僕が愛したすべての君へのレビュー・感想・評価
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一本だけしか観る時間がないならこちらが良い
2本の映画の連作で、どちらを先に観るかで感動が変わるという宣伝の仕方をしていたが、僕はこちらを先に観た。でも、もう1つの『君を愛したひとりの僕へ』を先に観る方が王道の見方かなと思った。
こちらのストーリーが明白な結末を持っていて、ラストシーンのやり取りは、もう一作を先に観ていたほうが明らかに意味がわかりやすい。それでも、本作は一本の作品としてきちんと完成されているので、もし一本しか観る時間がないという人がいたら、こっちを観た方がいいと思う。
ふとした物忘れの瞬間などは、並行世界の自分と入れ替わっているというのは、面白い発想だと思う。並行世界論などは、SF的なギミックとして物語で登場する。この作品もふんだんにSF要素があるが、もっと日常生活レベルに並行世界が存在する感覚として落とし込んでいるのが新鮮。
何人も自分がいる可能性を示唆する鏡を使った演出も巧みだった。
わずかな出番で強烈な説得力ある芝居を聞かせてくれた平野文さんはすごい。
何となく老後が楽しみになるよう
採点3.8
思っていたよりSF要素が深い。
並行世界から始まりパラレルシフトなど
同じシーンを観たような、観ていないような不思議な感覚になります。
そして観ている側も、今どこにいるのか分からなくなる感じ。
あとこの並行世界、日常レベルの位置に設定しているのが面白かったですね。
アクアマリンやビールの件も本当よく出来てると思いました。
あと順番ですが、「君愛」から「僕愛」へと鑑賞しました。
どっちが先に観るのが正しいのかわからないのですが、自分にはこっちがしっくりきましたね。
何となく老後が楽しみになるような、未来への暖かい物語でした。
これは実写の方が良かったのでは?
アマプラで連作2本観ました。「君」の方から観たので順当だったと思いますがもっと2本がリンクしててもよかったのではと思いました。“リンク”が使い回しという意味では無くて。それは原作がこうなってるなら仕方ないと思いますが一つのアイデアだけで同じものを2本作るのはちょっと芸が足りないかな。もっと視点を変えたら面白く出来たのに。
タツノコプロの60年記念作品との事ですので当然アニメなんですが、この内容なら実写で作った方が伝わり易かったかなと思います。でなければせめて声優を使った方が良かったと思いました。
ストーリーは素敵です
「君を愛したひとりの僕へ」と一緒に観ると、すごく楽しめます。愛についてちょっと考えさせられるストーリーになっていて、誰の視点で見るかでも面白かったです。
プロの声優さんっていう職業は凄い才能と技術を持っていて、映画を普段見ていて気付かないけど、映画を構成する重要な要素だと改めて教えてくれる作品です。
セリフがこの映画の良さを台無しにしていてとても残念でした。声優さんが違ったらもっとヒットしていたと思いました。
僕愛を先に見るべき
公式が推奨している僕愛▶君愛の流れの方が話がすごく納得できると思います。
逆から見ると本当に話が納得できないと思います。(自分はできませんでした笑)
1本の映画としての完成度はすごくいいと思うのですが2本も見る時間がないという方は君愛を見るべきだと思います!
泣ける純愛映画見たい方にはオススメです👍🏻 ̖́-
おそらく
栞と暦のもう一つの作品を観ればより作品世界が理解できてしっくりきて楽しめるのだろう。まだ観てないから栞の存在が浮いてしまって邪魔にすら思えた。
最後はじいさんになった暦が言うからより説得力があるがすべての可能性を含めての人生を愛せるまでの境地だったのだなと思った。
タイムシフトとか平行世界とかはわかるつもりだったけど、今誰の意識がそこにあるのかとかがなんかよーわからない感じで自分の頭の悪さを感じたがもしかすると映画を観てる途中で自分もどっかの平行世界と入れ代わっていたのかもしれない。だからだ。イラつくー!
オススメの鑑賞順
「君が」→「僕が」の順で鑑賞。
この順番で鑑賞すると「僕が」が非常につまらないです。
「君が」でほぼストリーは語られており、少ない「僕が」独自のエピソードは盛り上がりません。
「僕が」だけの鑑賞だとSF要素の必要性もあまり感じません。
「君が」「僕が」で対比させる以外の目的で同じシーンを使い回すのは本当にやめてもらいたかったです。
ただし、「僕が」のラストは「君が」を補完していて、「僕が」を先に見ると「君が」がつまらなくなります。
オンデマンドなどで気軽に鑑賞できる方は、「僕が」を1時間15分あたりまで鑑賞し(ラストで「君が」と並行世界が交差しそうになったらストップ)、「君が」を監視。「僕が」に戻るのが一番楽しめるかと思います。
和音最高‼️
2作品連続で観るのはしんどいので感覚空けて鑑賞終了‼️。
面白かった😆こういうSFみたいなパラレルやタイムシフトみたいな話しは私の中では好きな種類に入るからめっちゃ良い😭(ちなみにシリーズ物で過去作の人がサプライズで出るみたいなのもめっちゃ好き)。
この並行世界の話が主だからわからない人には難しく感じてしまうかも❓🤔、でも物語だから許してね。
両方で書くのはしんどいし、amazon primeでの鑑賞だから書く気なかったけどめっちゃ感動したから好きな方にレビューします(笑)。
断然「僕愛」(青)が良い‼️和音はどちらの世界でも可愛くて素敵です😆。
赤の世界では結ばれないけどそれとは違う「愛」を暦に抱いておりそれはそれで切ない😢、けど青の世界では結ばれ幸せそうな老後生活の中、あと数年か数ヶ月で最愛の人が死ぬかもしれないほどの時に送り出す和音も、すごく切ないものがあり涙が…😢。
栞も良かったけど私は断然和音派❗️です(笑)。
観る順番はどちらからでも確かに良いかも❓
私は「青」→「赤」で鑑賞、「青」の後半部分が赤を見ると解決するから「赤」からか❓とも思うが「青」のラストを観てから「赤」のラストで「えっ‼️」みたいな感覚になるのもすごく楽しい😆。
だからどちらから観ても有り何だけど私の見方がオススメはオススメです👍。
「君を愛したひとりの僕へ」と見る順番で結末の印象が変わると話題を呼...
「君を愛したひとりの僕へ」と見る順番で結末の印象が変わると話題を呼んだ映画。こちらを先に観たけど、後から観た方がわかりやすかったかなと思った。
並行世界とのパラレルシフトが起こるので、時折困惑してしまうが、ストーリー的にはおもしろかった。声優陣がキャラと合っていない感じがして残念。
二つの作品があることを知らなかった…
並行世界 パラレルワールド これを物語にするには、二つの作品にしなければ伝わりにくい。
そうだったのか… 思わず唸ってしまった。
「君の愛したひとりの僕へ」 何も知らずにこれを見て、表現の甘さと意味不明のことに評価ができずにいたが、この「僕が愛したすべての君へ」で謎が解決した。
誰かが書いていたレビューに、この僕愛のことを知って、慌てるように探し出して見た。
単刀直入の感想は、私も他人の幸せを本気で喜べるほど、自分が幸せに生きたいと思った。
君愛でクローズアップされるのが、しおりだ。その観点において和音は置いてきぼりで悲しさが残る。
しかしこの僕愛では、並行世界そのものが存在する前提が世界の常識で、考え方もそれに準じている。この現実とは少し違う近未来的な世界だ。
君愛との決定的違いは、虚質=意識 という意味で、目に見えない領域で起きているのは、個体の移動ではなく、意識の入れ替わりのことをいうことを明確化している点だ。
そしてその世界をタイムマシンのように任意で移動できるオプションも試験段階だ。
この作品での大きな出来事は、異常者による息子の死。この出来事によって、生き延びた息子と死んだ息子が並行世界として存在してしまった。
和音は法律を破ってまでオプションを使い、生きている息子の世界に行くことを決意。
この作品の一番の考察ポイント【「0.00」ではない「この人」】
最後に和音が並行世界の和音によって書いた手紙を読むことで、この二つの物語が一つになる。
より詳細に並行世界の考察がなされた僕愛。暦の7歳の時の選択がこの二つの物語を生んだ。
息子が死んだ世界の和江は、暦が死ぬ間際に合わせてユーレイになってしまったしおりを救いに行く。あの交差点で。
そこに幸せでいた暦が、IP端末の覚えのないスケジュールによって呼び出され、薬を落として拾ってくれたおばあさんに名前を聞く。「名乗るほどのものではありません」
まぎれもなく幸せに生き続けたしおりが、同じ世界にいたのだ。
実際、この世界もすべてが完璧なのかもしれない。パラレルワールドは存在し、それは選択によって起き、今の心の持ちようが別のパラレルワールドへの入り口だ。それは決して数値ででるようなものではなく、距離など無関係だ。無関係だが、ワームホールのように近道で行ける。
そう、考え方を変えるのだ。気分の悪い考え方から、いい気分になれる考え方を心がけることで、ずっと変わらなかった世界を、幸せに満ち溢れさせるものへと変えることができる。
私は、他人の幸せを本気で喜べるほど、私が幸せになりたい。
この作品を見て本当にそう思った。
“安っぽい日々を送ろうね 下らない話をしようね 乾涸びた朝を重ねては 幸せだと笑おうね”
“どの世界の君にも、きっとまた恋をする”
僕愛と君愛、観る順番で結末が大きく変わるふたつのラブストーリー。
賛否両論ありそうだけど、俺は好き。
虚質科学という難解なワードと声の演技だけもう少しなんとかなれば。
物語の始まりから伏線が張られてて、今作だけでは回収されない。
最後もよくわからないんだけど、君愛を観ると実は…
ちなみに、野良犬から助けてくれたというエピソードも君愛を観ると解決します。
耳が赤くなるのは0の世界の和音ってことなのかな?
細かいところにもいろいろな描写があったりするから考察が捗りそう。
ストーリーも感動するけど、何より音楽が素晴らしい。
僕愛は須田景凪の「雲を恋う」。
映画にも合ってる。
映画としての完成度が高いのはコチラ
君愛は世界観をしっかり説明している。
その上でコチラを観ればストーリー展開がよく分かる。ストーリーの展開、観終わったあとの納得感、映画としての完成度が高いのは僕愛。
僕愛だけ観てもそれなりに楽しめるが、ラストの意味が多分よく分からないのでは。
でも、これ一つに出来なかったのかな?
使用しているシーンは7〜8割被っていたような。。
2作セットのうち、こちらを先に観た。 母親が、亡くなった息子に会う...
2作セットのうち、こちらを先に観た。
母親が、亡くなった息子に会うためにルールを破って並行世界にやってきたくだりは泣けた。
ただ、「交差点の幽霊」については簡単にしか描かれていないので、主人公の少年がなぜ必死に研究していたのかが今一つ伝わってこなかった。
しかしながら何となくいい雰囲気のエンディングにはなっている。
ニコイチの穴埋め編
こちらのヒロインは和音。
IP端末の疑問とかはこちらを見て分かったんだけど、息子を亡くした方の和音が来ている時、こちらの和音ってどうなってんだ?(それは全編のパラレルシフト全部だけど)
暦の特殊能力によるシフトと言うファンタジーものにしていればまだ良かったのかもしれないけど、科学としてパラレルシフトが実証されている世界で、なんで暦だけが好き勝手に動いてんだ?って疑問。「君を愛した~」で暦が相性が良いからって言われたけど、こちらでは和音が「違うパラレルから来た」と嘘を付く位には浸透しているだろうから、みんな好き勝手にやってそう。
「君を愛した~」の出だしで、パラレルワールドは「朝食にご飯かパンを食べたかの違い程度」って言ってたけど、もはや全然違う世界になってる。ドラえもんだったらタイムパトロールが移動を取り締まるレベル。
これって、同時期上映では有るけど二本立てと言うワケでは無いんだよねぇ?一本見て分からんから、もう一本も見よう作戦なんだろうけど・・・・・レンタルでクーポン使って旧作料金だから良かったけど、映画館でもう一本見ようとは思えないな。100分前後の作品を二本、しかも共通した場面多々。一本でまとめようよ。
パラレルワールドでも君が好きと伝えたい! 一途な愛♥
人生で選ぶ選択肢、星の数ほど選ぶ道が
枝分かれしていたとしても、暦と和音は
出会うことが定めれていたように見えました。
2人の純粋な恋は、アクアマリンの宝石のような煌めきを感じました。
こちらの並行世界はハートフルなラブストーリー
『君を愛したひとりの僕へ』と2作同時公開が話題になったアニメーション。
直接的な続編ではなく、どちらを先に見るかで結末が変わるという何か“仕掛け”が。
『イニシエーション・ラブ』みたいなトリッキーなどんでん返しと思いきや、これ、今流行りの“アレ”じゃん!
両親が離婚し、母親に引き取られた暦。祖父母のお屋敷のような広い家で暮らす。
やがて祖父が死去。その直前、祖父と喧嘩をしてしまい、後悔が残り…。
そんな暦に不思議な現象が。全く同じだけど、何処か違う…。そこは、父に引き取られ、祖父が死んでいない“別世界”だった…。
本作は“パラレル・ワールド”。厳密にパラレル・ワールドとマルチバースは似て非なるが、“もし、あの時…”とか“別の世界の別の自分”とか、概要はほぼ同等。
母に引き取られた本作と父に引き取られた『君を愛したひとりの僕へ』の、2つのパラレル・ワールドを2作で展開するというユニークな試み。
両作共リンクしており、『君を愛したひとりの僕へ』に繋がるであろうシーンや伏線も。
それは両作見た時に触れるとして、本作は本作としての感想を。
このパラレル・ワールドは“並行世界”と呼ばれ、存在がある程度知られている。
暦の父も並行世界を研究する機関に勤めており、後々それを個人で認知する機器も。(腕時計みたいなアイテム)
なので、「ここは何処!?」みたいなよくあるリアクションではなく、暦も初めて並行世界に行った時、冷静に把握。
それが暦の初めての並行世界体験。再び並行世界と交わる時が…。
高校生となり、成績はトップの優等生だが、それ故いつも独り…。
そんなある日突然、同じく優等生の女子、和音が声を掛けてくる。しかも、「暦」と呼び捨てで。
びっくり戸惑うが、彼女は“85の並行世界”から来た別の和音。その世界では暦と和音は恋人同士らしい。
以来、和音の事が気になり始める暦。ちゃんと元の世界に戻れたか、いやそれ以上としても。
ある時声を掛けてみたら、この世界の和音…と思いきや、思わぬ事実。
いつしか暦は和音に惹かれ、何度もアタックするも…。
メインはボーイ・ミーツ・ガール・ラブストーリー。
平凡な男子とクールな女子。
なかなか成就しない。
高校~大学~就職も同じ。就職先は暦の父が勤めるパラレル・ワールドの研究機関。
若い頭脳がぶつかり合い、切磋琢磨して画期的な成果も上げる。
そんな時、遂にやっと付き合う事に。
仕事もプライベートも順調。
やがて結婚。息子も産まれる。
幸せで穏やかな日々が続いていたある日、事件と再び平行世界が…。
家族で見に行った花火。
その会場で、一人の男がナイフを振り回して暴れる。
あわや息子に魔の手が掛かろうとした時、暦が守る。
惨事は免れたが、以来和音が息子を外出させないなど神経質に。
事件のショック…と思われたが、パラレル・ワールドのイレギュラーが絡む。
息子を連れて姿を消した和音。
居所を突き止めた暦は…。
今目の前にいる和音は、並行世界の和音。
その世界では、あの事件で息子は亡くなり…。
それを受け入れられず、息子を連れ去ろうともしていた和音だが、息子からの言葉と自らの過ちを認める。
並行世界の和音は自分の世界へ帰る。
その世界で罪に問われ、息子をも亡くし…。
あの時違っていれば、自分たちがそうなっていたかもしれない。
誰が責められようか。
彼らは自分たちなのだ。
息子も成人し結婚し、孫も産まれる。
老境に。暦に余命が告げられる。
そんな人生最後を前にしたある日…
謎のシグナル。また平行世界か…?
シグナルが示す場所へ赴く暦。
そこで出会ったのは…
暦と和音の人生とラブストーリーを主軸に、パラレル・ワールドが幾度も交差する。
それがなかなか鮮やかだったり、なかなか複雑だったり。
個人的には、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』よりこちらの方が頭を使った。
でも、ハートフルな物語だ。
終盤の老暦の台詞。タイトルそのものを代弁。
並行世界の和音の手紙。
交差点の謎の少女。
出会った初老の女性。
あちら(『君を愛したひとりの僕へ』)ではどんな運命が待ち受けているのか…?
僕が愛するか君を愛するか
私はまず、こちらの「僕が愛したすべての君へ」からの鑑賞になりました。訳あって公開時間が少なく僕愛〜君愛でしたが、順番的に素晴らしく良かったです。
まずこの作品2作品に言える事として
並行世界がいくらあったとして必ず誰かを失ってしまうし辛くなるという事を知った。
それ+虚質科学・パラレルシフトについての説明が少し不十分かなと思いましたが、こればっかりは小説読んでより理解したいと考えます。
では、僕愛の感想ですが瀧川和音のような凛としてサバサバしている性格の方が好きなのかもしれない。
こちらの世界の暦は、気弱で覇気のない少年ではあったがそれが85番目の世界から来た和音からしたらそりゃ気に食わないだろうね。嘘である。それもこれも和音の嘘であったのだ笑
暦と和音の関係は良好でありお互いに同じ研究所で働いていたがおじとおばになった2人の元に見知らぬメールが届く・・・これがまさか君愛の話に繋がるとは思わなかった┐(´д`)┌ヤレヤレやられたぜ笑
伏線の回収上手すぎましたね。まぁ大まかな事はこれくらいにします(ぶっちゃけ時間経って話忘れたところあるのでまた小説読んだ後に追記書きますm(*_ _)m
「僕愛」「君愛」両方見たうえで同じ感想を書こうと思います。 良作で...
「僕愛」「君愛」両方見たうえで同じ感想を書こうと思います。
良作でした。
どちらの結末も少なくとも見た瞬間には心に残るものでした。
ただやはり、「どちらか」で腹をくくるべきだったと思います。
「どちらから観てもいいですよ」という作りをしているのは分かりましたが、「どちらかを観ないでいい」という作り方はしていない。
それが誠実な作り方なのか? というのに少し疑問を覚えます。
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