うろ覚え以下の状態で鑑賞。
『君を愛したひとりの僕へ』の方があまりにヒドかったので、観るのを辞めようとすら思いましたが、こちらの方がマシでした。
主軸は暦と和音の平穏な生涯であり、大きな悲劇が起きるのは(平行世界の)和音です。
橋本愛が上手いとは言えませんが、感情を昂ぶらせる部分も観られるレベルだったのではないでしょうか。
(鑑賞順により耐性がついていた可能性もありますが)
今作を観ることで、暦と栞の演技がどれだけヒドかったかを再確認させられました。
短い上映時間の中で一生を描くので、正直物足りない部分は多いです。
高校時代はサブキャラになりそうなキャラもいたのに声すら付いてないし、もっと二人が関係を深めていく描写は欲しかった。
けど、お爺ちゃんの問いかけや暦の結論など、良い面も少なからずあったと思います。
ただ、『君を〜』でやったシーンを、補足を付けながらもう一度流すので、特に序盤は冗長な印象が強い。
両作品に言えることですが、重複描写やお互いのダイジェストを削って、もっと別のことを描いた方が良かったのではないか。
作画はこちらの方が安定してましたし、「もう一つの世界」のことも一応は説明はされるので、どちらかだけ観るならこちらかな。
和音はいつ野良犬に襲われたの?伏線じゃ無いの?
2作とも見て僕愛は後に見たので内容は理解できた、でも先にこっちを見たとしたらイマイチ話がしっくり来なかったんでは無いかと思ってしまった
。
ただ、和音派の私としては子供の事で必死になって並行世界に来た人間臭さや、ちゃんと暦と結婚出来たこちらの世界も好きです。
暦もただ研究に没頭していた君愛の暦より、栞が幸せな人生を送れた事に喜びを感じその喜びが和音から貰った感情だって事を知って感謝するって言う綺麗事だけどこっちも見て良かったなと思える作品でした。
そして、タイトル通りなんですが和音が野良犬に襲われる時の話は何だったんですか?
誰か教えて下さい(笑)
君愛→僕愛 両方観て謎が全て解けた
君愛を先に観てから僕愛を観ました。
今回の話は、暦が和音に恋をし、結婚に至り、夫婦生活をする話が中心です。
ある日、歳老いた和音に1通の手紙が届きます。別の並行世界の暦と結婚していない和音からでした。
和音と結婚していない暦は、遂にタイムシフト(時間移動)を成功させ、それが今回のメインストーリーだったのです。
子供の頃好きだった栞を事故から救い、和音も愛することができました。
唯一、暴漢に襲われた息子は助かりませんでしたが、全体的には幸せな気分に浸れました。
声優もダメ出しするほど違和感ありません。良質な作品です。
こちらのほうがボーイミーツガール要素は強い
本作は2つのバージョンがあり
個人的にはこちらを最後に観た
「君愛→僕愛」という順番です
君愛は僕愛の補完要素っぽい感じがするので
こちらのほうを先に観たほうがよいかも
ただ、この作品のほうがボーイミーツガール要素が強い
というよりも、結婚してから老人になるあたりまでも
しっかり描いているので、ボーイミーツガールと呼んでいいのかわからない
本作は和音がしっかりヒロインをしているように思う
ただ、最初の85番目の平行世界からきたとか
高校のときの告白を断った理由など
「犬から助けてくれた」という話の真相
そして、栞っぽい女の子がなぜ逃げていったのか
本作を2つのバージョンを見てもわかないところが多い
ここら辺は原作を見ればわかるのか?
基本的にこの作品は穏やかにストーリーが進んでいく
唯一のハプニングは通り魔関連くらいかな
(この作品の話では平行世界のなかで平穏な世界らしい)
ちなみに結婚式のときデバイスを外したのは
平行世界の和音でも愛すという決意だったのかな?
「君愛」と「僕愛」と二つともみると
同じようなシーンを使いまわしているように感じるし
「君愛」のダイジェストシーンを見ると
作画の違いがはっきり分かってしまう
片方だけ見る人に対してわかりやすくしているとは思うが
見る順番によって印象が変わることを売りにしているのはコンセプトとしてよいと思う
個人的には映画を観るのなら2つとも見てほしいが
時間とかお金とかの問題でキツイし
そこそこSF要素が強いので他人には勧めにくい
2つで星4つです
余談だが「君愛」「僕愛」の作品は
「ジェネリック新海誠」のアニメ映画作品リストに載っていてネットで話題になっていたが
人生を長いスパンで描いていて、SF要素が強いように思うので
ボーイミーツガールとして見てよいのかなと思う
"声優"を馬鹿にするのも大概にしてくれ
まだこの作品を観ていない方も、PVを観ただけで"声優"に素人を充てていることは明確にわかると思われる。
脚本や音響、演出などについて、褒めるに値するか否か疑義のある部分は多少なりともあったが、何よりも声優のキャスティングがこの作品を壊していることは明白である。
この作品に限った話ではないが、アニメーション作品に声を充てるというのがどれだけ難しく、ゆえに鍛錬を積んだプロに任せるべきであることを理解していないスタッフ陣には怒りさえ覚える。なお、結果的に"声優"としてキャスティングされたモデルや俳優が、慣れない仕事に対して懸命に努力したことは評価できるし、彼らに責任を擦りつけるつもりは一切ないことはここで言及しておきたい。
責めるべきは、アニメーション作品の売上のために、著名なモデルやアイドル、人気俳優を前面に出すことしか考えていないスタッフ陣である。作品自体の質を上げず、出演するモデルやアイドル等のファンを頼りに売り上げを伸ばすのは、この日本におけるアニメーション界隈でよく見られる光景ではある。そして本作品も例に違わない作品であることが残念で仕方ない。
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